へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

苦渋の決断    その2

2016年05月25日 23時47分20秒 | 毒舌(皮肉)
オバマ大統領が広島を訪れることで、広島、長崎への原爆の投下の是非が話題になっているが・・・・。


日本では圧倒的に批判の声が多いが、アメリカではその逆だと言う。




歴史には「たら、れば、はない」などとよく言うが、ここで「広島、長崎に原爆が投下されなかったら」と言う仮定で考えてみたい。

広島、長崎に原爆が投下されなかったとしたら・・・・。

当たり前の話ではあるが、被爆者は存在しない。

原爆投下の是非を問う問題も起きない。


が・・・・。

それで問題は解決するのであろうか?。

原爆が投下されなければされないで、また新たな問題が発生する。


あのころ私はまだ3歳だったので、何も知らずに育っていたが、多分今こうして生きていることはなかったであろう。

そう、当時の日本では「最後の一兵まで」「本土決戦」「一億玉砕」とまで言われていて、本土決戦では「竹やり」でアメリカ軍に挑もうなどと、全く持って愚かな事を考えていたのだから。


そして・・・・。

北からはソ連軍が押し寄せてきていた。

中国大陸では中国軍も勢いを増していた。

B-29による「じゅうたん爆撃」も続いていたであろう。


正に「四面楚歌」と同じような状態である。


このように考えてみると・・・・。



広島、長崎への原爆投下によって敗戦を認めざるを得なくなったのだから、原爆の投下がなかったとしたら・・・・。

日本と言う国自体が消滅していたかもしれないのである。


消滅しないまでも、北海道にソ連軍が上陸していたら・・・・。

「米・ソ・中・英」4カ国による「日本の分割統治」と言うことも考えられていた。



4カ国による分割統治をされていたとしたら・・・・。

日本の独立は無理だったのでは?。



アメリカとすれば、正に「苦渋の決断」だったのであろう。




まだつづきます。


それではまた改めて。



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