へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

豚もおだてりゃ木に登る   5

2022年11月06日 04時09分12秒 | 毒舌(皮肉)

 

戦後も貧しい生活も朝鮮戦争の勃発により「戦争特需」が発生し、日本は貧困生活から脱出。

そして「高度成長期」を迎えるが・・・・。

景気には波がつきもので、右肩上がりで成長をしている時は良いが、永久に右肩上がりなどありえないことで、波の谷間に入り込むことも。

そうすると・・・・。

国の財源である「税収」も落ち込む。

税収が減ったらどうするか。

これは一般家庭でも同じである。

会社の業績が悪くなればその分給料も減る。

給料が減れば、その分は預金を切り崩すか、買い物を控える。

買い物を控えれば・・・・。

子供たちからは文句が出る。

国の税収が減ると翌年度の予算編成が難しくなり、国民からは文句が出る。

国民から文句が多くなると・・・・。

政権政党の支持率が下がる。

しかし、財源がなくては国民の期待には答えられない。

そこで・・・・。

窮余の策として「国債の発行」という禁断の木の実に手を出したのである。

一部には「国債発行は麻薬と同じで、手を出すべきではない」という意見もあったらしいが、結局は国債の発行という禁じ手を使うことに。

国債とは言うが、その正体は「国の借金」である。

返すあてのある借金なら良いが、そのあてはない。

ちなみに、返す充てのない借金(国債発行)は今どのくらいあるのか。

新型コロナの話題ばかりに気を取られていて「赤字国債」という言葉もあまり聞かなくなったが、今では「1250兆円」という膨大な額になっているらしい。

1250兆円。

国民一人当たり「1000万円」の借金を抱えているのと同じなのだが・・・・。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豚もおだてりゃ木の登る   4 | トップ | 553兆円   追記です »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

毒舌(皮肉)」カテゴリの最新記事