へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

梅酒と梅干

2017年06月02日 23時21分07秒 | ブログのお題に関連すること
かつては梅酒をよく作ったものだが・・・・。

家に実付きの良い梅が2本あって、毎年沢山の梅の実が収穫できた。

なので、それを使って梅酒を作るのです。

毎年20キロ近く採れるので、半分くらいは梅酒に。

が、その梅も不手際で枯らしてしまい、それ以来あまり作らなくなってしまった。

その後も時折作ることはあるが、かつてとは違い、作るだけであまり飲まない。

おかげで、在庫は結構あるかも。

「20年もの」も残っているはず。



が、梅干しは作ったことがない。

昔は美味しい梅干しが手に入ったのでよく食べたが、次第に食べなくなってしまった。


美味しい梅干し。

たぶん今は手に入らないか、手に入ってもかなり高価なものになるはず。

と言うのも、今から半世紀以上も前の事で、その梅干し。

紀州産の大粒の完熟した梅を使い、作った翌年に木の樽に詰め、それをさらに倉庫で2年熟成させる。

で、当時は今と違い、塩分濃度は「20%」である。

が、その梅干し。

20%と言う塩分濃度を全く感じさせないまろやかな塩味。

果肉もとろけるように柔らかく、2つ3つとつい食べてしまうほど。

そして、熟成の過程でできる液もこれまた美味なのである。

見た目は蜂蜜そっくり。

が、塩分濃度は20%である。

しかし・・・・。

塩辛さはほとんど感じない。


そう、3年も熟成されているので、塩の角が取れて、塩辛さをあまり感じなくなってしまうのです。

正直な話、最近の梅干しはしょっぱいだけで美味しくない。

塩分濃度は低くなっているのに、何とも不思議な話です。


話は余談になるが、この前100均で買った安い梅干しの方が昔の味に近いかも。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 突然大雨が・・・・ | トップ | 梅雨寒? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ブログのお題に関連すること」カテゴリの最新記事