へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

オカヤドカリ  2度目の冬支度

2007年10月03日 04時20分29秒 | Weblog
早いもので、オカヤドカリを飼育し始めて1年半が経とうとしています。
1年前の今頃は、冬越しの準備に頭を悩ませていました。
ネットで調べても、「イマイチ」ぱっとしません。
????、と言う情報が大半です。
多くの情報は、「古い情報の受け売り」的なものが殆ど。
中には、「単なる推測」に基ずいた情報さえありました。
仕方なく、得意の生物学的観点から、独自の方法を考えました。
温度と湿度を高くするのは、結露を招き、結果としてカビの発生、雑菌の増殖など、衛生上に問題が起きます。
そこで、砂をドライに近い状態にして、空中湿度も低めにする。
可能な限り、容器内の空気を流動させる。
こうする事によって、結露が減り、カビの発生や雑菌の繁殖を減らす事が出来ました。
湿度に関しては、一般に、「低いと(乾燥すると)@が干乾びて死ぬ」と言われていますが、その様な事はありません。
今年の夏、室温36度、湿度40%以下と言う状態でも、@たちは活発に動き回っていました。
新鮮な飲み水があれば、少々湿度が低くても問題は無いのです。
初期の頃の飼育者が、その事に気付かず「@は乾燥すると干乾びて死ぬ」と言う事になったのでしょう。
私の考えでは、@が死ぬ主な原因は、流通過程や店頭での管理の悪さから、非衛生な状態の中で細菌に感染し、その後、「悪化して死ぬ」と言うのが真相のように思います。
砂が過湿な状態で湿度も高ければ、危険は増大するでしょう。
さて、私が言うところの「ドライに近いウエット」とは。
砂は、洗って水を切った状態では固まっています。
しかし、乾燥が進むにつれて、少しずつほぐれてきます。
この、「ほぐれて少しサラサラして来た位の状態」を「ドライに近いウエット」とよんでいるのです。
「湿ってはいるが手にも付かない」と言う状態です。
次に、温度についても少し触れて見ます。
10度以下では、飼育は不可能でしょう。
15度でも、死ぬ事は無いでしょうが、注意が必要だと思います。
20度あれば「安全領域」と言えそうですが、動きは良くありません。
25度になると、動きも活発になります。
30度では、更に活発になります。
一部で、「30度以上は危険だ」と言う話も有るようですが、南国生まれの@は問題外でしょう。
我が家の@は、この夏、36度でも元気だったところを見ると、短時間であれば40度位までは耐えられるのではないだろうか?。
無理に其処まで上げる必要はありません。
ただ、「密閉状態で湿度が高い」場合は解りません。
私の場合、夏場は開放型に近く、湿度対策は何もしていません。
全て、自然任せにしています。
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