へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

嵐を呼ぶ男

2009年02月14日 04時11分12秒 | Weblog
石原裕次郎のことではない、麻生総理の「郵政民営化には反対だった」と言う発言に突然姿を現した「小泉元総理」のことである。
今でも大きな影響力を持つ小泉元総理の発言が与党の中に大きな波風を立てているのだが、「郵政民営化を成し遂げたので身を引く」と言って身を隠した御仁が、「いまさら何を言う!」と言いたい。
そもそも、麻生総理が誕生した原因は、郵政民営化だけに力を注ぎ「後の人材を育てず、郵政民営化しか眼中になかった小泉元総理の先見の明の無さ」にもあるはずである。
急速な景気後退局面で表面化した「雇用不安」に対する政府の無策ぶりが問題になっているのだが、小泉政権時代に一体誰が予想していたのであろうか・・・・。
私だって全く予想が出来なかったのだが、これは、私どころか「世界中が予測不可能」なことで、空前のオイルマネーで沸きかえり、1000Mを越す世界一の高層ビルの建設を計画した中東のドバイでさえ大変な状況に追い込まれているのである。
「国際化」「グローバル化」などと言う掛け声ばかり耳にするのだが、現実の世界は何時までたっても日本人から「島国根性」が抜けず「井の中の蛙大海を知らず」なのである。
ただ、今回の小泉元総理の発言による波風も、所詮は「井の中の波風」に過ぎず、嵐と呼ぶほどのものでもないのだろうが、もともと沈みかけている「麻生丸」を沈没させる程度の威力はあるかもしれない。
こうなれば「最後の手段」として「一度民主党に政権を担わせる」と言うことも必要なのかもしれない。
口でいくら危険性を説明しても「身をもって体験する」と言うことにはかなわないのであるが、くれぐれも「後悔は先に立たない」と言うことを忘れてはならない。
コメント
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