陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

碓氷川釣行 8 天を仰ぐ

2008-08-23 19:42:30 | 釣行記 碓氷川編
また、碓氷川に行ってきました。
写真でお分かりになるでしょうか?
水の中に所々見える、緑色の部分ですが、
川底には青ノロが大量に付着してしまっています。
おまけに石の表面は、白いヌルに覆われています。
水が少ない訳でもないし、日照りばかりが続いている訳でもないのに、何ででしょうね?
いつもいつも泥水が流されたり、ベントナイトが流されたり、
そして、碓氷川流域では下水道設備も整っていませんから、
こうなるのも当たり前かもしれませんが・・・。
条件は悪いですね。

朝6時過ぎ、釣り開始です。
いや、寒いのなんの。
レインウエアーを着ているのにも関わらず、震えが来るほどです。
水も冷たくて、ウエットタイツを履いてきたことが悔やまれます。
入渓点から、まずは下流へ下っていきますが、全くアタリません。
そして、ある大場所へ。
第一投、キュンキュンと小気味良いアタリを捉えると、
ブワッとくる感じの、大物独特の感触が伝わってきます。
そして、奴はいきなり水面に姿を出しました。
「デ、デケェ!!」「ヤマメ!!」
40センチどころではありません。
そして、反転。
竿が軽くなってしまいます。
針のチモトでハリスが切れてしまいました。
気を取り直して、第二投。
また来ました。
姿を現したのは、先ほどのよりは大分小さいが、35センチは優にあります。
でも今度は余裕で、やり取り。
完全に浮いた時点で、流れを横切らせ寄せてきます。
でも、そこは激流だった。
またもや流芯で、竿が軽くなってしまいます。
またまた、チモトでハリス切れ。
ハリスの結び方が悪かったのか、それともたまたま掛かりどころが悪かったのか?
二回もこんな事を続けてしまうとは!!
あ~、俺は何やってんだよ!!
思わず天を仰いで、「クソッ」と大声を上げてしまいました。
ちょっと5分ほどは動けませんでしたが、第三投。
おっと、また来た。
しかし、重量感はあるものの、動きがノタッとした感じです。
やっぱりね、こいつはニジマスでした。
胸鰭は無いものの、尾鰭は綺麗で、良く太っています。
でも、先にバラした二匹と比べれば、余裕、余裕。


ニジマス 38センチ

さすがに三投連続で魚を掛けたので、その後は続かず、
後ろ髪を引かれる思いで、その場を去ります。

そして今度は、上流へ釣り歩いていきます。
ヤマメは、ポツリポツリと釣れてくれます。
大型は出ませんが、綺麗な魚ばかりです。
また大型をと、力が入りますが、雨が本降りになってきて、
増水すれば、渉ってきた場所を戻れなくなりそうなので、11時過ぎ納竿とします。

ヤマメは、こんな感じです。


水は良くない、冷たい雨、寒さと、悪条件の中、
良く釣れてくれたと思います。
それに何より、大物連発(バラシはしたが)で楽しませてくれました。
まぁ、楽しいと言うより、悔しさばかりが先に立ってしまいますが・・・。
碓氷川で大物連発なんて、もしかして夢でも見ていたのかも?
そうだそうだ、きっと夢だったんだ。
そう思えば、悔しさも紛れるんですがね・・・。

釣果

  ニジマス 38センチ
  ヤマメ  22~26センチ 5匹










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