陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

碓氷川 第6戦 ドラマ番外編 仕事帰りの1本

2011-05-13 19:57:11 | 釣行記 碓氷川編

例年ならば、今の時期に早く帰れる事は無いのだが、今年は震災の影響を受けて残業することが減っています。

久しぶりに、17時に仕事が終わったねぇ。思わずニヤリ。

ならば、この増水の機会を狙わない手は無いんじゃない?

腰と背中の痛みも、少し楽になっているしね(血尿は止まらないのですが)。

急いで自宅に戻り竿を積んで、向かっちゃいました。

碓氷川へと・・・。

1回、2回と川を渡り、狙いを付けたポイントへと、まっしぐら。

暗くなってしまうと、帰りの渡渉が危なくなってしまうので、竿を振る時間は精々20~30分。

振り始めから度々アタるが、アブラハヤばかり。

かなり流れの強い所を流しているのに。

「う~ん、入っていないのかなぁ?」

上を見て、「あの流れか?」

ちょっとばかり浅過ぎ、流れも強すぎる気がしたが、もしかして?

この時、道糸は0.5号、ハリスも0.5号を8の時結びのチワワで連結していた。

ここで、ちょっと閃きが・・・。

ハリスだけを0.6号に上げる。

引っ張り強度が上がることも間違いないのだが、餌の流れ方も当然変わる。

何となく、直感でハリスを交換した直後の1投目。

ココココ~ンと、来ちゃいました。

すかさず合わせを入れると、初めは魚も戸惑っていたのか、あまり動かない。

「あまり大きくないのかな?」

と、思った瞬間、物凄いスピードで一気に下に走りだした。

おぼつかない足で、バタバタと魚と一緒に20mほども下り、何とか最初の走りを凌いだ。

そして、静かに耐えながら、徐々に後ろへ下がり浅瀬へ誘導。

タモに入ったヤマメは、32センチ。

いい相手だった。

強く、そして、とても綺麗な1匹に感激。

だが、今日のドラマは、先日の続きではなく、番外編だ。

先日、大物をバラシた場所は、夕方の短時間では行けない場所だから。

水面に全身をさらけ出したアイツは、今日の32センチと比べても、一回り、いや、二回りはデカかった。

「あの場所で、待っていてくれ」

そう呟いて、川を後にした。

 

こんな魚も釣れました。

 碓氷川では、ここ久しく顔を見たことが無かったヤマベ(オイカワ)

いなくなってしまったのかと思っていただけに、ちょっぴり嬉しい出会いでした。

 

竿    旬速本流H72

道糸  0.5号

ハリス 0.6号

ガン玉 3号

針    やまめ半スレ一番ヒネリ 8号

餌   黒川虫2匹掛け

 

釣果   ヤマメ 32センチ

 

 


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