釣行初日、東伊豆まで6時間程のドライブ(早かった)。
風向き、波の状況を見ながら釣り場を選んでいくとなると、7時間、8時間と車を走らせる事になる。
ドライブと言うには余りにも遠く、満足な体でも無いのに、何で無理をしてそこまでするのかと、いささか自嘲気味にまでなってしまう。
しかし、そこまで行かないとヒラスズキは居ないのだから仕方が無い。
夜通し車を走らせた結果、酷い血尿に見舞われて体は無理と言っているのだが・・・。
河津から稲取、熱川まで、こんな磯場や
左右に延々と続く、こんなゴロタ場を何箇所か釣り歩いてみた。
竿を振る時間よりも、寝る、休む、移動の時間の方が多かったんですけどね。
サラシの状況は良いのだが、ちょっとばかりピーカン過ぎるかな?
それに、群馬と比べて暑い。
シャツ一枚で汗ダクダク。
外仕事の人は、皆さんエアコンを掛けて車の中で休んでましたから。
反応があったのは、毎度お馴染みのグーフーちゃんだけ。
時折、鳥山が立ったり(200m位沖合だが)、ソーダかイナダらしき魚が小魚を追い掛け回す場面に遭遇するのだが、
ヒラスズキからの答えは返ってきませんでした。
朝マヅメは外してるし、夕方まで釣りを続ける元気もなかったので、こちらがギブアップしたんですけどね。
まっ、行って釣りをすることに意味があるのです。釣果は無くても・・・とは言いませんけども。
そんな訳で、初日早々釣りは終了となりました。
出発前は、二日目もヒラスズキを狙う予定でしたが、ちょっと体が無理っぽい。
ならば西伊豆まで戻っておくかと、取り敢えずは土肥の港まで。
飯を食ってプラプラして、着いたタイミングが良かった。
ちょうど、夕陽が落ちる時間でした。
もう少し赤く染まると、もっと綺麗なのだが、贅沢は言うまい。
久し振りに見る水平線に沈む太陽に、ちょっぴり感動の一瞬でした。
夕陽も見られた事だし、疲れを癒すかと、地元の人たちが集まる共同温泉へ。
手ぶらで行っちゃったんだけど、タオルばかりか石鹸まで貸して頂きました。
おばちゃん、ありがとうございました。
「こんばんは」「お先です」
そんな言葉が飛び交い、体ばかりか心までホッカホカ。
そして、18時頃には、すぐに眠りに就いたのでした。
翌日の事は何も考えずに。(二日目に続く・・・)
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