陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

30分に賭けて シーズン2本目の尺ヤマメ

2009-05-08 19:54:39 | 釣行記
30分だけ、釣りの出来る時間ができました。
夕まづめの30分、つまりそれ以上は暗くなってしまうので、出来ないというわけです。
シーズン中は休日以外、夕方に時間が出来るなんてことは、まずありません。
時間があっても、いつもいつも、近くに川があるわけでもありません。
滅多に無い機会を逃す手はない。とばかりに、釣り場へ急行します。
幸い、降り続いた雨で増水、しかし濁りは少なく、好条件です。
好条件とは言え、賭け状態の釣りであることは間違いありません。

しかし何となく、確信に近い状態があったのだと思います。
今回は時間が無いにも関わらず、デジカメを持参していました。

時間が無いので、車横付け状態のポイントに入ります。
大急ぎで河原に下りていき、まずは目の前の淵で数投。
アタリはありません。
そして、その上の水深30センチほどのガンガン瀬を、
「ここじゃぁ、いねぇだろうなぁ」と思いつつも、3回ほど流した時でした。
底石に仕掛けが噛まれそうになったのを、軽く竿を跳ね上げて浮かし、そして再び沈めた瞬間、
手元にククッククッと、僅かながらも魚からの手応えが。

合わせた瞬間に、これは良型だと分かりました。
ところが一瞬、竿先が軽くなってしまいます。
バレタか?
と思ったら、魚は足元に向かって泳いでいたのです。
そして再び竿に重みが乗った時、もうすでに流れの芯に入り込んでいました。
今度は下流に向かっての猛ダッシュ。
これがヤマメの特徴でしょう。
こちらも一緒に河原を走ります。
時々ローリングしながら、ギラリギラリと姿を見せます。
バレルなよと念じながらも、興奮のやり取り。
無事、タモに納めることができました。
33センチ、幅広で体高もある、パーマークの消えかけた見事な雌ヤマメです。

釣り開始から、僅か5分。
確信に近い状態があったとは言え、
竿が大きく絞り込まれた時には「まさか?」という気持ちがあったのも事実です。
しかし、まさか?が現実となりました。
暗くなるまで、もう少し時間はありそうでしたが、写真撮影後すぐに納竿としました。
夕まづめの、ほんの一時。
こんなに素晴らしい魚に巡り会えるなんて、何も言うことはありません。
まさに、至福の一時を過ごすことができました。。

う~ん、しかし、写真の撮り方が下手ですねぇ。
こちらにはセンスが無いようです。


竿 本流アマゴ抜き
道糸ハリス 0.5号通し
針 一番ヤマメ8号(最近のお気に入り)
ガン球 B
餌 ミミズ


釣果  ヤマメ 33センチ












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