陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

目の前を  デカかった

2009-08-01 18:50:45 | 釣行記
気が付いてみれば、もう8月。
渓流釣りの出来る期間も、残り僅かといった感じになってしまいました。
しかし、よく降ってくれます。

どこも増水、朝から行っても、多分釣りの出来る状態では無いだろうなと、ゆっくりと出陣。
安全に釣りの出来る所だけを、僅かな時間、竿を振りました。
竿出しから30分で、22,23センチと連続して釣れました。
型は小さいが、餌を沢山食っているようで、タップリと体高のあるヤマメでした。

デカかった、と言うのは、いつものようにデカイ魚をバラシタのではありません。
場所を変え河原を下っていくと、バシャン、ザブザブと、黒くて巨大な生物が・・・。
また遭遇してしまいました。
熊の方が、こちらの姿を先に察知して驚いたのでしょう。
きっと、こちらの向う、僅か前方の河原にいたのだと思います。
こちらは、下を注意して見ながら歩かないと石に躓いてしまいますから、
前方には殆ど目を向けていません。
全く気が付きませんでした。
気が付いた時には、自分の前方30m位先の川の中をザブザブと、巨大な熊が渡っていたのです。
いやぁ~、ビックリしました。
雨で増水した流れをものともせず渡っていく姿は、まさに野性そのものです。
すぐに、ベストの中のデジカメに手を伸ばしたのですが、
その時は川を渡りきり、草むらの中に入って見えなくなってしまいました。
撮影出来なかったのが残念と言えば残念です。
しかし、目の前でバッタリでなくて良かったですね。
相手は対岸ですから、慌てず騒がず、しかし、そそくさとその場を後にしました。

直後に雷が鳴り始め、今日の短い釣りが終わりました。


釣果 ヤマメ 22センチ 23センチ
   写真は撮ってません。






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