陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

雨の中の30分1本勝負 

2009-06-22 20:02:49 | 釣行記
32センチ
雨中、携帯での撮影なので、不鮮明ですが。


5月にも、同じようなことがありました。
夕方、少しだけ時間ができて、ギリギリ30分できるかどうかといった状況での釣りです。
ただ、前回は雨上がり後、今日は、朝から降り続いている雨の中での釣りなので、
かなり状況は違います。
お目当てのポイントへ行くには、瀬の中を数十メートル横切っていかねばなりません。
普段なら膝あたりまでのチャラ瀬ですが、今日は増水、濁りもあります。
時刻は、18時を回った頃。
身支度、仕掛けの準備、ポイントへの往復時間などで20分は必要。
渡渉しなければならない事を考えると、竿を振る時間は精々10分。
それ以上いたら、短時間とは言え更なる増水も考えられるし、危険な状況になってしまいます。

早々と準備を整え、ポイントへ向かいます。
チャラ瀬も、今日は股下くらいの早瀬になっています。
安全を確かめながら、無事に対岸へ。
そこからは、ポイントまで脇目も振らずに歩いていきます。
ポイントは、ガンガンの瀬の中。
ちょうど良い具合に見えた濁りですが、急瀬の中ではちょっと厳しいかなと思える濁りです。
「う~ん?」と思いつつも、仕掛けを振り込むこと2投目。
すぐに結果が出ました。
手応えで、すぐに尺越えだと分かります。
もう、バラシたくありません(先日からバラシ連発なので)
でも今日は大丈夫、針も大きくしてあります。
慎重になり過ぎず、強引になり過ぎずと、やり取りをしてタモ入れ成功。
幅広、肉厚。
パーマークの消えかかった雌ヤマメでした。
いや~しかし、いい引きをしてくれました。

すぐに竿を納めて帰途に着きます。
使った餌、ミミズ1匹。
投餌回数、2回。
速攻勝負でした。
釣り場へ向かう途中、今日のポイントに入るか、それとも他の場所へ入るか、
一瞬の躊躇がありましたが、こちらにして正解でした。


釣果  ヤマメ 32センチ


竿   本流アマゴ抜き
道糸  0.6号 
ハリス 0.6号
針   ガマカツ マス針7号
ガン球 2B

餌   極太ミミズ