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久し振りの感がある、利根川へ。
ちょっとばかり天気の行方が不安でしたが、とにかく行ってこようと強行しました。
やっぱり、良い流れの、良い川で竿を振らないでいると、ストレスが溜まりますからね。
朝一、水上(みなかみ)に入り、まずは何でもいいから魚の顔を見て、
次いで沼田まで下り、ヤマメの大型狙い。
その計画は、上手くいきました。
一つの、悔しい誤算を除いては・・・。
水量的には、多くも無く少なくも無くといった、ちょっと中途半端な水量ではありました。
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朝一、一投目。
コツッと小さなアタリが来ましたが、食い込みません。
二投目、何も無し。
三投目、、再びアタリ、アワセも上手くいきました。
30センチジャストのヤマメです。
手がデカイのか?写真の腕が悪いのか?
細く小さく見えていますが、かなり体高もあります。
まぁ、上手く写真を撮ろうと時間を割くよりも、
さっさとシャッターを押して釣りに戻るのが先ですから。
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そして、四投目。
また小さく、コツっとアタリ、ミミズが針の下から食いちぎられてきました。
五投目、グングンッとハッキリとしたアタリをアワセルと、これも結構な引きを見せます。
一匹目も抜いてしまいましたが、これも抜いてしまえっと、
空中にブリ上げ、タモで受けます。
これはイワナ、31センチありました。
さすがに、尺物のヤマメ、イワナ、ズシンって感じでタモに飛び込んできますね。
六投目、目印に変化は無し。
七投目、また来ました。
が、これは28センチのニジマス。
そして、すぐに28センチのイワナを追加。
なんと、朝の10投で良型ばかり4匹も釣れてしまいました。
その後、30分くらいやって、沼田に移動することにしました。
多分、粘れば、その場所の前後で何匹かを追加出来たと思います。
4匹を釣った後にも、数回のアタリはありましたので。
そして、移動した沼田地区で、悔しい出来事が起こりました。
移動後の第一投、ここでもすぐにアタリが出ました。
が、針には乗らず、次の流し。
失敗は、下竿で喰わせてしまったことか。
流し終わりの餌が吹き上がった時にきました。
ガスンッ、ズンッといった感じで、竿に重さが乗りました。
その瞬間、大物だと悟らされるのに充分な手応えです。
一瞬の間があって、ギラッと銀白色の魚体を浮かび上がらせます。
デカイッ!! 確実に40センチはある。
体高も、普通の尺物の二倍はあるでしょう。
フワッと浮かび上がってから、奴は必ず一気に下流に走る。
大物ヤマメの常套手段です。
そして、頭が下流に向けられたその瞬間、
糸が舞い上がってしまいました。
針外れ・・・
糸を切られたのなら、こちらの完全敗北。
まだ素直に諦めも付く。
だが、針が外れてしまうとは。
一番諦めの付かない結果です。
姿を見てしまっただけに、その悔しさは余計に募ります。
この魚を獲っていたら?
勿論、これ以上は無いという満足な結果で釣りを終えられたでしょう。
また逆に、今日この魚を掛けていなければ、
それもまた、今日の結果に、そこそこ満足して釣りを終えられたでしょう。
掛けてしまった、そして、バラシてしまった。
その悔しさは、時間を追うごとに日を追うごとに、増していくでしょう。
だから、また。
再び釣り場に立たずにはいられなくなってしまうのです・・・。
10時前、竿を納めました。
今日はそれ以上、竿を振る気にはなれませんでした。
釣果
ヤマメ 30センチ
イワナ 31センチ 28センチ
ニジマス 28センチ
竿 ハイパードリフトサツキ 75
道糸 0.6号
ハリス 0.6号
針 カツイチ やまめ一番ヒネリ半スレ 7.5号~8号
ガン球 2B~4B×2個掛け
餌 極太ミミズ