陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

利根川釣行 悔しさが・・・。

2009-06-16 15:54:03 | 釣行記 利根川編


久し振りの感がある、利根川へ。
ちょっとばかり天気の行方が不安でしたが、とにかく行ってこようと強行しました。
やっぱり、良い流れの、良い川で竿を振らないでいると、ストレスが溜まりますからね。

朝一、水上(みなかみ)に入り、まずは何でもいいから魚の顔を見て、
次いで沼田まで下り、ヤマメの大型狙い。
その計画は、上手くいきました。
一つの、悔しい誤算を除いては・・・。

水量的には、多くも無く少なくも無くといった、ちょっと中途半端な水量ではありました。




朝一、一投目。
コツッと小さなアタリが来ましたが、食い込みません。
二投目、何も無し。
三投目、、再びアタリ、アワセも上手くいきました。
30センチジャストのヤマメです。
手がデカイのか?写真の腕が悪いのか?
細く小さく見えていますが、かなり体高もあります。
まぁ、上手く写真を撮ろうと時間を割くよりも、
さっさとシャッターを押して釣りに戻るのが先ですから。


そして、四投目。
また小さく、コツっとアタリ、ミミズが針の下から食いちぎられてきました。
五投目、グングンッとハッキリとしたアタリをアワセルと、これも結構な引きを見せます。
一匹目も抜いてしまいましたが、これも抜いてしまえっと、
空中にブリ上げ、タモで受けます。
これはイワナ、31センチありました。
さすがに、尺物のヤマメ、イワナ、ズシンって感じでタモに飛び込んできますね。

六投目、目印に変化は無し。
七投目、また来ました。
が、これは28センチのニジマス。

そして、すぐに28センチのイワナを追加。
なんと、朝の10投で良型ばかり4匹も釣れてしまいました。

その後、30分くらいやって、沼田に移動することにしました。
多分、粘れば、その場所の前後で何匹かを追加出来たと思います。
4匹を釣った後にも、数回のアタリはありましたので。

そして、移動した沼田地区で、悔しい出来事が起こりました。
移動後の第一投、ここでもすぐにアタリが出ました。
が、針には乗らず、次の流し。
失敗は、下竿で喰わせてしまったことか。
流し終わりの餌が吹き上がった時にきました。
ガスンッ、ズンッといった感じで、竿に重さが乗りました。
その瞬間、大物だと悟らされるのに充分な手応えです。
一瞬の間があって、ギラッと銀白色の魚体を浮かび上がらせます。
デカイッ!! 確実に40センチはある。
体高も、普通の尺物の二倍はあるでしょう。

フワッと浮かび上がってから、奴は必ず一気に下流に走る。
大物ヤマメの常套手段です。
そして、頭が下流に向けられたその瞬間、
糸が舞い上がってしまいました。
針外れ・・・

糸を切られたのなら、こちらの完全敗北。
まだ素直に諦めも付く。
だが、針が外れてしまうとは。
一番諦めの付かない結果です。
姿を見てしまっただけに、その悔しさは余計に募ります。

この魚を獲っていたら?
勿論、これ以上は無いという満足な結果で釣りを終えられたでしょう。
また逆に、今日この魚を掛けていなければ、
それもまた、今日の結果に、そこそこ満足して釣りを終えられたでしょう。

掛けてしまった、そして、バラシてしまった。
その悔しさは、時間を追うごとに日を追うごとに、増していくでしょう。

だから、また。
再び釣り場に立たずにはいられなくなってしまうのです・・・。


10時前、竿を納めました。
今日はそれ以上、竿を振る気にはなれませんでした。



釣果

  ヤマメ 30センチ
  イワナ 31センチ 28センチ
  ニジマス 28センチ

竿 ハイパードリフトサツキ 75
道糸 0.6号
ハリス 0.6号
針 カツイチ やまめ一番ヒネリ半スレ 7.5号~8号
ガン球 2B~4B×2個掛け

餌 極太ミミズ