陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

今期5本目 しかし・・・崩れたリズム

2009-06-20 19:51:23 | 釣行記
今期5本目の尺ヤマメ 30センチ
良い魚です。





婚姻色が出ています。



歯医者での治療があったので、家を出たのが昼過ぎ。
最初に入ったポイントを、まずは1時間ほど探ってみる。
だが、アタリが無いまま、行く手を遮られる場所まで辿り着いてしまった。
帰り道、一箇所だけ気になっていたポイントを、再度流してみることに。
その2投目、ゴゴゴゴンッと力強いアタリが出る。
いや~、良い引きです。
思わず腰を落として対処してしまったくらいです。
その一匹目が、写真のヤマメ30センチでした。
タモに入れた時には、32~33センチはあるかなと思いましたが、
メジャーを当てると、意外に長さはありませんでした。
凄く肉厚なボディーだったので、大きく感じたのでしょう。
30センチジャストというのが、今一微妙と思えなくもありませんが、
昨年、29センチ以上30センチ未満というサイズが多かったことを考えれば、
今年、この30センチと同寸サイズが何本か出ていることは、充分に満足しなければならないでしょう。

そして、場所移動。
狙うポイントは、間違っていませんでした・・・。
しかし、何かが狂い始めていたようです。
それは、心構えか? 準備不足か? 体のリズムか?

狙いのポイントに入って数投目、目印がスポーンッと消しこみ、
そのまま向こうアワセで魚が針掛かりしてしまいました。
デカイ!!
何度も何度も、浮いては潜りローリングを繰り返します。
数分のやり取りがありましたが、これは確実に貰ったと思いました。
しかし、無情にも針が外れてしまいます。
1匹目の魚が小さく感じてしまうほどのヤマメでしたから、35~36は間違いの無いサイズでしょう。
これが、リズムを崩すキッカケに、いや、ドツボにはまるキッカケになってしまいました。

その後、決め打ちしたポイントのみを、車で2箇所移動しました。
次のポイントで、また同じ事が。
このバラシの後、水の中で転倒、ウエィダーの中までずぶ濡れに。
すっかりリズムが狂ってしまいました。
そしてまた、次のポイントでも。
そして、またまた、この日の最終と決めたポイントでも。
最終ポイントでは、魚と一緒に数十メートルも下っていった末にバラシテしまいます。

デカイ奴ばかり掛けて、しかも、その全てが針外れ。
その全ての魚を、しっかりと姿を確認した上での結末です。

これだけ、デカイ奴ばかりを狙いどうりに掛けることが出来たのは、
この日、運があったのかもしれません。
こんな日は、そうそうある訳ではありません。
しかし、これだけ連続でバラシテしまうとは・・・。

結局、今日獲れた魚は、30センチのヤマメだけ。
しかも、その尺ヤマメ一匹が、
今日針掛かりさせたヤマメの中で一番小さいサイズだったとは。
運が良かったのか、それとも悪かったのか?
何とも言えない一日になってしまいました。


釣果  

  ヤマメ 30センチ

竿   本流アマゴ抜き
道糸  0.6号
ハリス 0.6号
針   カツイチ 一番ひねり やまめ半スレ 7.5号
ガン球 1号~2B

餌   極太ミミズ


この日、バラシが連続してしまった要因として考えられるのは、
針の大きさと餌の大きさとのバランスが悪かったかな?と思います。
最近は8号の針を使うことが多いのですが、
ベストのポケットに入っていたと思っていた8号を、入れ忘れていました。
7.5号の針に対して、餌に使用していたミミズは?と言えば、
太さ6~7ミリ、長さ12~13センチくらいですから、
若干の無理があったのかもしれません。
ですが、そんな準備の無さも、心構えが欠けていた証です。
それ、全てが、釣りの腕に含まれる事なのです。
ホントッ、俺の腕は、まだまだだなぁと感じさせるに充分な釣行日になってしまいました。