陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

工藤移籍

2007-01-10 22:09:25 | Weblog
ジャイアンツの工藤選手の移籍が決まった。
移籍というよりは、体のいい放出だろう。

他選手のFAに伴う人的保障というものだそうだが、
そもそも何故、工藤選手のように実績のある選手が一軍のプロテクト枠に入らないのだろうか?
ジャイアンツは所詮、生え抜きの選手でなければ残れないのだろうか?
球団の考えはこうだ。
将来性のある若手選手を優先せざるを得ない。
確かに、工藤選手は43歳という年齢もある。
しかし、確実に成績は残している。
その野球に取り組む真摯な姿勢も、誰もが認めるものだろう。
その姿勢こそ、若手選手に見習わせるべきことだろう。

今のジャイアンツに、若手選手を育てる気が本当にあるのかどうか、甚だ疑問だ。
春先に活躍していても、ちょっとチームの成績が悪いと、
すぐに外国人選手を連れてきたり、トレードをしたりする。
若手はいくら活躍しても、そこで出番は終わってしまう。
毎年毎年、そんなことの繰り返しだ。
誰がどう見ても、若手の育つ環境が整っているとは言えないのではないか。
そして、外から連れてこられた選手も、まるで使い捨てだ。
都合のいいときだけは、いいように使われて、ちょっとでも成績が落ちると、
放出されてしまう。

去年の野球人気の低迷を、ジャイアンツ首脳はどう考えているのだろうか?
このままでは数年後、日本のプロ野球界は崩壊してしまうだろう。

工藤選手には横浜という新天地で、巨人打線をバッタバッタと薙ぎ倒してもらいたい。
活躍を祈ろう。

話は変わるが、小笠原選手は活躍できるのだろうか?
ジャイアンツに移籍が決まって、新たな気分でなどと、長髪と髭を切ってきたが、
それならもっと前からスポーツ選手らしくしていろよと言いたいのだが。
ヤンキース入りが決まった井川も同じだ。
ま、そんな事はどうでもいいですけどね。