陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

2007-01-24 21:37:51 | 脳脊髄液減少症
手を見れば、その人がどのような生き方をしてきたかは少しは想像できる。
ここの所、腕、手に時々麻痺症状が出る。
痛くて動かせないとか、動かし辛いといったものではなく、
全く言う事を聞いてくれなくなるのだ。

そんな事もあって、自分の手をしみじみと見てしまった。
ひび割れ、ささくれ立ち、手の皮は硬くなり、痛々しい。
拳ダコが目立つ事もあって、我ながらゴツイ手だと思う。
今までの生き方が、苦労をした生き方だと思った事は一度も無い。
現状も、大いなる苦痛ではあるが、苦労だとは思わない。
何よりも、自らの苦労を口にする事は恥だと思う。
だが、自分の手が物語っている。
「俺は苦労してきたんだなぁ~」と・・・。

男の手はそれ位でいい。
女の手をしたような男は信じられない。

でも、爪先だけは常に綺麗にしていたい。
今の仕事は爪先(だけでは無いが)が汚れるのが悩みの種だ。
目一杯短くしていてもどうしても汚れる。
爪先ブラシで一生懸命洗ってもなかなか落ちない。

しかし、痛みだけでは治まらず、痙攣(目、腕、足、背中や胸)、麻痺と症状が出てくると、
一体自分はこの先どうなってしまうのだろうと、心配になってくる。

一日一日が無事過ぎてくれることを願うしかない。