多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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歌舞伎座八月歌舞伎①…七之助は頑張っていたが…

2017-08-11 | 歌舞伎つぶやき
歌舞伎座の八月納涼歌舞伎、第一部の話です。

まず七之助のお仲と中車の半太郎の『刺青奇偶』。

長谷川伸の作で新歌舞伎の秀作です。

そして演出は玉三郎。

となるとワクワク期待感があります。

実際、七之助も頑張っていて悪くなかったですが全体の流れの緊迫感・スピード感が今一つ。

女形の役としては難しい芝居なのかも。

それと染五郎が任侠の親分役で最後の辺で少し出ていましたが、この人には向かない役と心配でしたが幸四郎みたいな感じでそつなくこなしていました。

最後の踊りの『団子売』。

勘九郎と猿之助でしたが本来なら勘九郎と七之助の相性でというところ。

それが猿之助の例のパキパキ踊りでミスマッチがおもしろかったかも?

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