多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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世界の保守の流れから取り残される…トラス新首相の英国と岸田の日本

2022-09-07 | 政治つぶやき 令和4(2022)
英国でトラス新首相が登場します。
サッチャー以来の鉄の女とか、インフレで苦しむ国民の不満は大きいなどとマスコミは報道しています。

しかしそんなことよりこの人で大事なのは、中露の脅威に対抗したボリス・ジョンソンの継承者であること。
ボリス以前の欧州では、ロシアや中共が侵出しているのは周辺地域の問題に過ぎないと特に欧州では中露の脅威が過小評価されていました。
それを中露は世界の脅威であると認識させたのがボリス・ジョンソン。

サッチャーは鉄の女と言われますが、香港返還では租借地だけでなく本来の英領まで返還してしまった。
ボリスの英国が対中強硬を鮮明にしたのは香港返還でだまされたのもあるでしょう。

首相になったら何をやるかまだよく分からない面はあるものの、トラス新首相の登場で中露の脅威に対抗する米英同盟は受け継がれるでしょう。

それに引き換え日本。
安倍元首相暗殺テロで安倍さんがいなくなったのに乗じて、中共の日本侵出はさらに露骨になっているが、岸田は何もする気配もなし。
岸田の時間は昭和の昔でとまったままなのでしょう。

残念ながらこのままでは、日本が世界を先導して中露の脅威に立ち向かうことは期待できないのでは?

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