golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブラームス「交響曲第2番、大学祝典序曲」C.デイヴィス

2011-11-16 22:36:53 | Weblog
アツガリーゼの私的には今日は涼しく気持ちの良い気候でありました。

ちょっと木枯しを思わせるような風も吹いて。

とんでもない年だった2011年も後僅か1ヶ月半。

年の瀬が迫って参りました。

最近、仕事が忙しくへとへと気味の私でありますが、被災された方々のご苦労を思えば何のその、頑張らなくては。

コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団(BMG盤)

引き続き、図書館借用CD。

昨日から、この最愛の交響曲(少なくともその内の1曲)を聴いております。

コリン・デイヴィスは、今まであまり聴いてこなかった指揮者。

バイエルン放響との演奏で、美しいオーケストラの響きを期待して聴き出しました。

かっちりした骨格の男性的ブラームスなのですが、ちょっと期待外れは、弦のしっとり、艶やかな響きが聴けないこと。

この曲、美しく弦が鳴って、その上に木管、金管が響くというイメージがあるのですが、弦楽がどうも鳴り切っていない印象を受けるのであります。名器バイエルン放響なのにもったいない。

立派な演奏だとは思うのですが、ちょっとしっくり来ない演奏でもありました。

「大学祝典序曲」の方が、壮麗な曲調に合って違和感無く聴けました。

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武満「リタニ、遮らない休息、ピアノ・ディスタンス、フォー・アウェイ、閉じた眼、雨の樹素描」小賀野

2011-11-14 21:44:20 | Weblog
今朝もいつもより1時間早く出社。

静かなオフィスで、溜まっている仕事が多少なりとも処理出来ました。

明日もまた早く行きますか。

その為には早く寝ることが必須。私、寝不足苦手なんです。

ということで、今日は短め。

後述の通り、電車トラブルでまだ帰宅途上でありますが…。

小賀野久美(ピアノ)(PHILIPS盤)

1.リタニ―マイケル・ヴァイナーの追憶に
2.遮らない休息
3.ピアノ・ディスタンス
4.フォー・アウェイ
5.閉じた眼
6.閉じた眼Ⅱ
7.雨の樹 素描

図書館で借用のCD。

武満徹のピアノ曲は、舘野泉のCDを1枚持っていたのみで、このディスクを借りてみました。

ふと思い出したのですが、若い方はご存知無いでしょうが、昔、東海道新幹線の車内放送のチャイムが武満徹の曲だったことがあります。

当時、皆知っている「鉄道唱歌」のメロディに代わって武満の現代曲が登場したものですから、大変不評。

短期間で元に戻ってしまいましたっけ。

確かに用途的にはアンマッチ。

やはり、武満の音楽はザワザワした列車の中とかでは無く、静かに心安らかに聴くが相応しい。

静かであればあるほど、心に安寧をもたらせてくれる音楽。

と言いながら、今帰宅電車の中で聴いているという矛盾(笑)。

しかも、電車トラブルで別路線への振替を余儀なくされ、更に駅のホームも満員。

何時に帰り着くか?

しかし、不思議な武満の音楽。

ちょっと似たようであってもシェーンベルクのピアノ曲などは不安感を掻き立てることはあっても、武満はいつも優しい。

風とか雨に近い自然なイメージ。

私にとって、精神衛生上とても良い音楽であります。

それぞれ別の時期に書かれた曲であっても、一つの水の流れのように自然な一連の音楽のように聴けます。

小賀野さんのピュアなピアノも素敵。

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ハイドン「弦楽四重奏曲第1~4番」ブッフベルガーSQ.

2011-11-13 21:30:27 | Weblog
札束が手にくっついて離れん!といった事故などもあったのでしょうか?

今日は平日と同じ位の時間に起きて休日出勤。お昼過ぎ迄仕事して帰って参りました。

一息ついて買い物へ。

100均で瞬間接着剤なども購入。

帰宅して早速ちょっとした小物の接着を試みる。

小さな物なので、誤って人差し指と親指がくっついてしまったりしました。

きっと、瞬間接着剤に纏わる悲喜こもごもがあるのだろうなと想像。

・金庫の修理をしていたら、手に札束がくっついてしまって困った。どうしても取れないので、札束はハサミで切って捨てた、とか。(お金を意図的に破損するのは犯罪です)

・しゃがんで接着していたら、手と足の指がくっついてしまい取れなくなった。丁度、食事の時間になったので仕方なくそのまま食べたのだが、箸を持つ度に足もくっついて来て食べにくかった、とか。(汚いって)

・水虫の薬と間違って足の裏に塗ってしまったら、畳がくっついて来て歩きづらかった、とか。(畳をくっつけて歩けるかって!)

きっと、色々ありますって。

ブッフベルガー四重奏団(BRILLIANT CLASSICS盤)

前から気になっていたブッフベルガー四重奏団のハイドン、昨日ウォーキングからの帰宅途中タワレコを覗いたら、ワゴンセールで掘り出し物を見付けました。3枚組490円。

全集盤も既に発売されている弦楽四重奏団。

2、3枚ずつの分売盤の中から、この最初期の3枚組がワゴンにありました。

これら、ハイドンの初期弦楽四重奏曲を聴くのはたぶん初めて。

弦楽四重奏と銘打ってはいますが、5楽章で様式的にも内容的にもディヴェルティメントに近いのでしょうか。

品位を保ちながらも楽しいことこの上無いハイドンの音楽。

数多い彼の曲中で決して有名とは言えない4曲ですが、決して手を抜かず聴衆を楽しませる事に腐心したハイドンの職人技を感じます。

溌剌として、ユーモアがあって、癒しがあって、素敵な音楽。

また、初めて聴くブッフベルガー四重奏団も素晴らしい演奏。

ノンビブラートの澄んだ、しかし暖かみのある響きはハイドンに相応しいものではないでしょうか。

たった1枚聴いただけですが、全曲欲しくなっちゃいますね。

また、私の中でハイドンのランキングが上がりました。

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ショパン「ノクターンOp.37、48、55、62、72-1」ルービンシュタイン

2011-11-12 18:57:37 | Weblog
先週の土曜日に引き続き、ウォーキング。

この間は、丘陵地帯の20kmコースでしたが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/eae4b0290ad64582ba435d38a2bbd167?guid=ON)、今日は都内の10kmコース。

ある合弁会社に出向していた当時の同僚だったAさんのお誘いで参加。

Aさんの会社のお仲間に加え、合弁会社当時の仲間も加わった老若男女と言いたいところですが、若はいない総勢10名。

23区内と言えども自然の残った紅葉も楽しめる地域や商店街などをお菓子を買ったり、試食をしたりしながらのんびり歩く。

メタボ解消に役立ったかは疑問ですが、久しぶりの懐かしい顔にも会え、行ったことの無い地域でもあって楽しい一時でありました。

某食品メーカーの主催で、帰りにお土産を色々貰えたのも嬉しかったであります。参加費無料!

アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)(SONY盤)

ルービンシュタインのショパンBOXより未聴だった最後の1枚。

比較的疎遠だったショパンですが、この10枚組BOXで全体像を多少なりとも概観出来たのは大きな収穫。

華麗で技巧的なイメージが強い作曲家でしたが、マズルカのように比較的シンプルで内省的な曲も多い曲集が気に入りました。

このノクターンもショパンに日常に寄り添って来たジャンルの音楽でしょうか。

ショパンのノクターン集の後半を集めたこのディスクも、静かでしっとりした曲が多く、晩秋の1日に聴くに相応しい1枚でありました。

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モーツァルト「交響曲第40番、第41番《ジュピター》、フリーメーソンのための葬送音楽」ワルター

2011-11-11 22:27:45 | Weblog
人間及び頭の軽さとフットワークの軽さでは若い者には負けん、と思っている私。

今朝は、メールなど事務処理を急ぎ済ませた後、打合せを1つ欠席して雑用で外出。時間が無いのでほぼ競歩状態。昼食後、セミナーを申し込みしていた、とあるフェアへ。(昨日もセミナー聞きに行きました)

帰路、別のフェアもあることを知る。そっちも見に行かなきゃ。急ぎ帰社。また、競歩状態。

急ぎ会社に戻り事務処理後、別のフェアへ向かう。

時間が無いので、また競歩。

やたら早足で歩き回った1日で、じっくり作らなければならない資料などもあったのですが、さすがに疲れて会社に戻るのは止めに。

また、休日出勤でカバーしましょう。

ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団(SONY盤)

このワルターBOX、今まで聴いて来たディスクでは、オーケストラがちょっと弱いと思う曲もありました。

しかし、ドル箱とも言える最後のこの2曲は見違える出来。

やはり、オケのメンバーも厳選されているのでしょうか?、リハーサルも丹念になされたのでしょうか?

引き締まったアンサンブルでスケールの大きなモーツァルトが聴けます。

優美さイメージのあるワルターですが、その本質は40番のようにデモーニッシュであったり、41番のように壮大な曲がツボにハマるのか?

とても聴き応えのある名演でありました。

初めて聴いたでしょうか?、「フリーメーソンのための葬送音楽」。短いながらもレクイエムとも通じる雰囲気を持った素晴らしい音楽ですね!

この曲を知っただけで、今日は幸せ。

また、この1枚だけでも半ば隠退状態だった晩年のワルターがコロンビア交響楽団とステレオ録音を残してくれた価値は大きいと思いました。

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ダウランド「涙のパヴァーヌ」他、ベイルズ、リンドバーグ、ノース、ウィルソン、ルーリー

2011-11-10 22:23:48 | Weblog
AKBのメンバーの何人くらい顔と名前が一致するのが平均的日本人なのでしょうか?

一昨日の夜、隣の職場の方々が芸能関係の雑談をしているのが耳に入りました。

年配だけれど意外に芸能情報に通じているオジサンもいました。

対して、昨日一緒に外出した若手は全然分からないとのこと。とても意外。

私は、せいぜい4、5人かな。

昔あった某宗教団体の事件当時、職場にホーリーネームと本名を何人も知っている人がいて、まじ対抗して、単語カードの裏表にそれを書いて覚えようかと思った私。「AKB四十八人一首」とか作ったら売れるんじゃないかと思っちゃいます。

名前の札と写真の札がそれぞれ48枚ずつあって、名前を読み上げ写真の札を取るのを競うゲームであります。

アントニー・ベイルズ(1~5)、ヤコブ・リンドバーグ(6~10)、ナイジェル・ノース(11~15)、クリストファー・ウィルソン(16~20)、アントニー・ルーリー(21~25)(リュート)(L`OISEAU-LYRE盤)

数々のリュート曲や歌曲を遺したルネサンス期イギリスのジョン・ダウランド(1563~1626)のリュート曲を5人の名手が5曲ずつ演奏しています。ブックオフ250円品。

1.メランコリー・ガリアード
2.サー・ジョン・スミスのアルメイン
3.夢
4.ダウランド氏の真夜中
5.ファンタジア
6.エリザベス女王のガリアード
7.帰り来よ
8.ラクリメ(涙のパヴァーヌ)
9.ラクリメによるガリアード
10.つねにダウランド、つねに悲しく
11.ハンソン夫人のパフ
12.わが窓より立ち去れ
13.ウィルビー卿ご帰館
14.パイパーのパヴァン
15.ディゴリー・パイパーのガリアード
16.ダービー伯のガリアード
17.フォーテューン
18.オルランドは眠る
19.ロビン
20.失われし望みのファンシー
21.デンマーク王のガリアード
22.サー・ヘンリー・アンプトンの葬礼
23.ヴォー夫人のジグ
24.ウィンター夫人のジャンプ
25.別れのファンシー

秋の夜長に静かに聴くリュートの響きは最高であります。

リュートの華奢な響きは、落葉がはらはらと舞う光景に通じるものがありましょうか。

リュートの作曲家の中でも、ダウランドは哀調に満ちた曲調で特に秋に相応しい雰囲気かな。

哀感のある曲が多いと言っても、ここに収められた25曲はなかなか多彩で楽しめます。

技巧的でノリの良さもある「ファンタジア」、半音階進行が一瞬現代曲かとさえ思う「失われし望みのファンシー」、深い情緒に満ちた「涙のパヴァーヌ」、更に深遠な「別れのファンシー」などなど。

何気に聴き流すと、知らない人には区別が付かないAKBメンバーのように(?)似た曲にも思うこれらの曲達は、じっくり聴くと1曲1曲なかなかに個性的。詩情溢れる音楽であります。

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モーツァルト「ヴァイオリン協奏曲第3、4番」他、フランチェスカッティ、ワルター

2011-11-09 22:52:03 | Weblog
「○○(私の名前)病に掛かっちゃった」、と同じ部署の女性。

「良かったじゃん、○○病今トレンドらしいよ」、と私。

「全然トレンドじゃないですよ!、ところで、□□さん(上司)は、熱もありそうだから○○病じゃないみたい」

議論(?)の結果、私の名前を冠した○○病は、ただ、変な咳が出るだけで、他に症状はなくぴんぴんしているのが特徴ということに落ち着きました。

もっとも、当人はほぼ治ってしまいましたが。

ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)、ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団(SONY盤)

ステレオ録音のヴァイオリン協奏曲2曲に、モノラル録音の下記3曲が併録されています。

・6つのメヌエットより第5番
・12のメヌエットより第12番
・3つのドイツ舞曲

フランチェスカッティを聴くのは久しぶり。LP時代、誰の協奏曲だったか忘れましたが、ちょっと緩い演奏という妙なイメージがあり、以来ほとんど聴いて来なかったヴァイオリニストです。

ところが、この演奏を聴いてみると、確かな技巧の上に豊かなヴァイオリンが響いて、さすが名ヴァイオリニストとの認識を新たにしました。

ワルターの暖かいサポートを得て聴き応えのある演奏であります。

ただ、豊潤さ故、聴いている内に、あれっ、これロマン派の曲?という感じにも捕らわれました。

ピリオド演奏に慣れ親しんだからでしょうか?

モノラルの3曲を演奏している「コロンビア交響楽団」は、ステレオ録音の方のロサンゼルス・フィルなどのメンバーによるオケとは異なり、ニューヨーク・フィル、メトロポリタン歌劇場管弦楽団、NBC交響楽団のメンバーによるレコーディング用オーケストラとのこと。

今まで知りませんでした。コロンビア交響楽団≒ロサンゼルス・フィルというのが今までの認識だったもので。

ちなみに、ジョージ・セル指揮のコロンビア交響楽団は、クリーヴランド管弦楽団が実体のようですね。

契約の関係とかで、こういった変名が色々ある訳ですね。

こうしてみると、私の名前の○○病だっておかしくは無い(笑)。

さて、モノラル録音の3曲は、ステレオ録音に引き続いて聴くと流石に録音の古さは気になりますが、溌剌とした素晴らしい演奏。

3つのドイツ舞曲などリズム感の良さに小粋さを感じます。

やはり、ワルターはモノラル時代の方が良かったのか?

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ベートーヴェン「交響曲第9番《合唱付》」ケーゲル

2011-11-08 23:04:43 | Weblog
今日は職場のボウリング大会。

前に計画されていましたが当日が台風直撃で、延期になっていたものです。

3ゲームやって、私は平均110~120程度の冴えない成績で真ん中より下ではありましたが、久しぶりにボウリングやって、意外なスプリットなども取れたりでなかなか楽しめました。

ボウリングって、結構皆で楽しめるということを改めて実感。

現在、打ち上げの飲み会でたっぷりアルコール摂取して帰る途中であります。

アリソン・ハーガン(ソプラノ)、ウーテ・ヴァルター(アルト)、エーベルハルト・ビュヒナー(テノール)、コロシュ・コヴァーチュ(バス)、ヘルベルト・ケーゲル指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン放送合唱団、ライプツィヒ放送合唱団(LaserLight盤)

「冷血指揮者」とも評されるケーゲルの第九をブックオフで調達、250円也。

ベルリンの壁崩壊後、ピストル自殺した旧東独のケーゲルは、以前は比較的地味な存在だったように思いますが、インターネット時代に入って一部で人気沸騰していますね。

手持ちのディスクは、ヴェーベルンの管弦楽曲集(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/6bc232494c22a2fe3417e6a3053fed31)の1枚だけだったでしょうか。

しかし、図書館で借りたハイドンの4番とベートーヴェンの7番の交響曲(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/c50f40f93af3413a13e5623f1263758d、http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/d0e0f11f8bceb899b75d6d72f8d5ff76)も面白かったですし、色々聴いてみたい指揮者の1人です。

第九というと、フルトヴェングラーなど「陶酔系」演奏が多かったかと思いますが、ここでのケーゲルも冷血かどうかは分かりませんが、冷徹な演奏。

ピリオド演奏でなく、重厚な東独オケを振って、凛とした佇まいの音楽を作り出すのには、「ケーゲルマジック」とでも呼びたくなってしまいます。

終楽章など結構な盛り上がりを見せる。しかし、温度感は低い。面白い演奏です。

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ブルックナー「交響曲第4番《ロマンティック》」クーベリック

2011-11-07 20:24:56 | Weblog
コーヒーショップとかの喫煙席の敷居、もちっと何とかなりませんかねえ、というお店が結構ありますね。

今朝もそう。

直行で外出したのですが、打合せの予定時刻より1時間以上前に着いて、朝食を採りながら&このCDを聴きながら、仕事の資料などを読んでおりました。

喫煙席とはパネル一つでしたが、煙草吸っている人は少なそうなので油断してしまいました。

ところが、さすがに1時間もお店に居ると燻されてしまい、店を出るとスーツがかなり煙草臭い。喉もイガイガする。

煙草の煙が苦手な私にはちょっと辛いものがありました。

喫煙席と禁煙席の遮蔽が十分じゃないのは、客に長居をさせない為の戦術?というのは下衆の勘繰りというものでしょうか?

ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団(SONY盤)

最近、クーベリックって素晴らしい指揮者だなあ、と改めて思っております。

自然な流れの音楽の底流には暖かい血が流れていて、情感豊かな音楽を生み出す。

派手さは無いけれど、手応えのある演奏を聴かせてくれる、そんなイメージであります。

この「ロマンティック」も、ブルックナーらしい厚手の響きも大切にしながらも決して重過ぎず、知情理とてもバランスの良い名演。

こちらは煙草の煙などとは無縁で、ドイツの深い森からのマイナスイオンを全身に浴びる心地良さを感じる曲と演奏であります。

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ブルックナー「交響曲第2番」パーテルノストロ

2011-11-06 22:41:57 | Weblog
ブログを始めて以来、CDの聴き方が大きく変わり、これで良いのかな?と疑問も感じる昨今であります。

以前は、気に入ったCDを何日も続けて聴いたり、もっと1枚1枚を大切に聴いておりました。

ところが、ブログを始めて以来、同じディスクを複数回取り上げるのもどうかなという思いがあり、結果、消耗品的にCDを聴いて来ており、一種罪悪感のような気持ちがございます。

BOX盤が廉価に入手出来るようになったことも、この「消耗品聴き」に拍車を掛けていますね。

1日の内、音楽を聴ける時間は限られており、平日は通勤の往復3時間程度。

本当は、既に記事に取り上げたディスクを聴きたいのだが、ブログ記事の為、ついつい新しいディスクに手が伸びてしまうというのは本末転倒でしょうか。

少し見直しの時期かと思っております。

ロベルト・パーテルノストロ指揮ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団(DOCUMENTS盤)

ブルックナーの交響曲の中で私的に馴染み薄の2番。

100円で買ったインバル盤(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/2cafe0c1e921413a09936c275379ebc5)を持っていたのみ。

みんな同じに聴こえるというのは極端にしても、似通った曲調の多いブルックナー交響曲。

同じ位の数の交響曲を作曲したベートーヴェンにしてもマーラーにしても各曲でかなり個性の違いを感じる。

これに対して、ブルックナーの曲は確かに類型的。

しかし、このパーテルノストロのBOXなどを聴く内に、似た中にも曲によって個性の違いがあって、決して一本調子のブルックナーじゃ無いんだ、という当り前の事に改めて気付いて参りました。

この2番、後の交響曲に繋がるスケールの大きさを持ちながらも伸びやかで、これもまたブルックナー交響曲の内の魅力的な1曲との認識を新たに。

後期曲ではちょっと緩く感じた演奏も、この曲では豊かな残響の録音とともに好ましく響きます。

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