午後の森でホットコミュニケーションし、小海町高原美術館で「君の名は。」展を見る。

ストーブを点けるかどうか迷い
控え目に点火する曇り日の月曜日。
久しぶりにコーヒーを飲みに来ていただいた常連のご夫婦、
豊田市からクラシックランクルで訪ねて来ていただいた常連のご夫婦、
家の奥さんが以前一緒に働いていた同僚のご夫婦、
皆さんの来店でホットコミュニケーションの午後の森。

夕方前、八ヶ岳の向こう側の小海町高原美術館に車を走らせ、
「君の名は。」展を見る。
興行収入でジブリ作品に迫る人気のアニメ作品の展示を
どのような構成で行うかに興味があった。
展示内容は、
・企画書では、「入れ替わりは、少年と少女の個人間の問題でなく、歴史の流れの中で仕組まれた仕掛けとして描かれる」とある。
・絵コンテ
・カラー指示書では、ヒロインの女子高生の場合は、組紐、リボン、ベスト、シャツ、スカート、靴下、靴、髪、肌、鼻影、ほほタッチ、爪、白目、歯、舌、口内、瞳、アイライン、瞳孔のカラーリングを細かく指示する。
・セット図面
・東京と糸守地区の風景画
・主題歌と劇中歌のRADWIMPSの曲が、４曲の歌詞の上のスピーカーから流れる。
このクリエイティブなアニメストーリーが、
精密な設計図とマニュアルでワンカットワンカットが作られていることを
展示を通して実感できた。