一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

こういうときにこういうことを言うのもどうかとは思うのですが

2006-07-05 | 余計なひとこと
朝のエントリが尻切れトンボになってしまいましたが、サッカーの方はミサイル情報に枠取り(選挙の開票速報のように)されながらも緊迫した好ゲームが最後まで続きました。

最後のチャンスと思われたPKでドイツ守備陣の一瞬の隙をついてイタリアの足技が冴えましたね。
ピルロのパスも見事でしたが、ブッフォンも一瞬フリーだったとはいえダイレクトで狭いところをしかもカーブをかけた美しいシュートでした(レーマンの精一杯のジャンが美しさに花を添えました)。


両チームとも運動量が豊富で、多彩な攻撃と固い(積極的な)ディフェンスで攻守の切り替えの早いとても面白い試合でした。

でもボドルスキーは眠れなかっただろうな・・・



さて、ミサイル問題ですが、日本としては(万景峰号はさておき)2国間での経済制裁とか6カ国協議や国連安保理などの枠組みを通して厳しくとがめだてすることになると思います。

これがイスラエルだったら、いきなり発射基地を空爆するところでしょうが、日本としては(というかまともな国は)そういうことはすべきでないと思います。

一方で、最近憲法(特に9条)改正が議論されているようですが(あまり詳しくフォローしてません)、これを機会にそれぞれの改正案(というのがあるんでしたっげ?まだないのかな?)だとしたら何が出来るのか、これが日本領土内に落下した場合にはどうなるのか、という思考実験をしてみるのもいいのではないかと思います。

憲法を変えることで何が出来るのか、じゃあそれは現行憲法ではできないのか、逆に実際には発動しないようなことまで改正して可能にする必要があるのかというあたりを十分に議論してみるほうがいいのではないかと思います。
というのは自衛権の行使とか交戦規定は憲法の条文だけから当然に導き出されるものではなく、十分な議論によって定められるものじゃないか、そして、日本の自衛権の行使については国民の意見はそんなに分かれてはいないんじゃないかと思ってます。

何か今の議論は「憲法を改正して何を出来る(すべき)国になりたいか」でなく「改正すること自体(の是非)」のほうに重きがおかれているような気がしてならないので。

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