一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

風邪

2009-01-19 | 乱読日記
金曜から風邪の症状が出だしたので土日寝ていればどうにかなると思ったのですが、熱がおさまったと思ったらまた高くなったりと今日の朝まで回復しなかったので、ひょっとしてインフルエンザ?と心配し、会社を休んで医者に行きました。

医者で検査をしてもらったところ(鼻の奥に「こより」の小さいのをつっこんで粘液を採取すると5分くらいでわかるらしい)、インフルエンザではなくただの風邪でした。

医者で薬を処方してもらって帰ったのですが、処方された薬が「何かヤバイもの入ってるんじゃないか?」というくらい効いたことにびっくり(まあ確かにヤバイものが入ってるから薬なんでしょうけど)。
何しろ医者で風邪薬を処方してもらった記憶はここ数年なく、ほとんど市販の葛根湯か「寝て汗かいて治す」で対処してきたもので。
人間もミクロの世界では化学反応の集合体だということを改めて思いました。


で、多少具合がよくなったのですが、平日の昼間ってテレビ番組も面白いのがないんですね。
NHKはずっと参議院予算委員会の中継やってるし。
国会中継で受信料取るのもどうかという議論はさておくとして、国会の質疑の中身がまたがっかり。

たまたま見たときに質問を始めたのが民主党の峰崎とかいう議員で、質問の冒頭に、自分が代表質問に立つのは久しぶりで云々かんぬんというつまらない自己紹介をした挙句に「限られた時間の中で・・・」などと言い出したので、なら最初にくだらない自己紹介はするな、とおもわずテレビに突っ込んでしまいました。

アホらしくて途中で切ってしまったので他の人の質問はわかりませんが、峰崎氏の前に質問していた自民党の議員も仲間受けしてまんざらでもない顔をしていたところからみると、国会質問というのは国民のために有意義な質問をするというよりは、自分をアピールするための質問をする場のようです。

さっきNHKをくさしましたが、逆に年間一定時間以上国会中継を試聴すれば受信料がタダになる、という制度を導入すれば、国民の関心も集まるし国会質疑ももう少しまともになるのではないでしょうか。


仕方がないので基本に立ち返って、子供の頃は風邪を引いたらバナナ(笑、でも子供の頃には近所に「バナナ屋」ってのがあって、地下の室に輸入した青いバナナを入れて熟したら出荷させてました)とマンガ(普段は立ち読み(笑))だったので、バナナはさておき西原理恵子の『いけちゃんとぼく』(正確には絵本ですが)を読むことに。

西原理恵子は「叙情」の側の世界の作品はただでさえ来るものがあるのに、風邪で気持ちが弱っていて涙腺が緩んでいるときに読むもんじゃなかった・・・





コメント
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