一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『ディパーテッド』

2007-12-16 | キネマ
『インファナル・アフェア』のハリウッドリメイクで話題になった作品です。

※以下ネタバレあり

これ、製作にマーチン・スコセッシのほかにブラッド・ピットも名を連ねています。
気に入った外国映画のリメイクの権利を大枚はたいて買い取って、お気に入りの俳優(レオナルド・ディカプリオ, マット・デイモン, ジャック・ニコルソン, マーティン・シーン,アレック・ボールドウィンなど)を贅沢に使ってリメイクした旦那芸漂う映画です。

舞台設定が違いこそすれ、細かい仕掛け(封筒とか録音テープとか精神分析医とか最後のどんでん返しとか)は原作を踏襲しています。
それだけ原作の完成度が高かった、ということでしょう。
十分楽しめる映画にはなっていると思います(TSUTAYAの半額セールで借りたので文句は申しません)。

でも、二人の主人公の緊迫感は原作の方が上です。


そして、一番最後に続編のリメイク権は買わなかったことが明らかになるこちらだけの結末が用意されています。このへんはアメリカ流の義理堅さなのでしょうか。

さらに、一番最後に窓枠の外をネズミがちょろっと走るのですが、ここはスコセッシおじさんはちょっとやりすぎたかと・・・







コメント
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