ハンセン病元患者で草津栗生楽泉園入所者の沢田五郎さんが
急逝し、今日、同園で行われた通夜に参列しました。
沢田さんは10歳のとき、ハンセン病を発症。
78歳でその生涯を閉じるまで、67年もの長きにわたり、
ハンセン病療養所で生活を営んできました。
同園にあった、「重監房」特別病室についての著述や
歌集、随筆を著すなど歌人としても活躍しました。
私はしんぶん赤旗記者時代から面識がありましたが、
1カ月前、同園での「集い」でお会いしたばかりだったので、
本当に驚き、いまだに信じられません。
集いで「今度(の選挙)は共産党は伸びるんじゃないか。
おれもやれるだけのことはやらなきゃな」と話していました。
それが、沢田さんとの最後の会話になろうとは…
ハンセン病問題の全面解決のためにも
今度の総選挙は頑張らねばと決意を新たにしました。
沢田さん。心よりご冥福をお祈りいたします。