日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

自民党よりひどい民主党

2008年10月25日 | 旧ブログから

今日は終日、伊勢崎市内で街頭宣伝しました。

旧境町で演説していたら、初対面の初老の男性が近づいてきて

「このままではあと数年で日本は破滅だ。

もう手遅れかもしれない。共産党にお願いするしかない」と

真剣に訴えられました。

また、各地で党員や後援会員が出迎えてくれて、

マイクを持つ手に力が入りました。

青年からの声援も数多く寄せられました。

 

それにしても、民主党というのは一体どういう政党なのか。

新テロ特措法延長案で1年前にはあれほど反対していたのに

解散総選挙の駆け引きの材料にして、

わずか2日の審議で衆院を通過させ、

「反対」のポーズをとりつつ、採決を容認するという

全く矛盾した態度に出ています。

こういうのを「だまし打ち」とか「裏切り」とかいうのです。

アフガニスタンの現状を見れば、

戦争でテロをなくせないことは明らかです。

実際、アフガニスタン国内ではタリバン勢力との和平交渉も

すすめられています。

自衛隊のインド洋での給油活動=アメリカへの戦争協力は、

憲法9条を踏みにじるだけでなく、

平和解決にも逆行するものです。

それを民主党は、党利党略で悪法の強行に手を貸すなんて

国民への背信行為そのものではありませんか。

すでに自公と事実上の「大連立」を組んでいるのでしょうか。

自衛隊の海外派兵の恒久法づくりや

「国連の決議があれば自衛隊の海外での武力行使も可能」との

立場を民主党がとっているのも、一事が万事、

自民党と民主党が本質的にまったく変わらないという証です。

 

こうしたまやかしの「2大政党」づくりは

細川「非自民」連立政権以来、手を替え品を替え、

ずっと続けられてきたものですが、

大企業中心・アメリカいいなりという

「2つの政治悪」を共有する党では、ゆきづまった自公政治を

おおもとから変えることはできません。

大企業の横暴、アメリカの不当な圧力ときっぱり対決する

日本共産党の今こそ出番です。