今日は終日、伊勢崎市内で街頭宣伝しました。
旧境町で演説していたら、初対面の初老の男性が近づいてきて
「このままではあと数年で日本は破滅だ。
もう手遅れかもしれない。共産党にお願いするしかない」と
真剣に訴えられました。
また、各地で党員や後援会員が出迎えてくれて、
マイクを持つ手に力が入りました。
青年からの声援も数多く寄せられました。
それにしても、民主党というのは一体どういう政党なのか。
新テロ特措法延長案で1年前にはあれほど反対していたのに
解散総選挙の駆け引きの材料にして、
わずか2日の審議で衆院を通過させ、
「反対」のポーズをとりつつ、採決を容認するという
全く矛盾した態度に出ています。
こういうのを「だまし打ち」とか「裏切り」とかいうのです。
アフガニスタンの現状を見れば、
戦争でテロをなくせないことは明らかです。
実際、アフガニスタン国内ではタリバン勢力との和平交渉も
すすめられています。
自衛隊のインド洋での給油活動=アメリカへの戦争協力は、
憲法9条を踏みにじるだけでなく、
平和解決にも逆行するものです。
それを民主党は、党利党略で悪法の強行に手を貸すなんて
国民への背信行為そのものではありませんか。
すでに自公と事実上の「大連立」を組んでいるのでしょうか。
自衛隊の海外派兵の恒久法づくりや
「国連の決議があれば自衛隊の海外での武力行使も可能」との
立場を民主党がとっているのも、一事が万事、
自民党と民主党が本質的にまったく変わらないという証です。
こうしたまやかしの「2大政党」づくりは
細川「非自民」連立政権以来、手を替え品を替え、
ずっと続けられてきたものですが、
大企業中心・アメリカいいなりという
「2つの政治悪」を共有する党では、ゆきづまった自公政治を
おおもとから変えることはできません。
大企業の横暴、アメリカの不当な圧力ときっぱり対決する
日本共産党の今こそ出番です。