日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

ハンセン病元患者の死

2008年10月24日 | 旧ブログから

ハンセン病元患者で草津栗生楽泉園入所者の沢田五郎さんが

急逝し、今日、同園で行われた通夜に参列しました。

沢田さんは10歳のとき、ハンセン病を発症。

78歳でその生涯を閉じるまで、67年もの長きにわたり、

ハンセン病療養所で生活を営んできました。

同園にあった、「重監房」特別病室についての著述や

歌集、随筆を著すなど歌人としても活躍しました。

私はしんぶん赤旗記者時代から面識がありましたが、

1カ月前、同園での「集い」でお会いしたばかりだったので、

本当に驚き、いまだに信じられません。

集いで「今度(の選挙)は共産党は伸びるんじゃないか。

おれもやれるだけのことはやらなきゃな」と話していました。

それが、沢田さんとの最後の会話になろうとは…

ハンセン病問題の全面解決のためにも

今度の総選挙は頑張らねばと決意を新たにしました。

沢田さん。心よりご冥福をお祈りいたします。