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どんどん続く情報盗み出し 、JAXAの無人補給船(こうのとり)技術など

2012年01月14日 15時45分17秒 | 現代日本

くにおもほゆからの転載です。

 この大切な技術の管理が、これほど杜撰だとは、平和ボケにも呆れ返ります。もっと内部で、厳しく意識を引き締めたほうがいいのでは。これではいくら予算をもらって、優れた研究開発しても、中国とかの他国に簡単に技術盗まれては、この予算、他国のためにつけているのと同じではないですか。国民の血税で開発しているのだという意識を持って、国を背負っての活動をして欲しいです。

 

 

どんどん続く情報盗み出し

JAXA:職員のパソコン感染、無人補給機情報など流出か

 

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、職員の業務用パソコン1台がウイルスに感染し、内部の情報が流出したと発表した。国際宇宙ステーション(ISS)に物資を輸送する無人補給機HTV(愛称こうのとり)の情報などが漏れた可能性があるという。
 JAXAによると昨年7月6日、筑波宇宙センターでHTVの運用に従事する30代男性職員が「忘年会」と題されたメールの添付ファイルを開いたところ感染。同様のメールは数人に送られ、送信者が職員の知人の名前と同じだったため勘違いして開封してしまったという。
 8月11日、パソコンに異常が検出されたため調べた結果、感染が判明。駆除したが解消されず、今年1月6日になって、別の新種ウイルスへの感染と、昨年7月6日~8月11日に情報が流出したことが新たに分かった。
 流出した可能性があるのは、HTVの組み立てや物資搭載に関する手順書▽取引先を含む1000人分のメールアドレス▽JAXAの業務内システ ムや米航空宇宙局(NASA)のISS運用計画書などにアクセスできるIDとパスワード--など。今後、流出情報の特定を急ぐ。【岡田英】(毎日新聞)
 
 
国策の研究所は何をやっているのでしょう。
セキュリティ管理、危機管理ができていません。
危機意識も希薄です。
無人補給機HTV(愛称こうのとり)の技術盗み出しは中国の担当者にとっては大手柄のはずです。
 
何故か?
それは、国際宇宙ステーションに参加せずに、独自のシステムを構築中だから。
何故独自の宇宙ステーションなどのシステムを構築するのか?
それは創設中の自国の宇宙軍にとって、国際協調体制では具合が悪いからです。
コツコツと研究せずに盗み出して、簡単に宇宙軍のシステムを組みたいのです。
 
どこの研究機関、研究所もご注意ください。
「ウチのような研究所は関係ないよ」と思っていても、踏み台にされて、目標の研究機関に侵入されます。
研究所同士何らかのつながり(研究者のうちの一人であろうとも)があれば、立派に踏み台の資格があります。
 
サーバーのセキュリティーを高めること!
自分の研究であっても、家に持ち帰って私物のPCに入れないこと!
始業時と中間(休みなど)にウイルスチェックをすること!
 
研究者の方は研究で成果を出すだけでなく、成果の保護も万全にお願いします。
成果も日本の、国民の財産です。

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