
動詞popは自動詞でも他動詞でもいろんな意味で使われるが、pop on[upon]で「〈洋服〉をさっと着る」の意味で使われる。
だが、これも状況によって微妙に意味が変わるので、注意が必要だ。
たとえば、以下のBeatrix Potter, The Tale of Peter Rabbit(ビアトリクス・ポター『ピーター・ラビットのおはなし』)では「がばっとかぶせる」の意味で使われる。
Mr. McGregor came up with a sieve, which he intended to pop upon the top of Peter; but Peter wriggled out just in time, leaving his jacket behind him.
And rushed into the tool-shed, and jumped into a can. It would have been a
beautiful thing to hide in, if it had not had so much water in it.
マグレガーおじさんがふるいをもってやってきてピーターの上にばっとかぶせようとしましたが、ピーターは寸前に上着を脱いで逃げ出しました。
そして物置小屋に駆け込んで、じょうろのなかに飛び込ました。隠れるのにぴったりの場所だと思いましたが、たっぷり水が入っていました。
辞書にもちろんそれに近い意味は載っているが、常に状況から判断する、そして大量にテキスト読んで、この状況ではこの意味で使われることがあるとを覚えておくことが必要だ。