(前の記事からの続き)
○ 準備と実践
機能不全の行動に 捕らわれないためには、 それを予測することです。
《過敏な反応性を落ち着けましょう》
BPDの人との これまでの会話を振り返ってください。
安全なときに それらを思い浮かべ、
その言葉が意味をなさなくなって 威力を失うまで、 想像を続けてください。
《ありありと思い浮かべましょう》
適切な言葉, 非言語的コミュニケーションを用いて、
会話が望み通りに進んでいく様子を 思い描いてください。
目標を達成できたら どのように感じるか、 想像してみてください。
《練習しましょう》
カードを作って、 気に入った言い回しを 覚えてください。
その後、 他の人を相手に、 または空の椅子を用いて、
ロールプレイしてみましょう。
・ 深呼吸しましょう。
・ 身の安全を確保してください。
・ リラックスした表情で、 BPDの人と 同じ姿勢をとってください。
・ 本人の言葉に同意しなくても、 感情を共感的に認めてください。
(次の記事に続く)
〔「境界性パーソナリティ障害ファミリーガイド」(星和書店)
〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉より〕