「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

新風舎・財産状況報告集会 (4) (管財人との質疑応答.2)

2008年08月03日 22時57分37秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55374488.html からの続き)

Q: イラストレーターは 描いたものを買い取れなかったのか? 

A: データベースが整備されておらず、著者のデータしかなかった。

  システム部の社員が、給与未払いのため データをロックして行ってしまった。

  ロックが解除できたのが、文芸社に譲渡する直前だった。

Q: 内金を払って 原稿を渡したら、倒産してしまった。

  これは手付金ではなく、預かり金ではないのか? 

A: 預かり金であっても、代金返済請求権があっても、

  一般の負債になるから 返済はできない。

Q: 風評被害ではない。事実だ!

  いつでも詳しく話す。

裁判長: それは意見ということですね? 

Q: 社員は倒産のことを いつ知っていたのか? 

  昨年末まで、出版をしつこく勧められていたが、その後 連絡が取れなくなった。

A: 社長は社員には、「君たちの頑張りで何とかなる」  と言うのが常套句。

  社員は それでやっていたのだろう。

Q: 文芸社の請求額は高い。

A: コストは分かりづらい。

 文芸社は棚買い (著者の本を置くために 書店の棚を確保すること) もしている。

 高いかどうか、管財人には分からない。

 高いと思えば 他の会社から出す 選択肢もある。

Q: 今の答を聞いて 管財人と新風舎が 信じられなくなった。

 生命保険を解約して お金を払ったのに。

 お金がある人にとっては どうということはないかもしれないが、

 ない人間にとっては なけなしのお金。(泣きながら)

 他の所を 勝手に探してやってくれ というのは許せない。

 思いやりの気持ちがない。

(会場から拍手)

裁判長: 拍手は控えてください。

 残念ながら時間で 会場がもう使えない。

 今後も集会は続行する。

 次回の予定。

 12月10日 
 
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55401965.html