「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

星和書店、打ち合わせ

2008年05月23日 11時09分09秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/54322999.html からの続き)

 昨日、星和書店に 打ち合わせに行ってきました。

 気にしていたタイトルは、副題を付ければ いいことになりそうです。

 表紙や海原純子さんの推薦文も 変更があるかどうか、

 これから 検討していくことになります。

 再出版に当たっては 前から、部分的に 加筆するつもりでいました。

 本文に関しては 細かい語句の 直し程度ですが、

 ボーダーの解説の部分は、拙著の出版後に出た本で 読んだことや、

 新しい情報があるので、書き直す必要があります。

 特に星和書店は 心理学の専門の出版社なので、

 解説の内容には 厳密を期するようです。

 境界例,境界性人格障害という言葉も、今は使われない 方向になっていますから、

 境界性パーソナリティ障害,BPDという用語に 訂正しなければなりません。

 そして、どういう読者層を ターゲットにするか、

 つまり、書店のどの棚に置くか ということですが、

 星和書店は 心理学や精神医学の本を 専門的に出版しているので、

 やはり ボーダーに関心がある人を 考えているそうです

 僕は もしできればラブストーリーとして、

 ボーダーを知らない人たちに ボーダーのことを伝えたい

 という気持ちもあるのですが、確かにそれは 難しいのだろうとは思います。

 ノンフィクションやラブストーリーとして 棚に置いても、

 どういう人が 手に取るか……。

 今までも拙著は、ほとんどの書店で 心理関係のコーナーに 置かれていましたし。

 星和書店としては、ボーダー当事者の人たち (家族,パートナーを含む) に

 まず読んでもらい、そこから広げていきたい と言っていました。

 初版は少なくして、様子を見たいということです。

 急ぐ話ではないので、じっくり進めていくことに なると思いますが、

 とにかく 良いものができ上がっていくことを 願うばかりです。