「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

光市母子殺害事件 第2回集中審理(2)

2007年07月25日 23時59分24秒 | 光市母子殺害事件
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49124214.html からの続き)

 元少年は 今日の午後の法廷で、上は 薄い青(グレイ)の タンクトップ一枚、

 下はイージーパンツとでもいう、ゆったりしたズボン姿で 現れたそうです。

 いかにも 家でくつろいでいるかのような 出で立ちで、

 傍聴席からも ざわめきの声が聞こえたといいます。

 本日は 弁護側の証人として、日本医科大学大学院・大野教授と、

 「死体は語る」 で著名な、元東京都監察医務院長・上野正彦氏が 出廷しました。

 弁護団の 新たな主張であるところの、

 元少年は 声を上げた弥生さんの 口を押さえようとして、

 手が滑って 逆手で首を絞める 結果になってしまった、

 という筋立てを 追認する証言をしたといいます。

 検察側の反対尋問に対しても、殺意はなかったという 内容で反論しています。

 上野氏は マスコミにもよく登場し、説得力のあるコメントを 述べていましたが、

 今回の件に関しては どうなのでしょう? 

 自然に考えれば、弁護団の主張は いかにも無理があると 思えるものですが。

 ここまで 弁護側の主張が 繰り返されているだけで、新しい攻防が 見えてこず、

 非常に歯がゆい思いですが、この先の展開が 待ち望まれます。

 明日は、弁護側による 精神鑑定の専門家の 証人尋問が行なわれます。

 大体 言うことは予想できるのですが。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49154711.html
 
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光市母子殺害事件 第2回集中審理(1)

2007年07月25日 00時01分39秒 | 光市母子殺害事件
 
 本日から3日間、差し戻し審の 第2回集中審理が開かれ、

 今日は 前回に続き 弁護人による被告人質問が 行なわれました。

 元少年は 事件の2日前、父親に暴力を振るわれたこと、

 事件直前には 義母に甘えようとして 後ろから抱きついたこと、などを語りました。

 相変わらず 強姦目的と殺意を否認、ゲーム感覚に陥っていたこと などを主張し、

 新しい進展はないようです。

 弁護人の こと細かい 重複する質問に、

 さすがに裁判長が 釘を刺した場面もあったそうです。

 繰り返しになりますが、この差し戻し審では

 事実はすでに 揺るぎなく証明されており、事実関係を 新たに争う場ではありません。

 死刑を回避する 特別な事情があるのかどうかを 審議するものです。

 公判を引き延ばすような戦術は、厳に謹んでほしいと 望むばかりです。

 明日は 弁護側の証人として、

 被害者の遺体を鑑定した 法医学者の専門家が出廷します。

 弁護側に有利な証言を 引き出そうというのでしょうが、

 どんな内容が飛び出してくるのか 気になります。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49144088.html
 
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