医療マーケティングの片隅から

医療ライター・医療系定性調査インタビューアーとして活動しています。独立30年を機に改題しました。

熊本のここがすごい

2012年01月06日 | 旅★日記

博多から九州新幹線、というルートで熊本に来ました。寒いけど、いい天気。

今日はお仕事でお世話になっている臨床検査技師・野田治代さんに、熊本城を中心にご案内頂きました。野田さんは伊勢丹健康管理センターで、永きに渡って指導的な立場を務められた方です。

熊本城がすごいのは、往時のままの建物が一部とはいえ現存すること。加えて、西南の役で不審火により焼失した本丸御殿などが、克明に復元されていることです。野田さんいわく「細川家がメモ魔なので、細部に渡るあらゆる設計図が残っていた」のだそう。

復元は熊本市によってまだ続けられており、完成にはなんと、あと60年かかるとのこと。なんだか、ガウディのような話です。

加藤清正公がいかに熊本県民に敬愛されているかもいろいろ聞きました。清正公亡きあと、城主となった細川家は、清正公の墓を天守閣よりも高い位置に作り、「臣下」としての礼を尽くしたのだそうです。そうすることが、人心の掌握に欠かせなかったのかもしれません。

歩き回ること4時間。全く休憩なしにもかかわらず、野田さんの歩みのテンポの速さときたら。恐るべし60代です。どうも、熊本出身の女性の元気さはハンパないような気がします(もう1人、三線姉弟子の熊本出身にものすごく元気な女性が。)母数2ですが、おそらく間違ってないような気がします(笑)。そしてわたくしは脚が棒です。情けない…。

以上、ホテルの部屋にて。


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