医療ライターのいもづる話 by 中保裕子

マーケティングプランナーから医療ライターへ。地域医療、地域包括ケアシステムの存続にはマーケティングも必要です。

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国立女性教育会館

2009-12-31 10:01:39 | 沖縄民謡・三線
話は遡るが、本番前の11月中頃、あまりの不出来に「こりゃイカン」と埼玉県の武蔵嵐山で合宿を行なったのだった。




で、その合宿所が、事業仕分けで一躍有名になった「国立女性教育会館」、通称「NWEC(ぬえっく)」。
そう、蓮舫さんに手厳しく追及され、「わたしの話も聞いてください!」とキレていた女性がここの理事長だ。その映像がくり返しニュースで使われたので、皮肉なことに一躍有名な施設になってしまった。
(NWECのホームページの「メディア掲載記録」
にもさすがにそれは載ってないけど(笑))

宿泊は2800円程度、それも男女平等に関する講義を聞くとか、ジェンダーに関する館内の情報センターを見学するかすれば2200円程度と格安になる。
わたしたちも練習の合間にもちろん「講義」をお願いした。30分の講義の半分くらいは「仕分け」への抗議で(笑)、あとはDVに関する話。最近は「デートDV」が問題になっているのだという。なるほど、最近のジェンダーのテーマはそのあたりか。それなりに面白かった。

この施設、1974年頃につくられたそうで、当時の状況を思えば女性が家事から解放されてゆっくり宿泊して勉強(ジェンダーの?)できる施設を、という趣旨もわからなくはない。が、今となってはいささか時代錯誤の感も・・・。

特に女性が見ても違和感があったのは、トイレである。



共同トイレのこういうマークが、この施設では同じ色なのだ。男女ともにすすけた緑みたいな、妙な中間色。性差を色で表現することに不快感をもつ人がいるからなのだろうが、なんでこんなことにこだわるのか、よくわからない。というより、こんなことにこだわっていたら、女性学や女性運動が狭小なものに見えてしまう気がするのだが・・・。ともかく、色が同じだと、形の差は意外にわかりづらい。おかげで間違えて男子トイレに入ってしまったぢゃないか(怒)。

趣旨は別として、宿泊施設としては十分きれいで快適。来年の合宿の予約をもう入れてしまったので、このまま仕分けられちゃって廃止とかになったらちょっと困るので、なんとか残してください。
あと、宿泊は異様に安いのに、朝食が「ごはん+味噌汁+たらこ」だけで500円というのは、どうかと思うんだけど(→これには当団のコンミスTが怒っておりました)。


さて、今年もご愛読ありがとうございました。
色々な方から苦言をいただきつつも、来年もめげずに不定期更新&関係ない写真の掲載を続けますので、あきらめておつきあい下さい。
今年は喪中なので、新年のご挨拶は遠慮させていただきます。
明日から年をまたいで3日間、暖かい那覇で腰をあたためてきます
皆様、よいお年をお迎えください。


追記)
プログラムの1曲「カプリッツォ」の作曲者・八木澤教司さんが、当日会場に来てくださり、ありがた~い感想をご自分のブログに綴ってくださった。感謝。



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演奏会が終了しまして。

2009-12-27 23:42:08 | 沖縄民謡・三線


東京オペラシティ・リサイタルホールで開催した
「クラリネット・アンサンブルGrow 第2回定期演奏会」が無事?終了。
年末の開催は経験値がなく、来場者数もなかなか読めなかったが、ふたを開けてみればほぼ満席に近いくらいのお客様。
まずはお越しくださった皆様に厚く御礼申し上げます。

私個人としては、このご時勢にありがたいことではあるのだけど、土壇場になって仕事がなぜか集中してしまい、かつ本番3日前から軽いぎっくり腰で、本番の日が最悪の状態だった。腹式呼吸すると腰がめりめりと・・・。
開演や終演時のステージでもさくっと立てないので、ひとりのろのろしていました。失礼。

でも、演奏は楽しい。
いいホールで吹くのは非常に贅沢な楽しさだ。
2時間のプログラムを、朝からリハと本番で2回繰り返しているのだが、疲れとか痛みとか度外視して、どちらも楽しかった。
あまりにも楽しいと緊張もしないものです。

作曲家や名古屋からわざわざこられたプロ奏者の先生方に「アマチュアでしか出せない音」(たぶんいい意味デス)と言っていただいたのも嬉しかった。
「リハ3回くらいで本番をやるプロの演奏では、1人1人がいくら吹けていても、最後の音の処理やニュアンスをこんなふうに合わせることはできない」と。

自分でいうのはなんだけど、先生方の言を借りれば、「温かい団体だからこその音色」だそうだ。
一緒に20年やってきたY先生やコンミスTさんと、ずっとそういう団体、そういう音楽を目指してきた。
ありがとうございます。


裏方を引き受けてくださった「東葛フィルハーモニー吹奏楽団」の方の作。ありがとうございました。


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有資格者で年収400万円

2009-12-12 14:24:14 | 医療・健康
前回書いた、「ナースケア」のプレゼンテーションのなかで、待遇問題について触れたスタッフがいた。

これは切実だった。
「待遇が悪いために離職を余儀なくされたスタッフもいる。せめて希望する日に休日がとれないと、介護は若い人に魅力のある仕事にならない」。

白崎朝子・著「介護労働を生きる」だったか、介護職の年収は最悪で、「ヘルパー300万円、ケアマネージャーの有資格者で400万円」という話を聞いたことがある。
この給料の安さで人が次々辞めていくので、利用者に関する情報の引継ぎができないとか、新人がいきなり現場に送り出されて右往左往するとか、深刻な問題が起きているそうだ。



それにしても経営陣と利用者の前で待遇改善を訴えてしまったスタッフさん。
気持ちはわかるがなんだか団交みたいな状況になってきたな、と思わず代表の菅原さんの顔を見た。
経営者として顔色がさっと変わるとか、額にマークが出るとかを予測していたのだが、意外なほど経営陣の表情は穏やかで、空気も凍らなければ、むしろ「そうだよね」的な共感の空気が流れた。
一企業の問題ではなく、介護報酬にこの問題の根源があるのだから、経営陣とスタッフは対立しないようだ。

先般、勤務医と開業医の年収格差が発表され、勤務医の年収の安さには驚いたが、一方で開業医側には「あのデータは開業医の年収が高ぎるように恣意的に見せている」とか「開業医のリスクを考えればこのくらいの年収は当然」といった意見もあったようだ。

その議論にも上らない介護職の年収は、それどころではなく“生活できない”レベルだし、人手不足による過労も医師同様に深刻…。
介護職も、開業医や勤務医とともに、日本の高齢者医療を支えていることには変わりはないのですが。






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介護士のテーラードジャケット

2009-12-12 14:16:17 | 医療・健康
藤沢で介護支援・訪問看護事業を展開している「ナースケア」の「プレゼンテーション・フォーラム」を見に行った。

代表の菅原由美さんは、看護師資格をもちながら退職後仕事についていない人の訪問看護ボランティア組織を全国で展開したり、看護師が1人でも訪問看護ステーションを開業できるようにして、訪問看護サービスの不足をカバーしようと2008年に「日本開業看護師会」を設立するなど、精力的な活動をしている日本の看護界のリーダーの1人だ。

ちなみに現在の制度ではナースが2.5人いないと訪問看護ステーションは開業できないそうです。
何なんだろう、この「2.5人」って・・・。

藤沢市民会館でのフォーラムは、ナースケアの看護師、介護福祉士、ヘルパーなどのスタッフが全員でグループ全体のCI=コーポレート・アイデンティティを具現化したグッズや意匠のデザインを考え、5つの拠点によるコンペを公開したものだ。

目を引かれたのは一つのグループが提案した「黒のテーラードジャケット」だった。
「訪問介護のあとに、施設事業者とのミーティングや病院のカンファレンスに参加することがあるが、
そういう場にいつものポロシャツ姿ではそぐわないと感じた」とのこと。

ナースはまだいい。「白衣の天使」といわれるように、白衣という誇りを持てる装いがある。
自分を冠するものがある。

介護職にはそれがない。
いきおい、ポロシャツやエプロン姿がユニホームになる。
現場での介護作業には便利でも、それで会議に出たのでは、どうしても見た目お手伝いさんを脱せない。

ポロシャツの上に黒のジャケットをさっと羽織ってビジネスモードに変わり、
医師や他職種とのミーティングでも自信を持って発言してもらいたい。
現場を一番知っているのはその人たちなのだから。



→Tさん
昨日のあなたからの指摘にも関わらず、またもや本文とまーったく関係ないを載せる、わたしの愚かさをお許しください。
まだ、バンコク写真の放出が続いております・・・



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今日(12/2)の朝日新聞朝刊に

2009-12-02 11:28:14 | 仕事
中保が取材・原稿を担当している「日本新薬」様のシリーズ広告「健康寿命学」が掲載されました。

ブログでの宣伝は久々ですが、3ヶ月に一度、ずっと書いてはいたのですよ。
ただ、宣伝をサボッてただけですね。

今回の原稿は、ちょっと冒険しました。
テーマは「男性更年期」。
中年以上の男性には少なからず動揺を与える(かもしれない)内容です。

特にあの「2文字」をハッキリ書くかどうか、スポンサーも広告会社さんも私も、かなり悩みました。
何しろ朝刊に掲載されるわけですから、「朝からこんなネタかよ!!」といったおしかりが来ないとも限りません。
それも、クレームがこちらに来るならともかく、受けるのはスポンサーのご担当者です。

もちろん「2文字」はけしてエロい語ではない、れっきとした生理現象であり医学用語なので誤解なきよう。
あ、ここでは書きません。変な広告がいっぱいくっついて来そうだから(笑)

男性の方にはぜひ読んでいただきたいです。
そして認識を新たにしていただければ。

朝日が読めない方は、12/3の日経、12/4の京都新聞(いずれも朝刊)にも掲載されますのでそちらをご覧ください。

【12/2 追記】
新聞を見逃した方も、日本新薬のホームページで見ていただけます。
なんと、今日新聞掲載の広告も、同時にサイトに上がっているのですね。早っ。知らなかった。
http://www.nippon-shinyaku.co.jp/newspaper_cm/




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