先日、所属のクラリネットアンサンブルの役員会のあと、「懇親カラオケ大会」をすることに。
役員会は4人。なのでカラオケにはちょうどいい。
(ちなみに仕事のプロジェクトの打ち上げは別として、あまり大人数のカラオケは好きではありません。なかなか回ってこないから)
カラオケでは、ある人が歌った歌がその場の流れを決めることがある。
誰かの歌で「おおっ」となると、その場を制するというか。
この日は、Growの金庫番にして総務大臣のK田さんが流れを決めた。
翌日に自分の吹奏楽団の演奏会を翌日に控えた彼女、なにが悲しかったのか突然「難破船」を歌い始めた。
それがきっかけで、中森明菜まつりが展開されるかと思いきや、「哀歌しばり」が展開され、みんながそれぞれ悲しい歌を歌い始めたのだった。
きわめつけは、K田さんの歌う激哀歌「水に挿した花」(中森明菜)と、天然系広報部長のIさんが歌った「ロード」(THE 虎舞竜)。
「ロード」はすごくいい曲なのだが、なぜお腹に赤ちゃんまで授かった彼女が突然死んでしまうのか、歌詞のなかでは理由がいまいち明かされないので、みんなで非常に気になる。
わたしはひとり「妊娠中毒症では?」と主張したが、全員から否定された。
(いまWikiでようやく「交通事故」であることがはっきりした)
その後も次々と繰り出される哀歌。
わたしはこんな悲しすぎる人たちに対抗しうる歌を持ちあわせていないので、悩んだあげく、「氷雨」に落ち着きました。
いささか安直だなあ。今後のために、もっと哀歌をマスターしなくては!
ところで、同席していたコンマスMotherさんの長女さんが、明日、めでたく結婚する。
長女さんは5歳くらいのころから、ときおり妹とともに、アンサンブル練習につれて来られていた。
そのたびに、姉妹は本当におとなしく、練習場のすみに座って、ずっと「ドラえもん」を読み続けていた。
あれから20年、その長女さんが結婚するのである。哀歌を歌ってるばあいじゃない。
いっしょにクラリネットを吹き、アンサンブルでも長くコンマスの責任をはたし、仕事ももちながら、立派なお子さんを育てあげたMotherさんには、こころから拍手を贈ります。
ぜひ、この拍手をご祝儀のかわりに受け取ってもらいたい!
さて、今週末は琉球音楽民謡協会の沖縄民謡コンクールに参加の予定です。
わたしの唄う「染みなし節」は
「夜中にふと目覚めるたびに思い出しては、子供のように泣いてしまう…」
「何があったの、そんなにつらいなら話してすっきり忘れなさい」
という唄で、よく考えたらこれもまた十分に哀歌なのでした。
ついでに、本番でもシッパイして文字どおりの「哀れな唄」になりそうな、いや~な予感・・・。
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