医療ライターのいもづる話 by 中保裕子

マーケティングプランナーから医療ライターへ。地域医療、地域包括ケアシステムの存続にはマーケティングも必要です。

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「ビッグイシュー日本版」

2007-10-21 21:54:31 | レビュー

ホームレスが駅前で売っている雑誌がある、と聞いていたのだが、
昨日、JRの目白駅前で販売しているところを見かけ「販売者です」というタスキ?をかけたホームレスのおじさんから、雑誌「
ビッグイシュー日本版」を買ってみた。

1冊300円。
うち、160円が販売する人の手元に入るしくみです。
1日20冊売れば、野宿を免れ、「ドヤ」と呼ばれる安宿に泊れるのだそうだ。

制作費としては140円で賄うわけで、となると、ライターもカメラマンもほぼボランティアのような状況でやっているのではないかと。いやはや頭が下がる。

しかも、雑誌は社会的なテーマで結構面白い。

自分では働く気がなくて、人にすがって生きたい人には結構冷たいワタシですが、
ちゃんと働いて自立したい人をターゲットにして支援するのは、良い仕組みだと思う。
実際、600数名いた販売登録者のうち、1割弱が自立したとのこと。素晴しい。

数年前、ドヤ街と呼ばれる街を、取材したことがある。
ホームレスを専門に診療を行う診療所の取材だった。
シラミやらケンカの怪我やらは日常茶飯事。
そこにあるもっと大きい問題は「結核」だった。
野宿生活が続けば、体力の低下から感染症がはびこってしまう。

最近、ネットカフェで結核の集団感染が起ったというニュースもあった。
それも川崎という身近な場所。友人たちが利用しないとも限らない。

これから寒さに向かう。ひとりでも多くのホームレスが自立し、野宿生活から解放されることを願うばかり。

300円支払うと、ホームレスのおじさんは、大声で「ありがとうございます!」というと、
深々と、90度に腰をまげてほとんど最敬礼。
商売の原点を見る思いがした。

 

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コメント (4)

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