医療マーケティングの片隅から

医療ライター・医療系定性調査インタビューアーとして活動しています。独立30年を機に改題しました。

野菜たっぷりカレーの効用

2005年09月29日 | 美容&ダイエット

今日は日帰りで大阪出張。

羽田空港に戻ってきてゲートを出ると、目の前にあるカウンター式のカレーショップ
最近、この店を素通りして帰宅することができなくなってしまった
香ばしいかおりを嗅ぐと、条件反射でカウンターに座ってしまう、
ああもうこれじゃパブロフの犬状態

単なるカウンター式のカレー屋なので、味に特別なこだわりがあるわけでもなさそうで、
言ってみれば
まあ、どうってことないカレーなのだが、
うれしいことに、最近「野菜カレー」がぐっとおいしくなった。

というか、以前は味のない冷凍ミックスベジタブルを温めたのがカレーに混ざってる、というとんでもないシロモノだったのだが、
今はたまねぎや赤ピーマン、じゃがいもの角切りがしっかり炒めてある。
さらに、私的にポイントが高いのは・・・「シイタケがたっぷり」という点

キノコは抗酸化物質「エルゴチオネイン」が豊富で、ピザに載せたマッシュルームだけでもそれなりに効果はある。
が、
シイタケやマイタケ、エリンギはさらに豊富。
マッシュルームの比ではないのだそうだ
キノコといったらマッシュルーム、の米国人に比べて、日本人は摂りやすさの点でかなり有利


抗酸化物質は細胞を老化させる活性酸素を除去し、心疾患などの予防になる
そして、最近はアルツハイマー予防との関連も取りざたされている
日焼け後の軽い炎症状態の肌は、まさに活性酸素の天下で、(だから日焼けは肌老化の大敵、というわけ)
与那国島の副作用(?)がヒリヒリと肌に来ている私にとって、
キノコと野菜たっぷりのカレーは抗酸化物質の補給源。
とてもありがたくいただきました。

しかし・・・、
カレーの写真を撮っても、別段目新しいものでもないので
写真は突然ですが神戸・南京町近くの「赤萬」の餃子(笑)
博多・大阪・宇都宮・・・餃子店はかなり足を運んだ(と自分では思う)が、ここの餃子は日本一、かも
皮はパリッと、具はお肉の甘みが引き出されていて何ともジューシー・・・なのです

(「この写真、間違い?」と思った方、「本文と写真が合ってない!」と怒りを覚えた几帳面な方、ゴメンナサイ)


与那国島かけ足日記

2005年09月24日 | 旅★日記

たった丸1日の行程で、与那国島へ行った。

【初日】
那覇空港を朝、出発。石垣島まで40分。トランジットして25分。西の最果ての地、与那国島に着いた。                                                         与那国島の愛称「どなん」は「渡難」=渡るのが困難な離島 の意味だそうだが、飛行機なら意外に近い

島で兼業農家を営むSさん兄弟が案内役。(かなりのイケメン兄弟!)
私はSさん弟(24歳、沖縄水産高校野球部出身)の車に乗せてもらい、島の名所を駆け足で巡ってもらう

西崎(イリザキ)で最西端の碑を見て、立神岩、軍艦岩、私の大好きな大島保克さんが歌っている東崎(アガリザチ)へ。
(いまも「東崎」を聴きながらこれを書いています♪)

曇りの日が多い与那国にしてはピーカンの晴天
これほど晴れていなければ、そびえたつ台湾の山が見えるそうだ                                                   
車窓から見ると、いたるところに馬と牛
海岸線は全て牧場で、与那国馬や牛が放牧されており、歩道を歩けばウンがつくけれど誰も文句は言わない。
ここはそういう島なのだ

役場で町長に会い、伝統工芸館を見学し、民族資料館では開設者の池間さんの立て板に水のような解説をきく。
池間さんは30年以上前にご主人が亡くなられたあと一念発起して蔵に残っていた家財道具をかき集め、資料館を建てた。おそらく90歳は下らないと知ってびっくり
泡盛「どなん」の酒造元では60度の「花酒」を試飲。                                                                                        目を輝かせて製造工程を説明してくれたダイヤのピアスをしたお兄さん。これまたイケメンで少し前のキムタクそっくり
とにかく・・・イケメンワールドなのですよ、与那国島は。

役場のある中心地・祖納(ソナイ)港の浜は「ナンタ浜」という。もとは「波多浜」と書いたらしく、北風をまともに受ける冬には船が接岸できなかったという。                          私がよく行く自由が丘の沖縄料理店「なんた浜」のルーツと思いがけずご対面 。。                                                                      南端の比川浜には、「Drコトー診療所」のオープンセットが健在。来年また撮影予定があるそうだ。

昼食は居酒屋「国境」(ハテ、と読む)。夕食は「女酋長」・・・キョーレツな名前の店ばかり                                                    沖縄そばとは一味ちがう、細麺・鰹だしの八重山そばが美味

宿は西崎にちかい民宿「はいどなん」。                                                                                              「南与那国」という意味で、昔、島の人々が夢に見た桃源郷の名である。                                                                             離島の民宿だから、水不足で風呂はなく(シャワーのみ)、夜中に虫も出たりするのだろうなぁ、と予期していたのだが、なんと個室それぞれにバス・トイレ付き。   

聞けば、与那国島は雨量、湧き水が多く、水には困らないという(台湾と同じように、秋にも梅雨がある)                                                              そのため稲作もさかんで、与那国米はへたな本土のコメよりおいしいのだそうだ。                                                                     沖縄本島ではほとんど稲作は行われず、コメは90%以上県外に依存しているのだから意外だった

【2日目】
9時にSさん兄弟が迎えに来てくれて、「アヤミハビル館」へ。
アヤミハビルとは世界最大の蛾、ヨナグニサンのこと。羽を広げると20cm以上にもなるヨナグニサンは、蛾のくせに与那国町の「町蝶」
夜、車の前をびゅんと横切ることがあるって・・・かなりびっくりするだろうなあ

ちなみに与那国島にはハブも毒蛇もいない。                                                                                      地元の小学生が捕獲したという大型ヘビが生きたまま展示されており、かなり人相の悪いへびだったが、単に「悪臭を放つ」だけだそうで、まあ、その程度ならとガンを飛ばしてやりました(笑)

11時過ぎの飛行機に乗るため、空港でSさん兄弟とお別れ。                                                                                  「まだまだ見せたい所がたくさんあった」という弟君。自分の故郷のことをそんなふうに言えるって、素晴しいことだと思う。                                              ありがとう、本当にお世話になりました。

今回はいつになく長文でした。最後まで読んで下さった方にも感謝。


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