医療ライターのいもづる話 by 中保裕子

マーケティングプランナーから医療ライターへ。地域医療、地域包括ケアシステムの存続にはマーケティングも必要です。

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クラリネットアンサンブルの演奏会のご案内

2012-02-16 19:54:27 | 音楽

うーむ。。。

いよいよ、本番が押し迫ってきたので、1団員としてお知らせしないわけには行かなくなりました。

 

クラリネット・アンサンブルGrow 第3回定期演奏会

のご案内です。

3月10日(土)13:30開演 @東京オペラシティ リサイタルホール 

 

なぜ、「うーむ。。。」かというと。
前身の団体時代も含めると、ここでバスクラリネットを吹いてなんと22年になるわたくしですが、今回はあまりにも大曲すぎる!からです。

いままでも、「展覧会の絵」だの、チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」だの、そりゃあ数々の「無謀」に挑戦してきました。ですが、今回の「シェヘラザード」全曲 と「魔法使いの弟子」というカップリングは、無謀といえば、あまりにも無謀。。無謀すぎて、前回の練習なんか、なぜか右手が血まみれにw

 

現団長いわく、「前任団長とコンミスの無謀な選曲により・・」と言ってます。
誰なんだ、そのしょうもない「前任団長」とは!


・・・ううう、なにを隠そうわたくしのことであります。 しかも、団内でとった「やりたい曲アンケート」に「シェヘラザード」って書いたような気もするwww 

 

この無謀な選曲を決定した責任をとって、本番は血を流すばかりでなく、酸欠になるまで吹きまくります(たぶん、ホントになります)。
クラリネットでお送りする「交響詩〝シェヘラザード”」が、いったいどういうことになるか、ご興味がおありの方は、どうぞお出かけください。お待ちしております。

 

入場無料ですが、整理券が必要です。
お申込みは クラリネット・アンサンブルGrowの公式アドレス grow2005@mail.goo.ne.jp へお願いいたします。 
※子育て中の方には、大変申し訳ないのですが、未就学児の入場はご遠慮いただいています。

 

 

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いまどきの「体組成計」を試してみた

2012-02-11 10:21:44 | 仕事

今朝の日経新聞(2012年2月11日朝刊)の「NIKKEIプラス1」に掲載されている「なんでもランキング」に、審査員として参加させていただきました。

審査対象品は「体組成計」です。

 


 

昨年も1月の企画「万歩計」で参加させていただいたのですが、20品目を一気に試し、評価するこの企画。なかなか時間と気力がいるのです(笑)。今回も夕方日経本社に行き、8時過ぎまでかかりました。

 

審査員は、研究者や流通関係者などさまざまな立場の方がおられ、評価基準もそれぞれの立場によって異なります。

たとえば、「これは高齢者には使いにくそうだから・・」という評価をする方もいらっしゃいますが、私は、あえて、ターゲットをしぼった商品も高く評価しました。そもそも「万人向け」を基準にしてしまうと、ターゲッティングというマーケティングの手法が評価されないことになります。3世代同居の大家族ならともかく、核家族やシングル世帯が主になりつつあるいまや、それでは成り立たないのではないかと思うのです。

 

昨年の「万歩計」に比べて、「体組成計」の技術的進歩のめざましかったこと!!
記事のなかでもコメントしていますが、グリップと本体の間のコードレス化などの画期的な技術進化もあれば、値段も3000円くらいからあって、価格のわりにハイスペックなものが多いことに驚きました。

惜しくもランク外になった商品にも、デザインや本体の軽量化など、 果敢に革新を試みている商品があり、わたし的にはかなり「買い」でした。
デザインであれ、技術であれ、革新は従前のものをただ踏襲するのでなく、むしろ否定するところから始まります。企業に規模に関わらず、そういう商品を開発する心意気のあるメーカーさんは、応援したくなりますね。

 

よろしければ、ぜひ、今朝の日経新聞をご覧ください。

 

 


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がんと闘うひとへの励まし方 その2(NG篇)

2012-02-08 23:41:08 | 「がん」について

前回にひきつづき、今回は、大西秀樹先生が講演で「有害なアドバイス」として挙げておられたことを記してみます。
つまり、家族や友人など周囲のひとが、がんの患者さんに対して「すべきではないこと」集です。
今回も、中保の独断的解釈&本意を曲げない程度の脚色を加えていますので、ご了承ください~。

(2月8日追記 3)不遜な態度 の×事例を修正しました。前のでは不遜度が足りませんでした。) 

 

1)回復を鼓舞する

×「来週には退院できるんじゃない?」
×「一日も早く、病気なんかやっつけちゃえ!」
×「来月になったら、もう仕事もできるようになるね」 

といった類でしょうか。

一見、「これのどこが悪いの?」と思うくらい、 お見舞いのことばとしては普通だと思われるかもしれませんが、回復をあおることが、ご本人を追い詰めることがあるので注意したい、ということのようです。下線のように、「期限」を切ることばは、治療のために、先の見通しが立たない生活を強いられている患者さんにとって、特にいけないような気が。

インフルエンザは4日寝てれば治る。骨折は時間はかかるけどギブスをちゃんとしていればいずれ治る。がんは必ずしもそういう病気ではないという現実を、ご本人はいやというほど知っていて、まさにそれと向き合ってるだけに辛いというわけです。 うつ病の人に「がんばれ」という励ましが禁句であることと、かなり近いものかもしれません。

 

2)陽気にふるまう

たぶん、これは「無理に」陽気にふるまおうとすることがNGなのだと思います。
陽気にふるまっている人に対しては、患者さんは、自分のつらい気持ちを伝えにくくなる→結果的に、患者さんのつらさを受けとめることにならない。ということ(だったような気がします)。

 

3)不遜な態度

×「そんな気の弱いこと言ってるから病気になるんだよ。」
×「病院なんかで白い天井みて過ごすより、さっさと家に帰って、好きなもんでも食べてゆっくりしてりゃ自然に良くなるよ」
×「抗がん剤なんて身体に毒だっていうじゃねえか、んなもんオレだったらテコでもやらねえけどな」 

・・・なぜか、例えがべらんめえなオッサン口調に(笑)。
こういうわかりやすい「不遜さ」ならば、ご本人も真に受けることはないと思いますが、こうした文脈で「健康食品」や「代替療法」、「食事療法」「宗教」などが持ち出されるケースは、案外多いのではないかと思います。
「免疫療法」も、高額ではありますが、まだ研究途上の療法にすぎません。 これらを絶対視するあまり、患者さんが受けている現在の医療を否定して不安がらせるのは、百害あって一利なし、です。

 

4) 過小評価

×「がんといっても、まだ初期なんだし、そんなの気にすることないよ」
×「腫瘍マーカーの値が悪くても、元気なんだからだいじょうぶ」
×「痛い?さっき痛み止め打ったばかりなんだからそんなはずはないでしょう」

そう言われても、そうは思えない心境にある患者さんには届かず、疎外感を強めてしまうだけ、ということだと思います。
もちろん、かなり高確率で治る種類のものもありますが、基本的には命がかかっている病気ですから、外野が無責任なことは言えませんね。
ちなみに、がんによる身体の痛みは、腫れたり赤くなったりすることがなく、ご本人が訴えないかぎり、自分以外の他人からはわからないものなのだそうです。  

 

5)「私はあなたがわかる」

ありがちだなあ(笑)
東日本大震災の直後にもこれがありましたね。避難所で、被災者に「つらいですよねえ。お気持ちわかりますよ。でも明日があるんだから~」的なフレーズを連発しているボランティアに対し、「被災していないあなたに何がわかる」と怒っていた女性を、テレビ報道が紹介していたのを見ました。

以前、ある患者さんを取材させていただいたとき、「中保さんはがんになったことがありますか?」と訊かれました。「いえ、まだ」と答えると、「それじゃあ、わからないかもしれないけど」と前置きをされました。
もとより、「わかりますよ」などと言うつもりは毛頭なかったのですが、がんという病気は、経験の有無により人の間に一線がひかれるのだ、と思いました。考えてみれば、病気にかかってしまった辛さも、治療の物理的な辛さも、命と向き合う苦しさも、経験していない我々に「わかる」はずなどないのです。安易に「わかりますよ」などと言えるはずもありません。

 

以上、5つのキーワードでした。
「意訳」のつもりが、「違訳」になっていたら、ゴメンナサイ。 

 


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がんと闘うひとへの励まし方 その1

2012-02-06 23:42:51 | 「がん」について

親しい友人からのリクエストで書くことにしました。

 

がんの患者さんをどう励ましたらよいか。

 

長らく放置していたのですが、昨年10月の「がん治」こと「日本癌治療学会」で、大西秀樹先生が話しておられたことをメモしていました。

大西先生は、埼玉医科大学の精神腫瘍科教授で、精神科医としてがんの家族や遺族への対応に取り組んでいる方。埼玉医科大学に「遺族外来」までつくりました。おそらくサイコオンコロジーでは日本でもっとも有名な先生です。その先生がシンポジウムで挙げておられた、がん患者さんへの「有用なアドバイス」と「有害なアドバイス」を紹介してみます。まあ、自身の親御さんとかだと、そもそもの関係性もあると思うので、一概にあてはまるとは言えませんが、参考にはなるかと。

メモが正確でないところはあるかもしれませんが、お許しを。ちなみに、コメントは中保の自作です。

 

【有用なアドバイス】

1)同じ境遇の人と話す機会を持ってもらう

いわゆる「ピア・カウンセリング」です。同室の患者さんはもちろんですが、病院によっては、患者サロンや患者会を開催しているところもあるので、そういう場所に出かけるのを勧めてみる、ということでしょうか。ピア・カウンセリングの有用性は知られているので、その体制を充実すべく、一部ではピア・カウンセラーの教育なども始まった模様です。その前に、とりあえずがんサロンを持つ病院が増えてほしいなあ、と思うのですが。

2)患者さんが感情を吐き出せる機会をつくる

お互いに相手を気遣って、平気なふりして、涙も見せず、つらいことも隠し通すなんて苦しすぎます。昔、本人には告知しないことが通例だった時代は、どんなにかお互いに苦しかったのだろうかと察せられます。

3)そばにいる

2)と関連するんですが、何もしなくても、何も言わなくても、患者さんはそばにいるだけで気持ちが安らぐようです。健康なとき、人は何かを「する」ことに価値があると思うものですが、病む人の求めるものは、その人の存在そのものだったりします。つまり「いる」ということだけで十分。むしろ、見舞い人が病室でチャキチャキせわしなく動き回ったら、御病人はかえって疎外感をもつかもしれません。ミヒャエル・エンデの小説「モモ」の主人公のように、相手の話にじっと耳を傾けて、患者さんが自分で話したくなるような雰囲気をつくる、というのが理想的なのだろうと思います。

4)関心を示す

患者さんの病状や気持ちに、いつも関心を持っているのだ、ということを周囲が示すことが大事だとのこと。

 

 

自分自身もこんな風にできているとは甚だ申せませんが、心掛けたいとは思っています。

長くなったので、【有害なアドバイス】(アドバイスという表現はちょっと不思議な気がしますが・笑)は、次回に。

 

 

※2/6追記 一部、誤解をまねく箇所があったので修正しました。→2)のタイトルです。


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