医療ライターのいもづる話 by 中保裕子

マーケティングプランナーから医療ライターへ。地域医療、地域包括ケアシステムの存続にはマーケティングも必要です。

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震災後1週間の憂鬱

2011-03-23 23:23:37 | 旅★日記

たった2週間前にはえらくのんきなブログを書いていたものだ。
こんな事態になるなんてほんとうに思いもよらなかったので、しかたない。

被災された方やご家族には心からお見舞い申し上げます。
そして、いまも寒い避難所生活で、あたたかい食事もとれずにいる方々、せっかく津波から逃れられたいのちを、どうかつないでください。

この一週間を振り返ると、これまでになかったほどマスメディアに対してうんざりした。

多くの人のいのちが飲みこまれた、凄惨な津波の映像を、朝から晩まで繰り返すテレビ。行方不明の家族を探す人に「いまの気持ち」を聞くインタビュー。亡くした子どもの死亡届を提出する夫婦のドキュメンタリー。同じ痛みを分かち合える者なら、目をそむけたくなる取材ばかりだった。かと思えば、東京の上空からヘリで「節電」の模様を中継する空中撮影。
もうなんというか、あらゆることがズレまくりなのだ。

わたしは一時、2つのテレビ局の制作スタッフとして、いくつかの番組にかかわったことがある。
視聴率は分きざみでわかるので、当時もいまも「インパクト重視」という基本姿勢はかわらないのだろうが、問題はその立ち位置である。今回の一連の報道を見て、マスメディアはここまで民心とかい離したか、と思った。ついでに、セ・リーグもか…。

インパクトといえば、原発付近の住民の放射線被曝を検査する医療者の姿もインパクト大でしたね、いろいろな意味で。
検査を受ける住民が普段着なのに、頭からつま先まで、目以外はすっぽりと白衣。もちろん、医学的にそうするべきことはわかっているが、あの映像から、被災者がさらなる「被害」を受けないか心配だ。O-157のときに堺市の人がうけた被害を考えると、福島の人たちがそれ以上の被害に遭いかねない。

そんなことを考えているうちに、ほんとに福島県民の宿泊を拒否したホテルがあらわれるし、某大手新聞社の週刊誌は「東京に放射能がくる」とやってくれた。記者はほとんど東京の人なのだろうか、まるで東京が被害者のようである。これはTwitterでも話題になり、福島県の方は「くやしい」と訴えていた。そりゃそうですよ、本当の被害者は福島県民なのだから。 

 

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西表島・うまいものノート

2011-03-07 23:39:58 | 旅★日記

西表島での夕食は、2泊ともに「キッチンinaba」さんにお世話になった。
友人の口コミで行きたい店はいくつもあったが、軒並みお休み。
西表島、とくに上原地区は3月上旬までは冬眠中のようだから、行かれる方はご注意を・・。
某リゾートホテルは近くにあったので、食事はできたかもしれないが、そんなところを利用する気は、はなから無かったんです。

そのなかで、営業していたのが「キッチンinaba」。
宿泊先から徒歩20分、そして「送迎つき」。
島内はたとえ、徒歩5分の場所であっても、陽が落ちればあたりは真っ暗、懐中電灯なしでは歩けない。
私のように車なし、島内移動は路線バス+徒歩、という者にとってはありがたいサービスだ。

とはいえ、事前情報はないし、ほかの店が休みという消極的な選択だったため、正直なところさほど期待せずに行ったのだが、ふたを開けてみれば大当たり!

日によって時間は変わるが、三線のライブがある。
こんな感じ↓

(クリックで拡大)

ポップス中心の盛り上がれライブを展開する、よくあるパターンではない。
土地の文化と島唄を大切に歌い継いでおり、八重山民謡の教師免許も持っているオーナーの平良彰健さんが、島唄の意味を語りながらライブをされる。

店名の「inaba」の由来も、ご自分が生まれ育った土地である「稲葉村」からきている。
いまは廃村となり、しかもなぜか村の存在が竹富町史に書かれていない(なぜだろう?)ことに対する、オーナーの憤りであり、土地への思いからつけたそうだ。

で、肝心のお料理はといえば、これがとても美味だった!

●「ノコギリガザミ汁」定食。


ノコギリガザミのパスタもあったが、味噌汁を選択。
ノコギリガザミ」はワタリガニの一種で、英名では「マングローブクラブ」というらしい。
房総以南には生息しているらしいので、西表の名産というわけではないのだろうが、これがとにかくおいしかった。カニの身の味がパワーアップしていて、しっかり濃いのだ。
ちなみに、沖縄のカニはすべてうまいかというとそうでもない。宮古島で食べた「ヤシガニ」は、薬物(クスイムン)とよばれていて時価で売られている。せっかくだからと食べてみたが、値段のわりには味気ない感じだった。

●イノシシのたたき

以前関東の某所で食べたイノシシ鍋が、肉はかたいわ、クセはあるわでさんざんだったので、恐る恐るではあったが、味見程度に注文。女性のおひとり様なので、半量にしてもらった。
ここのイノシシは、まったく臭みがなく、やわらかいラム肉のようだった。
イノシシ汁もあったが、臓物が入っているのでどうしてもにおいが立つため、イノシシ初心者にはお勧めでないそう。

で、おいしくいただいたあとのイノシシは、こうなっちゃうわけです。↓
前回もちょっと触れましたが、やはりこれは写真でなくては!

わぁ。なんてシュール・・・orz
西表島では、イノシシを獲ると頭蓋骨を軒先にぶら下げる習慣があるそうだ。

「キッチンinaba」さん、ごちそうさまでした。
ちょっとガセネタを流してきてしまったので(こんなところでも!汗)、近く訂正のご連絡をさしあげますね。

 

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まるまぶんさん

2011-03-02 18:30:22 | 沖縄民謡・三線

西表島は今日も寒い。時おり小雨、風強し。そんななかで半袖Tシャツ+麻のジャケットのわたし。うーむ誰よりも若い!(→単なるばか。)

でも、寒さに負けず、路線バスに乗って祖納にいく。
そもそも今回、西表島に来たのは、祖納の前浜から見える「まるまぶんさん」を見たかったからなのだ。八重山民謡「まるまぶんさん」にうたわれた実際の丸島盆山は、盆栽みたいなかわいい島で、泳いで行けそうな距離にあります。

昨夜、夕食に行った「キッチンINABA」のオーナー、平良彰健さんには「まるまぶんさん」を聴かせて頂いた。
ジモティーは「まるまぼんさん」といい、「夜な夜な見りば♪」を「ゆにゃゆにゃ見りば」と発音するのだそうだ。

文字では「まるまぶんさん」と表すようになったのは、石垣島で決められたこと。それはそれでいいけど、地元では地元の発音で唄いたいのだそう。なるほどねぇ。何しろ声がよく、節回しもとても味わいがあり、聞き惚れた。

平良彰健さんの唄を、ご本人に了解を得て、動画で撮りました。公表は差し控えますが、ご興味があればわたしの知り合いの方にかぎり、個人的にお見せしますよ。

ところで、その前浜の海岸で、打ち上げられたらしいイノシシの頭蓋骨とおあいしました。ヤギや犬にしては見事な歯並び。
昨夜食べたのがイノシシのたたきで、臭みはないし、ラムのようにやわらかくて美味しかっただけにフクザツでしたw
★3月3日追記★
上記、「前浜」は「前泊」の間違いでした。気づいた方は、西表度かなり高め。

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石垣港から西表島へ。

2011-03-01 17:24:32 | 旅★日記
石垣港から西表島の上原港へは、小型の高速艇で45分。乗ったとたんに「竹富島にしとけばよかった」と後悔した。

竹富島、小浜島、黒島への船とはまったく違う。船が、飛ばすのなんの。そして揺れるのなんの。石垣島がすでに小雨だったので、覚悟はしていたが、お尻が浮かないように、しっかり座ってないと、空中浮遊してしまう。ちっともくつろげない。下からどん!とつきあげられてお尻もいたい。海上ロデオかこれは…。

船長さんらしきおじさんに聞くと、ちっとも時化じゃないそう。「うふふ、まだまだ。」とにこやかに言われてしまった。恐るべし…。

やっと着いた西表島ですが、寒いわ、雨だわ、強風(半端ない)だわでホテルから出る気にならず。
今日はこのまま、日没をながめながら、部屋で三線弾いて過ごそうかな。
★3月2日追記

昨夜聞いた話では、波のうねりには向きがあるので、船内でどこに座るかでもちがうらしい。ベストポジションは石垣→上原(西表島)では左列の後方、上原→石垣港では右列の後方、だそうだ。

ちっ、行きは逆だったか。どうりでw
ちなみに、今日は時化で欠航しているもよう。
同じ西表島でも、大原港の方が波はまだおだやかなのかも。まあ、五十歩百歩でしょうが(あふれる猜疑心)。
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ひさしぶり!

2011-03-01 00:46:35 | 旅★日記

雪冷えの東京から那覇へ。びっくりするほど蒸し暑い。出張を含めると、いままでに30回くらい沖縄に来ているはずだが、こんなに温度差を感じたのは初めてかも。証拠に半袖の女子を撮ろうと思ったが、もたもたしてるうちに、路地を曲がられてしまい失敗…。
かと思うと、タートルネックのニットアンサンブル姿のおばさまもいたり。体感温度はさまざまなのだなあ。

1年2ヶ月ぶりの沖縄。
慣れ親しんだこの景色には無言でただいま、とつぶやきたい気持ち。あっ、病院にはとくに用はないです。単に定宿のあるエリアなのです。

今夜は、内地から移住した男子2名とひさしぶりに飲んだ。当然、三線のはなし。「ナークニー」がナークニーらしくあるためには、といったマニアックな話題でもりあがる(ただし、わたしが全て理解できていたわけではないし、ましてや実行にはほど遠い)。お店でいただいた海ブドウは、東京では考えられないほどてんこ盛りで、しかも新鮮でおいしく、ほとんどひとりで食べていた気が。完全に割り勘勝ちだと思う。Mやん、M木さん、ご馳走さまでございました。

壷川のオフィス街は、最近開発された場所のようだが、使われるあてのない新品のホテルなどがあってかなしい。燃えてないけど、ホテルニュージャパン状態だ(知らないか)。

明日はまた那覇をでて、離島部に向かう。

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