医療ライターのいもづる話 by 中保裕子

マーケティングプランナーから医療ライターへ。地域医療、地域包括ケアシステムの存続にはマーケティングも必要です。

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もう一度見たい「佐賀のがばいばあちゃん」

2006-05-31 00:20:46 | 医療・健康

© 映画『佐賀のがばいばあちゃん』製作委員会

久しぶりに、いい映画

ご当地・佐賀での大絶賛の先行上映に引き続き、
いよいよ6月3日から、全国でロードショーが開始される。
「佐賀のがばいばあちゃん」公式HP

この作品の監督の倉内均氏は、親友の夫君である。
彼が丸3年間、心血を注いで作った映画なのだ。
だから、私はあからさまに、この映画を応援している。

関係者でなければ見に行かなかったかもしれない。
でも、見に行って本当によかった。
静かだけれど、笑えて、ココロ震える映画だった。

一番印象に残ったシーンは・・・・↓

佐賀のばあちゃんの家に預けられている主人公は、
家が貧しいため、運動会の日もいつも変わらぬ、梅干ひとつの日の丸弁当だ。
他の子供達が家族といっしょに豪華なお弁当を広げるなか、
教室でひとり、いつものお弁当を開ける彼。
そこへ、教師がやってくる。

「先生、お腹痛くなっちゃって、お弁当が食べられないんだ。
梅干がおなかにいいから、君のお弁当と換えてもらえないかな?」

セリフが微妙に違ってたらご容赦・・・なのだが、ま、ともかく
彼にとっては、初めて食べる大きなエビフライ入りのお弁当だったのだ。

思いやりのある人たちの間でしか、思いやりは育たない。
生徒一人ひとりに思いやりを持って接することができる教師たちに囲まれていたなんて、
なんて、幸せなことだろう。

今は、いますか?こういう先生・・・。

 この映画とは関係ないが、昨今起こっている事件は、
遊ぶ金欲しさに親を撲殺するとか、
先生に叱られたから自殺するとか・・・。

食品添加物のせいだの、病気だのと言ってしまえばそれまでだけど、
環境は充分豊かなのに、
生きるために必要な力が育くまれていないのではないか?

全てを学校のせいにするわけではないけれど、
この映画を見て改めてそう感じた。
 
英語やコンピューター教育だったら、いつでもできる。

話を映画に戻そう。
この映画は、
無茶苦茶盛り上げてやろうとか、
ひたすら泣かせてやろうとか、
そういう類の映画ではない。
静かに、温かい涙を流せる映画です。
たくさん笑っている間に、大事なことに気づかせてくれる映画。
私ももいちど映画館に行って、元気をもらって来ます!

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マクロビオティックな昼食

2006-05-12 19:10:29 | 美容&ダイエット

わたしの普段の昼食はお粗末なものだ。
一応仕事をしている身の上、主婦の友人達のように平日都心でランチを楽しむなんて優雅な時間はないし、いつも
打合せ先の近くで、おにぎり屋さんにでも飛び込んで、味噌汁で流し込むのがせいぜい。

しか~し!

今日は久しぶりに青山に行く仕事があったので、
少し歩いてオーガニック・レストラン「MOMINOKI HOUSEで昼食をとることにした。

ここは青山で30年前から営業している、自然食レストラン。
最近、仕事で知って行ってみたいと思いつつ、なかなか行けずにいた。

JR原宿駅からは徒歩10分。
ランチでは余裕のあるときにしか行けそうにないが、
こじんまりした店内は落ち着けそうで、密談OK、な感じ。
ワインもたくさんそろっていたので、ディナーもいいかもしれない。
ただし、油断してると頭を打つ(ところどころ天井が低い)ので
飲みすぎには気をつけないと。

メニューはマクロビオティック
一言でいえば、<玄米菜食>である。

まずは基本から、と「自然食ランチ」1050円を注文。
玄米と野菜たっぷりのけんちん汁、7種の野菜のおかずがつく。
どれもこれも、薄味で、野菜の持ち味がしっかり味わえて、おいしい。
レンコンの磯辺揚げなど、ボリューム感のあるおかずも入っているから、意外に満腹になる。

何より、ねばりとコシのある玄米をしっかり噛むことで、自然に満腹になっていく。
最近ヒットしている新谷弘実氏の本「病気にならない生き方」で書かれていた
ミラクル・エンザイム」(要は酵素です)もたっぷり分泌されそうだ。
いいぞいいぞ。
昔は求道的なイメージが強かったマクロビも、最近はダイエットや美容によいと注目されている。
人間、アゴを運動させると空腹は満たされるのね、と実感。

・・・したつもりだったが、午後4時にはおなかが減りまして、
結局ドトールでケーキを食べたわたしであります。
マクロビオティックへの道は遠い・・・。

 

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患者急増!の謎

2006-05-08 22:20:44 | 医療・健康

釜石から車で20分。
三陸のリアス式海岸に面した町は、ひなびた風情の漁の町だった。

普通、私が取材するようなへき地の診療所では、
「最近は高齢化が進むし、どんどん患者さんが減ってねえ・・・」という話をよく耳にする。

だけど、ここでは意外なコトが起きていた。
患者さんが急増して、小さな町の診療所がやたら忙しくなっているのだ。

「外科」だというのに、朝から患者さんがひっきりなしに訪れ、待合室はいつも満席。
電気ノコで指を切った男女(なぜか二人いる)、
ひざの痛い老女、
スポーツで腰を痛めた10代の男の子・・・。

都内の外科診療所なんて、救急指定でもないかぎり、がら~んとしたものだろう。

理由を聞いて、納得。
同じ町内にある病院の整形外科の診療が週1回だけに縮小された。
ここ以外の病院となると、車で30~40分はかかる。
関節痛のお年よりは毎日でも来たいくらいだから、この距離ではとても無理だ。
行き場を失った患者さんたちが、大挙して診療所に押し寄せたわけ。

おかげで診療所の老医師は、老後の計画がすっかり狂ってしまった。
老後は夫婦でのんびりしようと考えていたのに全くのんびりできる見通しは立たない

これまで閉鎖寸前のような診療所はたくさん見てきたが、
これはこれで、気の毒な気さえする。

くだんの病院にも行ってみた。
運営的に縮小・合理化の傾向にあるようで、
「平成18年○月をもちまして、耳鼻科は閉鎖することになりました」
という悲しい掲示。
うわ。

勤務医の労働条件も厳しくなっていることは想像にかたくない。
へき地では日常茶飯事なんだろうなあ。

産婦人科と小児科は、医師の労働がきついということからなり手が少なく、全国的に医師不足である。
三重県の尾鷲市の市民病院では、あやうく閉鎖の憂き目にあった産婦人科を存続するのに、年俸5520万円という破格の年俸で医師を
招聘した。

しかし、へき地ではあらゆる科の医師が不足している。
これだけのギャラを積める自治体はいいが、多くのへき地は高齢化率が高く、税収も不足ぎみだ。

いきおい、老医師(たいていは「老医師」です)個人のひたすらな努力に依存しているのが現実なのです。

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遠野~釜石のプチ渋滞。

2006-05-04 19:10:20 | 旅★日記

お久しぶりです。
4月はついに更新できないまま、5月に突入してしまった。
ひらに・・・ひらにご容赦!

実をいうとですね、3月後半から4月末まで、ほとんど仕事場にいなかったのです。
地域医療賞」取材の全国行脚で、週に1度は2~3日の出張。
残された日には打合せと他の仕事がてんこもりに・・・。

で、やっと更新できるようになった今日を記念して(?)デザインも一新しました。

さて、今回、初めて訪れた岩手県の大槌町。
三陸海岸沿いにある小さな、静かな町だ。

取材の前日、新幹線で新花巻(盛岡のひとつ手前)までいき、そこでレンタカーを借りる。
遠野経由で車で2時間強。
山のなかを気持ちよくドライブ・・・のはずが、いつの間にか渋滞。
日曜とはいえ、まだGWには入っていない。
なんで、こんな所で!?

で、渋滞の元凶になっていたノロノロ先頭車を、6台ゴボウ抜きで追い越したら・・・・
あ、パトカー。。。

時速50キロ制限のところを10キロオーバーしただけなのだが、(違反は違反・・・とはいえ
大音量のスピーカーでさんざん「ご指導」
されたあげく、
止まれというから止まったら、免許を調べる様子もなく、ただ、またも前に入ってきた。
パトカーの方はプライドが傷つけられたというか、
どうしても先頭を走りたいらしいのですね。

これで余分に時間がかかったが、陽が沈む前にはどうにか今夜の宿泊地・釜石に到着。

釜石は、4月中旬だってのに気温は5度。
雨にけぶる街の遠くに広がるのは新日鉄釜石の工場。
今は製鉄はしておらず、針金などの「線材」加工を行っているのだそうだ。

日曜なので商店街は閉まっている店が多く、なんとなく寂しい空気がただよっていたが、
元気に営業していたのは、ご他聞にもれない携帯電話ショップと、
そして、スポーツ用品店。
さすが、釜石はラグビーの街だった。

ここから目的地・大槌町までは車で20分の距離。
続きは、また次回に~

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