昨夜はひどい目にあった。
夜、目黒での飲み会のあと、11時に失礼して駅に向かったが、
私の住まいの駅近くで落雷があったとかで東急線が不通。
途中駅の奥沢までしか行かない。
それでは、とタクシーに乗ろうと考えたが、
そういう時って誰もが同じことを考えているもので、
駅前のタクシー乗り場は長蛇の列。
では、東急線で行けるところまでいってみよう、と超満員電車に乗り込み、
途中駅の西小山で一旦降りて復旧を待つことに。
この駅のホームの待合室はきれいで快適なので、同じことを考える人数名。
携帯メールをみたり、向かいの人を観察したりして時を過ごす。
夫からは「自業自得」のメール。 その通りです、ハイ。
しかし復旧の見通しはぜんぜんたたず、大井町線経由で自由が丘までたどりつくものの、
自由が丘から東横線に乗り換えられない。
人が多すぎて、ホームにすらたどりつけない。
ではタクシーに乗ろうと思って外にでるが、
時間的にタクシー待ちの列は長そうだな、ということで、
やむなく(?)時間つぶしに(?)ラーメンを食べる。
ラーメン屋は混んでおり、私以外は全員オヤジ。
ただしよく考えたらこちらもオバサンなので、自分で思ってるほど違和感はないかも。
自由が丘南口駅前改札すぐのラーメン屋さん、名前は忘れたがおいしかった。
もし沖縄料理「なんた浜」が開いている時間なら、まちがいなくそこで時間をつぶしたものを・・・。
(まあ、そうなればまちがいなくそこでつぶれていたが・・・)
お店を出てもまだ駅前のタクシー待ちの行列は長く、
幸いなことに雨は少し小降りになっていたので、
腹ごなしを兼ねて環八方面に歩いてみた。
駅に向かおうとしないで流しているタクシーも結構いるもので、
わりあい簡単に拾えた。
これですぐ帰れると思いきや、今度は深夜とは思えない大渋滞。
タクシーに乗れない人のために、車で迎えにきた家族が多かったようで(運転手の推測)。
いつもは1000円台の道のりが、メーターみたら3800円になっていた。
結局、いつもは目黒から24分の帰路が、3時間かかりましたよ、3時間。
だいたい、行きの電車からすでに変だった。
雨が車内に入り込み、ツー、と筋をかいて流れていた。
機械油がまじったか、黄色っぽい液体だったので、
川上に座っていた女性は乗ってくる人全員から「オシッコもらした」と疑われていて気の毒だった。
気の毒といえば、宇都宮の近くでは息子を迎えに出た女性の車が
水位2メートルの豪雨にのまれ、水没して亡くなるという不幸な事故があった。
この女性は私とひとつ違いで、携帯から「お母さん、さよなら」と電話があった由。
年齢が近い人の死は、どうにもやりきれない。
助けを求めたにも関わらず、警察と消防のミスで助けられなかったという。
警察は「パニックになっていて・・・」と弁解したというが、
パニックの時こそ警察と消防の力が最も必要なはず・・・。
日本の警察も消防も、平穏無事な状況に合わせた体制になっているのですか。
ついでにいうと、感染症対策だってそんなものらしい。
日本では国立感染症研究所をはじめ、感染症対策の費用も組織も、
アメリカのCDCに比べると、というか比べ物にならないほど脆弱で、とよく批判されている。
感染症の無風状態に合わせて組織がつくられているのであれば、
どう考えても新型インフルが入ってきたときには不安なのですが。
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