医療マーケティングの片隅から

医療ライター・医療系定性調査インタビューアーとして活動しています。独立30年を機に改題しました。

3時間。

2008年08月30日 | 旅★日記

昨夜はひどい目にあった。

 

夜、目黒での飲み会のあと、11時に失礼して駅に向かったが、
私の住まいの駅近くで落雷があったとかで東急線が不通。
途中駅の奥沢までしか行かない。

 

それでは、とタクシーに乗ろうと考えたが、
そういう時って誰もが同じことを考えているもので、
駅前のタクシー乗り場は長蛇の列。

 

では、東急線で行けるところまでいってみよう、と超満員電車に乗り込み、
途中駅の西小山で一旦降りて復旧を待つことに。
この駅のホームの待合室はきれいで快適なので、同じことを考える人数名。
携帯メールをみたり、向かいの人を観察したりして時を過ごす。
夫からは「自業自得」のメール。 その通りです、ハイ。

 

しかし復旧の見通しはぜんぜんたたず、大井町線経由で自由が丘までたどりつくものの、
自由が丘から東横線に乗り換えられない。
人が多すぎて、ホームにすらたどりつけない。

 

ではタクシーに乗ろうと思って外にでるが、
時間的にタクシー待ちの列は長そうだな、ということで、
やむなく(?)時間つぶしに(?)ラーメンを食べる。

 

ラーメン屋は混んでおり、私以外は全員オヤジ。
ただしよく考えたらこちらもオバサンなので、自分で思ってるほど違和感はないかも。
自由が丘南口駅前改札すぐのラーメン屋さん、名前は忘れたがおいしかった。
もし沖縄料理「なんた浜」が開いている時間なら、まちがいなくそこで時間をつぶしたものを・・・。
(まあ、そうなればまちがいなくそこでつぶれていたが・・・)

 

お店を出てもまだ駅前のタクシー待ちの行列は長く、
幸いなことに雨は少し小降りになっていたので、
腹ごなしを兼ねて環八方面に歩いてみた。
駅に向かおうとしないで流しているタクシーも結構いるもので、
わりあい簡単に拾えた。

 

これですぐ帰れると思いきや、今度は深夜とは思えない大渋滞。
タクシーに乗れない人のために、車で迎えにきた家族が多かったようで(運転手の推測)。
いつもは1000円台の道のりが、メーターみたら3800円になっていた。

 

結局、いつもは目黒から24分の帰路が、3時間かかりましたよ、3時間。

 

だいたい、行きの電車からすでに変だった。

雨が車内に入り込み、ツー、と筋をかいて流れていた。
機械油がまじったか、黄色っぽい液体だったので、
川上に座っていた女性は乗ってくる人全員から「オシッコもらした」と疑われていて気の毒だった。

 

気の毒といえば、宇都宮の近くでは息子を迎えに出た女性の車が
水位2メートルの豪雨にのまれ、水没して亡くなるという不幸な事故があった。
この女性は私とひとつ違いで、携帯から「お母さん、さよなら」と電話があった由。
年齢が近い人の死は、どうにもやりきれない。

助けを求めたにも関わらず、警察と消防のミスで助けられなかったという。
警察は「パニックになっていて・・・」と弁解したというが、
パニックの時こそ警察と消防の力が最も必要なはず・・・。
日本の警察も消防も、平穏無事な状況に合わせた体制になっているのですか。

 

ついでにいうと、感染症対策だってそんなものらしい。
日本では国立感染症研究所をはじめ、感染症対策の費用も組織も、
アメリカのCDCに比べると、というか比べ物にならないほど脆弱で、とよく批判されている。

 

感染症の無風状態に合わせて組織がつくられているのであれば、
どう考えても新型インフルが入ってきたときには不安なのですが。

 

★今夜も豪雨にはご注意ください。よろしければ1クリックを。 
人気Blogランキング

 

 

 

 


京都の「ひやしあめ」

2008年08月28日 | 旅★日記

 

京都の日帰り出張後・ぶらり清水散歩の第2弾。

 

境内の散策にも疲れた一行の行く手にはためく「茶だんご」の幟。
日々ヨコに成長しつつある我が社のスーパーメタボ社長はうっかり八兵衛と化し、
「お。喰おう喰おう」と店内に突進。

 

で、頼んでみました。「京名物ひやしあめ」。

 

 

以上、「ひやしあめ」と「茶だんご」です。


ひやしあめは、しょうが入りの水あめを水で薄めたような、素朴な甘さの飲み物だった。
暑い日に歩きつかれた時にはこういう甘さはうれしい。
たいして歩いてない我々にもうれしい。

 

しょうがは漢方薬の原料だ。
漢方では生姜=「ショウキョウ」。
その薬効は「発汗解表・温中止嘔・解毒」・・・となんだかよくわからないが、
要は体を温めて発汗を促し、殺菌作用があるということかと。

 

ちなみにカレー粉の原料クルクミンは生姜の色素成分だし、
沖縄のウコンも生姜の一種。

高名なアンチエイジング医学の研究者S先生によれば、
クルクミンは老化防止に効果がある有数の成分らしい。

 

医食同源を楽しんだ、夏の名残の夕暮れでした。

 

 

★読んでくださりありがとうございます。応援の1クリックお願いします。 
人気Blogランキング


模様替えそしてついでに酒の話。

2008年08月26日 | 旅★日記

ブログデザインを変えてみました。

 

ところで最近、サントリーウイスキーの「山崎」がキャンペーン中なのか、
冷え冷えの銅のグラスで山崎のハイボールを出す店が増えてきたが、これがなんともうまい。
参りましたっ。

 

それでここ数年、ビール以外は泡盛ばかりだったのが、
ここへ来てウイスキーにちと開眼したというわけです。
まんまとプロモーションに載せられてる自分がちょっと悲しい。

 

とはいえ、私はそもそもそんなに量は飲めない。

でもって泡盛、ウイスキーがからだに合い(=残らない)、
ワイン、日本酒がからきしダメという、わかりやすい蒸留酒派でもある。

 

ここで曝露してどうしようというのだろう(笑)。

 

 

★いつもありがとうございます。よかったら1クリックお願いします。 
人気Blogランキング

 


胎内めぐり

2008年08月22日 | 旅★日記

昨日は京都へ。
クライアントさんでのプレゼンを終えて、夕方時間があったので清水寺を散策することに。

 

清水寺は数年ぶりだが、外国人観光客の多さには驚いた。ううむさすがは世界遺産。
小さい子供をつれたアジア系の家族づれや、アジアの子供達の団体旅行がたくさん訪れているところをみると、
あちらの経済はみるみるめきめき豊かになっているのだろう。

 

写真の「音羽の滝」から流れ落ちる湧き水が「清水寺」の由来だそうで、
皆さま列をつくって飲んでいた。
日帰りの我々は時間がないのでパス。

 

お堂のなかにちゃんとAEDも設置されているのには感心した。
周りの景色とまったくマッチしていないが、まあそれはよしとしよう。

門を入ってすぐのところに、 「胎内めぐり」というのがあった。
なんでも清水寺の奥にある真っ暗な道を「五感を研ぎ澄まし」数珠の手すりをつたっていくと、
梵字の「ハラ」の字が浮かび上がり、さらに進むと光明がさしてきて「歓喜にあふれる」らしい。

 

つまり「胎児体験」なのだ。これはスゴイ!
すごい割には料金100円なのでぜひとも体験しようと思ったが、
案内のおじさんが靴袋をわたしながら、
「ハイ、手すりを離すと帰ってこられませんよ~」
とか言っているのを聞き、ビビってパスした。
お化け屋敷が苦手というわけではないのだけど、暗い階段が苦手なんです。

 

階段は暗くなくても苦手で、以前、産業廃棄物工場の取材で工場のほとんどてっぺんまで鉄の階段で上らされ、
上りはいいが下りで気が遠くなりそうになったことがある。無事だったけど。

 

ただし、「胎内めぐり」が階段なのかどうかもよくわからない。
ブログなどを検索しても、


「突然足臭ささを感じ、あまりありがたみがなかった」

とか


「暗いので前の女性の手に何度もふれてしまい、セクハラと思われないか心配だった」


といった感想ばかりで、状況はいまだ謎。

 

まあ、清水寺に行く機会はまたあるだろうが、胎内めぐりにはきっと挑戦しないだろう。
根性なしとお笑いくださいませ。

 

★更新まばらでスミマセン。
でもよかったら1クリックお願いします。 
人気Blogランキング


北京五輪の中継で

2008年08月18日 | 旅★日記

毎回オリンピック中継を見るたびに気になる日本語がある。

「○位で終わりました」。

なんとなく不満げな、未練たらしい響きを感じませんか。

選手としてオリンピックに出られるだけでも十分立派なことなのに、
さらに、予選通過してファイナルに残ったなら、ますますもって大変なことなのに。
健闘を称えるどころか「惨敗」という印象を残してくれる。

まあ、それでも

「○位に終わりました」

よりははるかにましだろう。
「で」と「に」ではえらい違いだ。

ニュートラルな響きがある「で」の方が今回ははるかに多かったような気がするのだが・・・・、
アナウンサーさんたちも少しは気を遣ったのかな。

米国のフェルプスが8つのメダルを獲ったのを称して、どこかのアナウンサーが
「米国はこれで?個のメダルとなりましたが、フェルプスにおんぶにだっこという印象も否めません
とか言ってたのもおかしかった。

結果としてフェルプスが圧倒的に強く、しかもその実力を本番で発揮できただけのことだ。

ちなみに、米国の男子400mリレーは予選とファイナルのメンバーを全員替えたのには本当に恐れ入った。
それだけ実力のある選手の層が厚いのだ。恐るべし。

関係ないけど15日か16日の朝日新聞の高校野球の記事の見出しに

「スクイズ、職人の

と出ていたが、レベルの話だとすれば「域」じゃないのかねぇ。

天下の朝日新聞がそんな誤植をするとも思えないので、スクイズがあまりにも絶妙で、
指示した監督がものすごく「粋」なはからいをしたのだと思うことにします。

は珍しくカメラ目線のポーズ。

 

★更新まばらでスミマセン。
でもよかったら1クリックお願いします。
 
人気Blogランキング


 


さらにまた、近況報告。

2008年08月15日 | 沖縄民謡・三線

前回、「近況報告」としてからまたまた今度は2ヶ月近くもたってしまい、
さすがにあちこちから軽いブーイングが聞こえつつある今日このごろ。

 

なんだかねー、忙しかったんですよ。
仕事の合間を縫って沖縄に行き、タイのバンコクに行き。

 

で、ご報告としては・・・、

 

沖縄で行なわれた琉球民謡音楽協会のコンクールで、
おかげさまで「三線新人賞」、ついでに「太鼓新人賞」も無事合格しました。

 

三線に関しては去年の雪辱を果たしたわけで、もちろん嬉しいのだけれど、
じつは三線と太鼓、両方いっぺんに合格したがために却ってえらいことに・・・。
コンクール合格者は、9月末に那覇で協会が主催する「芸能祭」というのに出演することになっているのだが、
まずチケットノルマが人の2倍!ぎゃっ。

 

さらにまずいことに、当日舞台で演奏する、覚えなきゃいけない曲も人の2倍!!なのだ。

 

うーむ。

 

それが終わるとすぐに所属の「クラリネット・アンサンブルGrow」のパーク・コンサート。
(
10月11日(土)。委細は→こちら
この団体で今年度団長を務めることになって以来、初のイベントになる。

 

だけど・・・・・

 

とりあえず直近で、今宣伝しなくちゃならないのはこれ↓であろうか。

 

「港に流れる琉球の調べ」
金城盛長三線教室 鎌倉大船三線道場 第四回発表会
◇日時:9/6(土)13:30開場、14:00開演
◇場所:関内ホール小ホール(関内駅or馬車道駅から徒歩5分)
◇料金:入場無料(ただし整理券が必要)
◇整理券予約&問い合わせ:
ofunasanshindojo@gmail.com

 

八重山・宮古・沖縄本島のいろいろな島唄が登場、
今回は那覇から琉球舞踊の先生や舞踊を習っている那覇の教室のメンバーが
ゲスト参加してくれることになっており、盛りだくさんの楽しいステージになる予定。
私は舞台監督というお役目を務めながら、琉髪・琉装にて「西武門節」という1曲を披露いたします。
(
あっこれって「せいぶもん」ではありません、「にしんじょう」と読むのです。)

 

教室および師匠の金城盛長については、 http://www.kinjo34n.jp/ をご覧ください。

入場は無料ですが、整理券が必要です。
ご希望の方は上記メールアドレスか、私に直接メールでお問い合わせを。

 

ゆたしくうにげさびら。(=ウチナーグチで「よろしくお願いします」の意。)

 

 

★更新まばらでスミマセン。
でもよかったら1クリックお願いします。 
人気Blogランキング


お仕事のお問合せはお気軽にどうぞ。

医療・健康領域での患者様、医療者へのインタビュー調査、インタビュー取材・原稿作成を承ります。詳しい実績や会社案内をファイルでお送りできますので、お気軽にお声をおかけください。 有限会社ウエル・ビー 鈴木/中保 info@well-be.biz ウェブサイトhttps://well-be.biz/