医療マーケティングの片隅から

医療ライター・医療系定性調査インタビューアーとして活動しています。独立30年を機に改題しました。

瓶のなかのりんご

2015年10月15日 | 旅★日記

5月に弘前のりんご農園の知人に頼んで、特別な趣向で育ててもらったりんごがみごとに実り、枝から外して収穫されました。

「特別な趣向」とは、弘前の居酒屋さんで見つけたこれ。



おおっ、洋酒の瓶の中にりんごが!一体どうやって?と思うじゃありませんか。

ご主人に種明かししてもらい、翌日さっそく知人の経営するりんご農園へ。



わかります?

りんごの枝をぐいっと瓶のなかにいれ、そのままりんごが育つようにしたのです。名付けて「ボトりんご」。

決して太くはないりんごの枝にはガラス瓶はかなりの負荷。瓶の中のりんごにはなんだかひ弱そう。
ホントに育つのか??と思いつつ、待つこと2か月。


7月のボトりんご。育ってます。


そして、これが10月のボトりんご。
一番左のがわたしのりんごです。


 

でかっ…(汗)。

そ、育ちすぎです。
もはやほとんどアルコールを入れる余地がありません(汗)。

このまま放置していたら瓶が割れるか、瓶の形のりんごになる(!)とのことで急きょ枝から外したそう。それはそれで見てみたい気もしますが…。

さてどんな香りのブランデーができるのか、楽しみです。

 

 

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「進撃の巨人」って

2015年08月10日 | 旅★日記


お恥ずかしい話、実を申しますとわたくし、今日まで「進撃の巨人」というのは、主役のヒーロー、正義の味方と固く信じておりました。

が、どうやら違うらしいです。。

以下、自分の勘違いを、精いっぱい自分で弁護(笑)

悪役がタイトルになるのはレアケースではないかと思うのですよね。

わたしの記憶では「宇宙猿人ゴリ」がそうでした。



1971年に放送されたヒーローもので、Wikiでは「スペクトルマン」の項に出ています。
→Wikipediaへ

なぜ「スペクトルマン」の項に出ているかというと、番組タイトルが途中で変わったためです。

当初のタイトルだった「宇宙猿人ゴリ」はまぎれもなく悪役。制作者側は差別化を狙ったのでしょうが、どうやら局側から「悪役がタイトルなのはおかしい」という話が出てきたようなんですね。

最初のころのオープニングはこれ。

「宇宙猿人ゴリ」のオープニング

特撮チープ(笑)
歌詞も悪役に同情を求めてどーするって感じですが…。

地球を守るヒーロー「スペクトルマン」に番組の看板も守れ!とばかり白羽の矢が立つわけですが、いきなりタイトルの全取っ替えはいささか唐突すぎると思われたのか、

「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」


とゆるく移行。スペクトルマンの方を大きく書いているところが微笑ましいですね。

でも、やはり長すぎたらしく、まもなく

「スペクトルマン」


に変わったのでした。

タイトルが「宇宙猿人ゴリ」なのに、オープニング曲が「スペクトルマンゴーゴー」だったのも、今から考えれば、どこかチグハグです。

なにより1年か半年かの間に、二度もタイトルが変わるドラマなんて、子ども心にすごく奇異に思えたことを覚えています。
今から考えると、やはり悪役がタイトルに来るのは妙でしたね。

「巨人の星」の裏番組だったらしいので、マイナーだったかも。
ま、わかる人にだけわかってもらえれば結構、ということで(笑)

こちらのブログにも詳しく、画像もお借りしました。


東京湾花火大会 photo by Booさん


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曼珠沙華

2014年09月28日 | 旅★日記

だいたい常時、運動不足です。
書き仕事の日は終日、家から一歩も出ないこともしばしば。
いま、ロコモティブシンドロームについての取材原稿を書いているのですが、週末2日間とも書き続けてたら、自分がロコモになってしまう!と思いたち、天気もいいので埼玉県の高麗にある巾着田曼珠沙華公園に行きました。

曼珠沙華の見頃は先週あたりだったようで、人も少なめの代わりに花はくたびれ気味(笑)
しかし幸い、奥の方の「あいあい橋」付近に、遅咲きの群生地がありました。







ここのところ、広島の豪雨といい、昨日来の御嶽山大噴火といい、自然の凶暴さを思い知らされることが続いています。被害に遭われた方には心よりお見舞いを申し上げます。

しかし、これだけの曼珠沙華の群生地をつくったのもまた「自然」なのですね。

昭和40年代後半に整地したところに曼珠沙華の球根が偶然、川の流れにのって漂着し、こうなったとか。自然は怖いけれど美しい。時にはこんな粋なはからいをしてくれることが救いです。

帰路「高麗古民家郷」にも立ち寄りました。こちらも小ぶりながら見事な竹林の庭があります。




庭の奥にはこんな立て札が。



これ以上進むと、「打ち首」になるらしいので、帰って仕事することにしますw

 

 

 

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万年筆ブーム再来?

2014年08月20日 | 旅★日記


友人からFacebookで教えてもらった、パイロットの和のカラーのインク「iroshizuku〈色彩雫〉」を購入しました。

「孔雀」の鮮やかな青緑色と悩みましたが、「山栗」にしました。深いこげ茶色が新鮮です。「孔雀」の青緑色もきれいでした。

昔から、万年筆は好きでよく使っていたのですが、ブルーブラックの1点張りで、こんなきれいな色のインクをつかおうとは、思ってもみませんでした。
人間のアタマは外から気づかされなければ、結構保守的なものですね。

わたしと万年筆のつきあいは古く、初めて「万年筆ってかっこいい」と思ったのは、小学校3年くらいのときです。
自宅のある練馬駅近くにあったK耳鼻科にしょっちゅうお世話になっていたのですが、院長先生がカルテに万年筆で書き込むのです。なにしろ、電子カルテなんてない時代ですから。
大人気で、朝から整理券を取りに行かないと受診できないくらいのクリニックだったため、カルテ書きの量もハンパなかったのでしょう、 途中でよくインク補充をしていました。
耳鼻科のデスクの上におかれたインク瓶に差し込んである万年筆・・・それが原体験になりました。

そして、中学になると「大人になった証拠として」万年筆をつかいはじめる。当時はそんな感じでした。
当時の雑誌「中1コース」「中一時代」のどちらも、4月号にもれなくついてくる特大プレゼントは、アイドルのサイン入り万年筆。わたしのときはルネ・シマール(ヒット曲は「みどり色の屋根」←どこ行った?)のサイン入りだったんですが(笑)

それから莫大な時間が過ぎ・・・最近は、こんな素敵なインクも登場しているし、万年筆のほうも新製品が増えているようです。とくに子供用の「はじめての万年筆」的なものがいろいろ出ています。
何しろ毎朝「花子とアン」でさらさらと万年筆でかくシーンがよく登場するので、これをきっかけに「おっ、万年筆!なんかいいぞ」と思う人、結構いるんじゃないでしょうか。わたしの耳鼻科での刷り込みのように。

なんとなく、万年筆人気がまた来るような気がするのです(単純すぎるかなあ・・・)。

ちなみに、インク瓶から吸い上げるコンバータ式の万年筆は本格的なイメージがあるようですが、万年筆のカートリッジってecoでない上、どうも割高な気がするんですよ。とくにモンブランのは・・・。

 

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母の終戦

2014年08月15日 | 旅★日記



毎朝、母からわれわれ娘2人にLINEが来ます。
そもそも生存確認が目的なので、いつもは「おはよ~」くらいの会話&「甲子園が熱戦続きで嬉しい」だの「DVDで昔の大河ドラマを見てるがやっぱり織田信長役は高橋幸治がイチバン」だの「今日は美容院へいく」だの、まあどうでもいいことばかりなのですが、終戦記念日の今日は違いました。

以下、母のLINEのメッセージを転用します。

「今日は終戦記念日。私は小学生でした。
何より嬉しかったのは、夜になっても、煌々と電気をつけていられたことでした。
黒い布で電球の傘を覆うこと無く、明るい光の下で普通に生活出来る事が嬉しくてたまりませんでした‼︎
69年経っても絶対忘れる事はありません。」

終戦当日、国民学校の5年生だった母は弘前市に疎開していました。青森まで電気を消さなければならなかったんだ・・・。

「青森市は空襲を受けているのよ。
弘前は幸い空襲は免れたけど毎日の様に警戒警報が出て、その度に防空壕に入らされていたし、朝、学校へ防空頭巾を肩から下げて行っても、警報が鳴ると集団下校する事も有り、20年に入ってからは毎日落ち着いて勉強など出来ない状態でしたよ」

家族と一緒に疎開し、直接戦火を知らずに済んだ母は幸いな方だったと思いますが、リアルな戦争中の体験を語れる最後の世代かもしれません。
いま、日本をきな臭い方向に進めようとしているのは、こんな思いを経験したことがない世代の人たちなのです。

母に、「今朝のLINEをブログに載せていい?」と聞くと、

「私の実際の経験です、誰に話しても良いですよ。むしろ、もっともっと話さなきゃダメなのかも…ですね」

と即レスが。

はい、母はこのあいだ80代に突入しましたし、年齢的にはそのうちボケるかもしれないので、今のうちにいろいろ話しておいてもらわないと…あっ母にここを読まれたらタイヘンだ(汗)。


Photo by ナベさん。美しい夜明けの写真をお借りしました。



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仕事のしやすいホテル

2014年06月23日 | 旅★日記
仕事で全国を回っているわたしですが、最も多く来ているのは大阪です。そしておそらくかれこれ15年以上にわたって定宿にしているのが、JR福島駅前の「ホテル阪神」です。今回は今日から3日間の滞在です。

食材偽装事件で味噌をつけた後も、このホテルを相変わらず愛用している理由は…客室に温泉が出るというのもさることながら、この夜景を一望しながら仕事ができるこのデスクです。



観光とか、「ホテルは寝るだけ」だったらいいのですが、仕事が山積しちゃっているわたしには、このような独立した大きいデスクがあるのはとてもとてもポイントが高いのです。

しかも、1万円を切る料金(会員のネット予約価格)のわりには、部屋が広い。



ね、結構広いですよね。これがスタンダードのシングルルーム。コスパはかなり高いと思います。(ステマっぽいですけど、ステマではありません)

ところで、今回はこんなものを持参しました。



今週末、沖縄でのコンクールを控え、にっちもさっちも行かない状況なのです。もちろん、太鼓はありませんが。。

本日6月23日は、沖縄の「慰霊の日」。全島の3分の1にも当たる人々が命を奪われた沖縄戦でのかの地の苦難に思いを馳せながら、しみじみと三線を片手に唄いたいところですが、代わりにホテルでふとんを叩かせていただきますw



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「ういろう」は薬だった

2014年06月14日 | 旅★日記



突然ですが、「ういろう」が薬だったことをご存じですか?

ういろうは漢方の「透頂香」の別名。お菓子のういろうは、透頂香と色がよく似ていることからつけられた名前だそうです。

→Wikipedia

現在も薬とお菓子、2種類のういろうがあり、小田原駅前には、お菓子のういろうを扱っている調剤薬局があります。




店内に入ってみると、ういろうなどの和菓子のショーケースのうしろに市販薬が並び、その奥に調剤コーナー。これは一体何の店と称したらいいのか…。ほかでは見られない業態のお店なのでした。しかも、肝心の「薬のういろう」は置いてない(笑)

梅雨の晴れ間の小田原城は、「あじさい花菖蒲まつり」を開催中。



小田原城の天守閣からは、海が一望できました。伊豆半島って近いんですねえ。

 

 

 

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電子書籍とEvernote

2014年01月08日 | 旅★日記




ITメディアによれば、ローソンが、電子書籍事業から撤退するそうです。

わたし自身はこの電子書籍の存在すら知らなかったのですが、それにしても購入後のコンテンツが読めなくなるというのはいただけないですね。読者の権利もさることながら、コミック漫画にしろ小説にしろ、コンテンツを提供した著者の立場を考えるとなんともやり切れない気持ちになります。時間と労力をかけて作ったものが一瞬にして価値を失うばかりか消滅してしまうのですから。

ところで、わたしは普段Evernoteを愛用しているので、この報道を見て不安になってしまいました。
わたしの Evernoteには、Web記事のスクラップから、読書メモ、おいしかった店の情報まで今のところ約1,000ほどのノートが入っています。行ったお店のカードをスキャンして画像保存する際には、例えば京都の居酒屋なら「京都」「居酒屋」とタグをつけて検索性を高めています。こうしておくと、単に思い出としてとっておくのではなく、次の出張のには使える情報になります。

…とまぁ便利に使っているEvernoteが突然サービスを打ち切ったらどうなるか。1000とはいえ、いまさら手作業でデータをコピペするのもえらい作業ですわ。何しろ「無料」ですから強制終了されても文句も言えません。皆さん、バックアップをどうされているのでしょうか。

その点、 Dropboxは自分のパソコンの中にもコピーが残りますからその点は安心です。その分ハードディスクのそれなりのスペースを占めることになりますが。でも、検索性という意味ではEvernoteのほうがはるかに手軽。MacとWindowsを両方使っているので、ファイル形式を気にすることなくストックできますしね。

繁沢祥宏さんの写真をお借りしました。

【後記】
さわさきさんより、Evernoteのバックアップについてご教示いただきました。
Evernoteのデータは「ファイル」メニューから「エクスポート」することができるので、Evernote同様の利用ができるかどうかはともかく、データそのものは残せるのでは、とのことです。また、一応パソコン内のローカルフォルダにも格納されているとのことで(場所は「ツール」→「オプション」で確認できます)、早速見てみましたが、Windowsでは開けないファイル形式のようでした。(さわさきさん、ありがとうございます。)

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禁断のパスタ

2014年01月06日 | 旅★日記



昨日は親友のCさんと、今年の初ランチでした。

六本木のイタリア料理店はお正月スペシャルで、わんこパスタ形式の特別メニュー。パスタが次々と5種類出され、二巡目もOK。パスタは全てシェフお手製の生パスタ。餃子タイプのや、ニョッキもあり、ソースもからすみありブルーチーズあり、ボロネーゼありと飽きることなく楽しめました。とはいえ二巡目はさすがに自重しましたが。

サラダもなく、いきなりパスタで始まり、おともはセットのパンのみという、まさに糖質ダイエットの逆を行く「糖質のみ」。…当然ですがダイエットになろうはずもなく、正月肥りに一段と拍車をかける結果になりました。ディナーですとパスタは7皿だそうです。ランチでよかった

今日から仕事始め、身体の方もしぼっていかなくては。

ちなみに、その後、ミッドタウン内のサントリー美術館で宇治平等院鳳凰堂の国宝を見ました。通常は公開されていない貴重な光背飛天などを見ることができるもので、大変な人気でした。鳳凰堂も現在改修工事中で、今年落慶のようです。会期は13日まで。→サントリー美術館

 

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ほぼ日手帳2014手帳を購入

2013年09月04日 | 旅★日記



LOFTに行くと、来年のほぼ日手帳がもう発売されていて、「ウィークス」が薄手だったので、購入しました。人生初ほぼ日です。

LOFTでのほぼ日手帳の発売開始は9月1日だったようですが、店内にはモレスキンなど輸入ものの手帳も並んでいました。
日本の老舗手帳メーカーも、そろそろ発売時期を前倒ししないと、市場機会を逸するのでは?余計なお世話ですが。

ついでに、館内でやっていた「手書きの手帳展」も見にいくと、和田誠さんの生原稿や土屋耕一さんの生原稿が。
和田誠さんの原稿は、和田さんの描かれる画のような丸っこくて温かい文字で、しかも名文。私はこんな方と仕事をさせていただいていたのか…恥ずかしいことこの上なし。

吉本隆明さんの手帳は、文字通り血が滲んでいました。毎日、自己血糖値測定(SMBG)をしており、血圧を記していた。糖尿病の合併症が進んでいたのか、乱れた文字から視力を失いかけていたことがうかがえます。

さて、わたしは昔から手帳好きで、よい手帳をもつと、仕事のモチベーションが上がります。手帳がエンジンオイルみたいなものなのです。単純ですが、早くも来年が待ち遠しくなってきました。
この手帳を使い始めるのは12月からですので、封はまだ開けずに、楽しみは年末にとっておきます。

 

 

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【衝動買い】ラクロワのノート

2013年05月18日 | 旅★日記


渋谷ヒカリエでたまたま見つけた、クリスチャン・ラクロワ・パピエのノート。

ラクロワのデザインが何となく気分だったのと、すべすべの紙質、広めの行間すべて良く、即買いでした。

そして、そこに掲げられていたコピーも心を打ちました。
細かい文章は忘れましたが、「デジタルで書かれたものは一瞬にして消えてしまう可能性がある。いまだからこそ、自分だけのフォントで自分だけのメッセージを綴ろう…」というようなことが書いてあったような気がします(心を打った割にはテキトーだなあ)。

実は、このところ万年筆で日記を書いています。われながらどうせ三日坊主、と高いを括っていたのですが、3月中旬から2カ月続いています。

美文字番組に触発されたわけではありませんが、ていねいに文字を書く時間って、意識しなければ得られません。ほんの10分ですが、気持ちが落ち着くちょっといい時間になっています。

まあ、いつまで続くやらですが。

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ヒロシマと原爆医学

2012年10月17日 | 旅★日記


今日の取材先は広島でした。

広島には何度も来ているのに、行く先は病院ばかりで、というより、病院しか行ったことがないに近いので(職業柄仕方ないのですが)、今回こそ出張の機会に平和記念公園に、と思い、雨が小ぶりになったのをこれ幸いと、30分ほど歩きました。

雨にもかかわらず、旅行者や外国人を案内するガイドさんの姿がありました。

この地に原爆が落とされた1945年。その直後から、日本の放射線、原爆症の研究が始まっています。
被爆者がその後どういう経緯をたどったか、長期にわたってフォローし続け、チェルノブイリの時は現地に赴いて研究や治療が続けられた。半世紀以上にわたって連綿と続けられた研究によって、今日の放射線医学があるわけです。

その努力には敬意を払われるべきなのに、どうもネット上ではその逆になっているのがなんとも残念。

自分たちの主張にそぐわないからと言って、すぐ「御用学者」などとレッテルを貼りたがる風潮は、地道な仕事を長年続けてきた研究者、医療関係者すべてと、学問への冒とくのように思えてなりません。


…と言っても、今回の取材は、原爆とも放射線ともまったく関係のないテーマだったんですけどね。

目のお守り~今日の衝動買い PART2

2012年09月10日 | 旅★日記

「スマホに変えたら、やたら目が充血するようになっちゃって」

三線の姉弟子のIさんがそう言っていましたが、じつはわたしも全く同じ。寝る前にさんざんスマホをいじっていたら、翌朝、充血と目ヤニで眼科にいったことも(診断は「眼の使い過ぎによる炎症)。ソフトコンタクトをいれた日には、またたく間に充血し、数時間後には妖怪レベルに到達します。

ここまでひどくはないにせよ、結構、そういう人、多いんじゃないかと思いますが、いかがでしょう。ジンズのパソコンめがね、使っている友人もたくさんいます。やはり、目の疲れを気にしている人が多いということかと。

土曜日に仙台・定禅寺ジャズフェスティバルでの沖縄民謡演奏を終えて、日曜日、師匠に連れて行っていただいた、平泉の中尊寺境内には、目を守るご利益があるらしいお堂があります。




幟も目、絵馬も目。「め」だらけなのであります。当然、売店には目のお守りが。日ごとに衰えつつある目をやたら酷使している身としては、即買いしました。


といいながら、このブログもスマホで書いているんじゃ、ダメだなあ…。

 

 

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今日の衝動買い☆

2012年08月22日 | 旅★日記

セルの指輪。



渋谷ヒカリエ8階で開催中の、地方発のアクセサリー展で見かけました。

福井の県産品である、めがねフレームを使って作ったのだそうです。ということは、ガサツなわたくしが少々手荒に扱っても問題なしってこと。何より、色も柄もきれいです。

地方特産の農産物からの商品開発はよくありますが、工業製品からのスピンアウト(でいいのでしょうか?)もなかなかいいですね。


昭和なカフェの「愛される理由」

2012年08月16日 | 旅★日記

仕事も趣味も移動が多いので、お盆休みはあまり動かず、自宅周辺で暑さを避け、のんびり過ごすのが常です。とはいえ、わたしのお休みは基本、暦よりも仕事の状況次第。ちょうど月曜日に、進行中だったすべての仕事を提出しおわったので、人並みにお休みがとれ、今日は地元でのんびりする、ということで、新丸子商店街の誇る名店「喫茶MARIMO」でランチをとりました。「名店」と言ってるわりには、入ったのは初めてなのです(何か?)

いまどき珍しい、昭和な佇まい。テレビ界でも希少価値が認められているのか、しょっちゅうドラマのロケにつかわれています。

内装もレトロそのもので、いたるところに統一感のないアートフラワー、そしてレジ横にはこけし。BGMはアースウィンド&ファイヤーでした。
 
しかし、行ってみると納得。この店が長年愛されており、存続し続けている理由がわかりました。ひとつは、厨房が意外なほど大きく、料理も「喫茶店」のわりにはボリュームもあり、しっかりしているということ。ボロネーズスパゲッティを頼んだら、ひき肉も刻んだトマトもたっぷり入っていて、馬鹿にしたもんじゃありません。お値段もリーズナブルで、パスタが700円なのに、ドリンク付きのセットにすると750円。
 
 
単純計算ではこのコーヒーは50円ってことに。
 
第2に、トイレが完全なバリアフリー。介護用トイレともいえるつくりです。非常に高齢者にやさしい店なんですね。
 
そして、もっとも驚いたのは、この佇まいにもかかわらず、終日全面禁煙だということ。店の角で昔ながらの「タバコ屋さん」を併設しているので、これはもう完全なる自己否定(笑)。いつからこうなったのかわかりませんが、すごい勇気のいる決断だったろうなあ。しかし、そのおかげで、高齢の女性客でにぎわい、わたしも入ってみることができたわけです。
 

Wi-Fiは飛んでないし、パソコンを開くひともここにはいませんが、お年寄りがゆっくりおしゃべりを楽しんでいます。街中のカフェの機能分化の一端を担っているように思いました。こういう店もあっていい。いや、必要です。コメダコーヒーなんかもこのタイプかもしれません。(コメダはノマドワークでも利用していますが)


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