医療マーケティングの片隅から

医療ライター・医療系定性調査インタビューアーとして活動しています。独立30年を機に改題しました。

万年筆ブーム再来?

2014年08月20日 | 旅★日記


友人からFacebookで教えてもらった、パイロットの和のカラーのインク「iroshizuku〈色彩雫〉」を購入しました。

「孔雀」の鮮やかな青緑色と悩みましたが、「山栗」にしました。深いこげ茶色が新鮮です。「孔雀」の青緑色もきれいでした。

昔から、万年筆は好きでよく使っていたのですが、ブルーブラックの1点張りで、こんなきれいな色のインクをつかおうとは、思ってもみませんでした。
人間のアタマは外から気づかされなければ、結構保守的なものですね。

わたしと万年筆のつきあいは古く、初めて「万年筆ってかっこいい」と思ったのは、小学校3年くらいのときです。
自宅のある練馬駅近くにあったK耳鼻科にしょっちゅうお世話になっていたのですが、院長先生がカルテに万年筆で書き込むのです。なにしろ、電子カルテなんてない時代ですから。
大人気で、朝から整理券を取りに行かないと受診できないくらいのクリニックだったため、カルテ書きの量もハンパなかったのでしょう、 途中でよくインク補充をしていました。
耳鼻科のデスクの上におかれたインク瓶に差し込んである万年筆・・・それが原体験になりました。

そして、中学になると「大人になった証拠として」万年筆をつかいはじめる。当時はそんな感じでした。
当時の雑誌「中1コース」「中一時代」のどちらも、4月号にもれなくついてくる特大プレゼントは、アイドルのサイン入り万年筆。わたしのときはルネ・シマール(ヒット曲は「みどり色の屋根」←どこ行った?)のサイン入りだったんですが(笑)

それから莫大な時間が過ぎ・・・最近は、こんな素敵なインクも登場しているし、万年筆のほうも新製品が増えているようです。とくに子供用の「はじめての万年筆」的なものがいろいろ出ています。
何しろ毎朝「花子とアン」でさらさらと万年筆でかくシーンがよく登場するので、これをきっかけに「おっ、万年筆!なんかいいぞ」と思う人、結構いるんじゃないでしょうか。わたしの耳鼻科での刷り込みのように。

なんとなく、万年筆人気がまた来るような気がするのです(単純すぎるかなあ・・・)。

ちなみに、インク瓶から吸い上げるコンバータ式の万年筆は本格的なイメージがあるようですが、万年筆のカートリッジってecoでない上、どうも割高な気がするんですよ。とくにモンブランのは・・・。

 

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