医療マーケティングの片隅から

医療ライター・医療系定性調査インタビューアーとして活動しています。独立30年を機に改題しました。

【おしらせ】「沖縄料理教室」@東京(高輪)・横浜(関内)開催

2013年01月25日 | 沖縄民謡・三線

前回もご紹介して好評だった、「沖縄料理教室」が2月下旬に今年も開かれることになりました。

講師の「よんなーフード」主宰の嘉陽かずみ先生は、沖縄でもおいしい沖縄料理を素敵な空間で教えておられますが、毎年この時期に、「東京でも開催を!」の声に応えて、ウチナンチューならではの本格料理を教えていらっしゃいいます。ウチナンチューにとってこの寒さは尋常じゃないと思うんですが、毎年なぜかこの時期。。風邪をひかれないよう祈るばかり。。

嘉陽先生のレッスンは単なる「作り方」だけではありません。手を動かしながら、沖縄ならではの食文化や素材についてのエピソードなど、いろいろなお話が聞けてとても楽しい時間です。
料理には疎すぎるわたしも、以前沖縄そば作りに果敢に挑戦しましたが、楽しかったですよ。以下、写真を公開。(横浜教室のものです)

 

↓わたしのそばは、同じグループの男性2名がほとんどやってくれたに等しい(←小学校の家庭科調理実習以来、首尾一貫して変わらない態度)

 

↓完成したそばを前に狂喜するJさんとGちゃん。

 

とにかく、楽しい教室です。
何より、できたての沖縄料理のおいしいこと!たくさんできたら持ち帰れると思いますので、ご家族へのおみやげもバッチリ(たぶん)。

場所やメニューなどの詳細は、下記をご覧ください。
毎年人気の講座で、おそらく今年も満席になってしまいます。ぜひ早めに予約して楽しんでください!

 

よんなーフードのホームページ→こちら

横浜(関内)料理教室 2月23日(土) 14時00分~16時00分 の詳細 は こちら 
※あと2名ですって!急げ!!

東京(高輪)料理教室 2月26日(火) 19時00分~21時00分 の詳細 は こちら 
※こっちもあと5名らしいです!!

 

ちなみに、嘉陽先生はわたしの沖縄三線の師匠のお姉さまで、いつも何かとお世話になっています。ありがとうございます。
私も参加したいと思っていたのですが、どうもこの日、仕事で九州にいるらしいです。 

 

 

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“心のバリアフリー”とDTC広告~「心の病へのまなざしとスティグマ」

2013年01月14日 | レビュー

 

仕事部屋からの雪景色。川崎も外は大雪です。
年明けからインフルエンザにかかってしまい、ようやく回復したものの、この寒さ。3連休は初詣に出かけただけで、あとは家で読書したりダイオウイカに驚愕したりしつつ、おとなしく引きこもっています。
そんなわけで、年賀状を下さった方にまだ返信しきれていませんが、申し訳ありません。。。 



寝込んでいる間に、友人が昨年送ってくれた本を読むことができました。
「心の病のまなざしとスティグマ」(明石書店)


世界10カ国で行われたメンタルヘルススティグマ国際比較研究プロジェクトの一環として日本で行われた意識調査の結果報告書です。
心の病を持つ人々のソーシャルインクルージョンがどの程度達成しているか・・・わかりやすく言えば、「心のバリアフリー」がどの程度達成されているかの現状レポートです。

うつ病に関してはDTC広告が10年ほど前から繰り返し行われていることもあり、国の自殺予防キャンペーンも手伝って、かなり理解されてきているとようですが、統合失調症についてはまだまだ。特に現在の10代~20代の若者の理解が不足していて、「本人の性格の問題」といった誤解があることや、統合失調症もうつ病と同様、治療によって良くなる可能性があることがあまり知られていないことなどが指摘されています。

昨年、うつ病のDTC広告を担当したときには、うつ病が脳に一時的に生じるトラブルであること、薬物による効果が期待できることを訴求しました。普通の病気と同じように治療で回復できる病気だと訴えることは、「心のバリアフリー」に役立つとの本書の見解を見て、安心しました。

精神科領域でのDTC広告のヒントが詰まっている、わたしにとってはありがたい本でした。第1章には、日本における精神障害の社会的状況の歴史や現状もまとめられています。精神科領域の医薬品メーカーや、DTC広告を担当する広告関係者にもお勧めです。

 

 

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10年分の感謝をこめて。

2013年01月05日 | 仕事



新年あけましておめでとうございます。

今年は、わたしがフリーランスとして独立してから20年、小さな会社にしてから10年目に当たります。

10年前はカイシャを作るのにはそれなりにお金が要りました。有限会社は資本金300万円、株式会社は1000万円。資金の都合で有限会社という選択しかなかったのですが、まさかそれが10年で希少価値になってしまうとは…。

2005年に最低資本金制度が廃止になり、1円でもあれば、だれでも株式会社を作れるようになりました。でも、わたしたちはむしろ既得権だとばかり、いまや少数派であろう「有限会社」のままにしています。この勢いだと、もしかしたら数年後には重要文化財になっていそう(笑)。

「有限会社」には「社会的な信用が低い」とか「新規取引先開拓には不利」という話も聞きますが、実際わたしたちは株式会社にしなかったことで不利益をこうむった事はこれまで1度もありませんでした。だから、「有限会社は不利」なんて話は、実は都市伝説なのではないかと思ったり。ともあれ、わたしは好きな分野の仕事ができていれば、会社の体裁は何だってよかったのです。


体裁といえば、10年の間には、麻布十番に小さな仕事場を構えたこともありました。現在はそこも引き払い、よりミニマムに、自宅や都心のコワーキングスペース(いわゆるノマドスペースです)、時々カフェで原稿を書いています。
と言うのも、ここ数年でコワーキングスペースや電源カフェが急増しましたし、自宅の最寄り駅にJR横須賀線が通ったおかげで、東京、新橋あたりに20分ほどで行けるようになった。そうなると、もう都心に事務所を構える意味はなくなるわけです。さとなおさんが電通から独立するときに、同じ理由で事務所を持たなかった、という話をTwitterに書かれていたのを見て、意を強くしたのも確かです。


そういえば、20年前に独立したときも、自宅で仕事を始めたのでした。あのころはまだノマドやら電源カフェもなかった(それ以前にパソコンもなくワープロだった)のですが、取引先の方や先輩方は、「事務所をもつのは大変だし、身軽に始めたほうがいい」と言ってくださいました。いまも、スタッフの手がほしいと時々痛切に思いますが、そこをぐっとガマンして、人を雇わずにやっていくなら持ち物を少なくして、小さく構えているほうが身軽でよいと思っています。


10年先が見えない時代に、スタイルは変えながらも、 10年間好きな仕事をやらせていただいているのは、やはり幸運なことだったのだろうと思います。お世話になっている皆様に、あらためて御礼申し上げます。
…とはいえ、10年分の感謝の気持ちを込めて、「原稿、取材、何でもいまなら半額!めくるめく愛の格安キャンペーン!」とかは、一切ございません(笑)

冗談はさておき、11年目に入りましたわたしどもを、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

【訂正】会社の創立記念日は2月3日なので、まだ11年目に入っていないのだった(汗)。



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