「風邪」薫る5月。
結局、5月はぐずぐずと風邪が治らないまま終わってしまいました。
内科にいき、咳だけが残ったと話したところ、「風邪の後遺症」とのこと。
処方された薬は、経口ステロイド剤と、気管支拡張薬と、ロイトコリエン拮抗薬。
これって、喘息の薬ではないですか・・。
どうもアレルギー性が疑われているよう。
まさか、そんなことを視野にいれた問診だとはつゆも思わなかったので、
「GWを挟んで、生活環境に変化はありましたか?」との質問に、
「沖縄でかなりハゲしく遊びマシタ」などと大真面目に答えてしまった(バカ)。
この先生は、私が医療ライターなどという仕事をもっているとはつゆも思わないだろう。
いわれてみれば猫はいるし、ダニチェッカーというモノで「高濃度ダニ汚染」と判定されたキタナイ部屋に住んでるし、いつアレルギーが発症してもおかしくない(汗)
「あのぅ、抗生物質は?」と医師に尋ねてみたら、一笑に付された。
風邪をひいて1ヶ月も経っていれば、もう菌は体内に残ってないよ、とのこと。
熱もなければ、鼻汁も出ない。
つまり炎症反応が起こっていない以上、抗生物質は無意味なのだ。
百日咳であればマクロライド系の抗生物質がよいようだが、聴診の結果呼吸音の異常がなくて、その疑いはなくなった。
親しい薬剤師さんの話では、
「今はね、何でもすぐ抗生物質、っていう処方はされなくなったわね」。
もちろん症状にもよるが、自分の熱で退治できる程度の菌ならば、抗生物質をむやみに使わない方がいい。もちろん、抵抗力の弱い高齢者や乳児は別だけれど。
とかく、日本の抗生物質消費量は多すぎるといわれている。
以前、風邪について呼吸器専門の小児科医に取材をした時、
「子供に感染症が流行り、長期化するのは抗生物質の出しすぎが原因のひとつ。学会の診療ガイドラインで『抗生物質をできるだけ出さない』という方針を盛り込もうという話も出ているくらい」
と冗談まじりで話していたが、さてその後どうなったか。
薬剤師さんの話を聞くかぎり、よい方向に向かっている気がするのだが。
ちなみに服薬2日目、わたしの症状はよい方向に向かっている気はしません
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