医療マーケティングの片隅から

医療ライター・医療系定性調査インタビューアーとして活動しています。独立30年を機に改題しました。

ナビィの恋

2013年05月06日 | 沖縄民謡・三線

GWのイベント2つめは、川崎の「はいさいフェスタ」。

「ナビィの恋」が無料上映されていたのを観てきました。

14年前の映画で1度見ていましたが、今回改めて見てとても面白く、いまさらって感じですが感動しました。

初めて見た頃にはまだ沖縄民謡を始めていなかったし、唄者の名前も知りませんでしたが、改めて見ると、登川誠仁、嘉手苅林昌、大城美佐子…大物中の大物が揃って出演しています。(既に大城さん以外のお2人は亡くなられていますが)

お面をつけたままの「アブジャーマー男」が唄う「六調」があまりにも素晴らしく、「超上手い!この人誰?」と思いつつも、何となく聞き覚えのあるお声…と思っていたら、やはり、現師匠のお師匠である山里勇吉先生でした。勇吉先生の流派「八重山民謡安室流室山会」に入会して6年くらいは経つのに、いまごろ感動してしまった(遅)。

ところで、この映画、ユタの言うことが結局ひとつも守られていないのにそれなりに皆ハッピーで、子孫も繁栄しています。そのあたりは何かのメッセージなのか、ユタのいる生活の実感がないヤマトンチュとしては、ちょっと興味深く思いました。

 

 

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【おしらせ】「沖縄料理教室」@東京(高輪)・横浜(関内)開催

2013年01月25日 | 沖縄民謡・三線

前回もご紹介して好評だった、「沖縄料理教室」が2月下旬に今年も開かれることになりました。

講師の「よんなーフード」主宰の嘉陽かずみ先生は、沖縄でもおいしい沖縄料理を素敵な空間で教えておられますが、毎年この時期に、「東京でも開催を!」の声に応えて、ウチナンチューならではの本格料理を教えていらっしゃいいます。ウチナンチューにとってこの寒さは尋常じゃないと思うんですが、毎年なぜかこの時期。。風邪をひかれないよう祈るばかり。。

嘉陽先生のレッスンは単なる「作り方」だけではありません。手を動かしながら、沖縄ならではの食文化や素材についてのエピソードなど、いろいろなお話が聞けてとても楽しい時間です。
料理には疎すぎるわたしも、以前沖縄そば作りに果敢に挑戦しましたが、楽しかったですよ。以下、写真を公開。(横浜教室のものです)

 

↓わたしのそばは、同じグループの男性2名がほとんどやってくれたに等しい(←小学校の家庭科調理実習以来、首尾一貫して変わらない態度)

 

↓完成したそばを前に狂喜するJさんとGちゃん。

 

とにかく、楽しい教室です。
何より、できたての沖縄料理のおいしいこと!たくさんできたら持ち帰れると思いますので、ご家族へのおみやげもバッチリ(たぶん)。

場所やメニューなどの詳細は、下記をご覧ください。
毎年人気の講座で、おそらく今年も満席になってしまいます。ぜひ早めに予約して楽しんでください!

 

よんなーフードのホームページ→こちら

横浜(関内)料理教室 2月23日(土) 14時00分~16時00分 の詳細 は こちら 
※あと2名ですって!急げ!!

東京(高輪)料理教室 2月26日(火) 19時00分~21時00分 の詳細 は こちら 
※こっちもあと5名らしいです!!

 

ちなみに、嘉陽先生はわたしの沖縄三線の師匠のお姉さまで、いつも何かとお世話になっています。ありがとうございます。
私も参加したいと思っていたのですが、どうもこの日、仕事で九州にいるらしいです。 

 

 

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沖縄三線発表会のご案内

2012年11月05日 | 沖縄民謡・三線

すでに、個人的にはご案内をさせていただいていますが、ブログでもお知らせしたいと思います。


12月8日(土)に、所属の三線教室で2年ぶりの発表会を開催することになりました。





今回、私は「沖縄めぐり」「西武門節」の新民謡2曲と、八重山民謡の「まるまぶんさん」を唄い、あと太鼓で琉球舞踊その他の伴奏をさせて頂く予定です。(うっ、大丈夫かおい…)
もちろん、服装は今回新調した着物に琉髪(からじを結って頂く予定)のフル装備。コスプレ度も高めです。


本格的な琉球舞踊もご覧いただける楽しい唄の旅、島の旅。
お近くの方、沖縄民謡のお好きな方、無料ですのでぜひお出かけください。

ご入場には整理券が必要ですので、私にご連絡いただくか、下記の連絡先にお申し込み下さい。


東京横浜三線道場・第5回発表会「唄まーい島まーい」
【日時】2012年12月8日(土)15時(開場14時半)
【会場】かなっくホール(横浜市神奈川区民文化センター)  
*最寄駅:JR・東神奈川,京浜急行・仲木戸
【入場】無料(ただし入場整理券が必要です)
【お申し込み・お問合せ】  info34n@gmail.com 03-5482-7740 (太田さん)まで


島唄チャリティ・ライブと福島

2012年07月17日 | 沖縄民謡・三線

下丸子の居酒屋「一休」で行なわれた、ふくしまキッズ大田主催のチャリティライブ、無事終了しました。

ステージ前の席は50~60名?くらいのお客様で満席。とにかく主催者の人脈と熱意で、たくさんの方が趣旨に賛同して来てくださいました。
1:30開演で、3部制の終演4時。結構な長丁場のライブでしたが、皆さん最後まで聴いてくださり、たまたま会場にいらしていた琉舞の先生にカチャーシーを教えていただけたこともあり、ラストはみなさん、踊ってくださいました。
ギターの小島さん@南部合唱団と男子メンバーがアンサンブルした「島人ぬ宝」では楽しく盛り上がり、「童神」では、何人もの方が涙。「子どもたちを助けたい」という気持ちで来られていた方ばかりだからでしょうか。

わたしのお友達も、暑いなか来てくれました。
公私ともにお世話になっている、自称「自由が丘マダム会」の、Oさん、Yさん。久しぶりに会う、最初の三線教室(マザーシップ)時代の仲間のすあまとヒロシ&奥さまも来てくれました。どうもありがとうございます。
ヒロシの奥さまには初めてお会いしました。改めまして、ご結婚おめでとうございます!あまりにもめでたいので、現在の道場仲間にヒロシを紹介し、ヒロシの「多摩川スイカ流出事件」などを教えてあげましたw 

 

さて、今回のチャリティがふくしまの子どもたちの夏休みのプログラムを支援する、ということなので、ちょっと余談。

わたくし、福島県には中学時代と大学時代の友人がいるんですね。
いわき市にいる友人には、昨年震災直後に「東京に移る気があるなら、協力するから」と連絡したのですが、「しばらくはこっちで頑張ってみる」と言って、いまもいわき市にいます。

他人がいうほど、住まいを移すのは簡単なことじゃありません。

そこに家と土地という財産があり、 両親もいて、想い出もある。何より、仕事がそこにある以上、収入をどうするのかという問題もあります。
ネットでは、転居しない(できない)人に向けて、「放射線から子供を守るのが親の役目。転居を考えない親はバカだ」とばかりに、非難するツイートをよく目にしました。
勧めこそしてもいいけれど、非難することでしょうか。

震災のあと、わたしたちは、友人に援助物資を送ることにしました。
必需品の「水」は別の後輩が送ったとのことで、わたしたちはすごく考えた末、なぜか「めんたいこ」を送りました。いま考えると、我ながらなぜ「めんたいこ」。。。??
まあ、友人は喜んでくれて、毎晩お酒のあてにしてくれたようではありますが(水とガソリンはなくても、お酒はストックが潤沢にあったらしい)・・・。

 

 

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三線はひとをつなぐ

2012年07月07日 | 沖縄民謡・三線

目下、石垣島滞在中の亭主から面白い連絡がありました。
泊まっている民宿のおかあさんが鳩間島西表島出身者で、5月の鳩間島音楽祭に出演しており、私を知っているとのこと。

え??

お名前をきくと、音楽祭の本部テントの下で、たしかに名刺をいただいており、別の宿の庭先でいっしょに唄ってもらったりもした方でした。
舞踊の師範をされていて、近く石垣島で発表会があるから来て、と誘っていただきました(こちらは、もう東京に戻ってきてしまっていたので行けませんでしたが)。

弟子仲間のOさんが、「三線はひとをつなぐ」とおっしゃっていましたが、三線のおかげで知り合いが増えていくという経験は多々していますし、鳩間島でもそうだったんです。

こちらは名刺をお渡ししていなかったのですが(持っていませんでした)、厚かましくも前夜祭でも後夜祭でもステージで唄ったので、覚えていてくださったのでしょう。
こんなことならちゃんとご挨拶しておけばよかった、と赤面しきりです。


にしても、なんでわかったんだろう???

 

ともあれ、鳩間島でお会いした舞踊の先生が、まさか亭主(だけ)がなんどかお世話になっている民宿の方とは、思いもおよばず…。
東京⇔八重山間は2100Kmもあるのに、世間ってほんとうに狭いなあ、と感じた出来事でした。

とりあえず、つぎに石垣島にいくときは、ぜったい「たいらファミリー」に泊まります。
それから、鳩間島にもかならずもう一度行きます。 
それを楽しみに、お仕事がんばろう。。 

 

石垣島・たいらファミリーの「おかあさん」こと、平良八重子さんのブログはこちら→「平良八重子

 

 

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【ご案内】沖縄民謡チャリティ・ライブをやります!

2012年06月20日 | 沖縄民謡・三線

この週末は、所属の琉球民謡音楽協会の大阪公演があり、わたしも総勢90余名のメンバーの一員として、参加させていただきました。
大阪をはじめ那覇や金沢の弟子仲間さんたちといっしょに歌ったり、他の道場の方といっしょに唄うのに節回しをちょっと調整したり、急きょ踊りに出場したり・・・と、たのしい本番でした。
大阪は沖縄出身の方が多い土地。500席の会場は満員で、フィナーレのカチャーシーでは、おもわずステージに駆け上がった年配の女性に「あきさみよー!嬉しかったさぁ」と手をにぎられたりして、感激もしました。
お休みの日、豪雨にもかかわらず足を運んでくださったいんげんさん、カンコさん、すべてのお客様。ありがとうございました。大阪の実行委員の皆さん、お疲れ様でした(本当に・・・)。

 

さて、この本番が終わると、つぎは・・・、チャリティライブです。
こちらもそろそろ1か月前なので告知させていただきます

 

ふくしまキッズ」というプロジェクトをご存じですか。

原発事故にあった福島県のこどもたちに、夏季の林間学校などのたのしい教育プログラムを提供して支援しよう、というプロジェクトです。

このプロジェクトの資金集めのためにおこなわれる「チャリティ暑気払い」に、沖縄民謡の演奏という形で協力させていただくことになりました。当然、ひとりではまったく非力なわたしですので、所属の東京横浜三線道場の弟子仲間といっしょに、みなさんも歌える唄、踊れる唄などいろいろやります。

きっと梅雨も明けた夏の休日の午後。冷たいビールを飲んだくれてたのしく騒いでいるうちに、自動的にふくしまのこどもたちを応援できるという、すばらしい催しです。

7月16日(祝)13時20分から16時まで
お席には限りがありますので、ご予約はどうぞ、お早めに。みなさまのご参加とご協力を、こころよりお待ちしております。

 

 

お席のご予約は、主催者宛に直接お願いします。
このブログへのコメントや、中保に個人的にご連絡いただいても、お受けいたしかねますので、よろしくお願いします。 

主催:「ふくしまキッズ応援団おおた」 
太田さん 03-5482-7740  和田さん 090-8055-4747

 

 

ふくしまキッズ実行委員会のホームページはこちら

 

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ダンスはうまく踊れない~琉舞編

2011年08月19日 | 沖縄民謡・三線

那覇には三線の師匠と、いつもお世話になっている踊りのN先生がいらっしゃる。
N先生には、イベントがあるたびにきれいにからじを結い上げていただき、着付けもしていただいている。

 

市内の稽古場でおこなわれているお稽古には、那覇にいるわたしの兄姉弟子さんたちも通っていて、だから皆さん唄も三線も踊りもできて素晴らしい。

かつて、初心者向けエアロビクスさえ、ほかの皆さんと逆走していたわたしには、逆立ちしたって琉舞など無理なのだが、「見る」のと「まねる」のは好き。なので、6月の訪沖では、お稽古を見学しにおじゃました。

 

だけど、この教室には、 「見学」という文字はないのだった。

 


兄弟子のG間さんに、扇の持ち方を習うの図。
すでに、この時点からちゃんとできてない…ww

 

足がつりそうになってるの図w

 


だけど、できないなりに楽しかった。とっても!
翌日は筋肉痛になるかと思ったが、意外にも平気。ゆっくりした動きが多いからかも。

カチャーシーのアレンジもいろいろ教わった。
わたしたちナイチャーは、カチャーシーというと、いわゆる扉を開けたり閉めたりのワンパターンで、しかも直線的でワイパーみたいになりがちなのだが、もっといろいろなバリエーションがあるのだ。(っていうか、基本なんでもいいのでしょうね。)

ちなみに、三線の師匠は、那覇の福祉専門学校で講師をされている。もちろん学生に三線を教えるためだ。なんでも、沖縄の老人ホームで仕事をするためには、三線・民謡は不可欠らしい。車いすのおじぃやおばぁが、いざ三線が流れると立ち上がって踊るという不思議。脳卒中で脳の運動野がやられていても、奥深くに眠っていた昔の学習記憶が呼びさまされるのだろうか。

この日習ったのは、「かぎやで風節」「竹富節(貫花)」「浜千鳥」…あと何でしたっけ。(学習記憶がすでにダメ)
また機会があれば、ぜひおじゃましたいと思います。N先生、道場の皆さん、ありがとうございました。

 

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三線コンクールに挑戦の巻。

2011年07月03日 | 沖縄民謡・三線

琉球民謡音楽協会の第10回コンクールに参加し、どうにか「優秀賞」をいただきました。
新人賞をとってから2年目以降の人が受けられる賞です。
入門後すぐに新人賞を受験したとして、最短で3年くらいでとれるのですが、わたしは新人賞で1浪、わが道場の記念すべき初代「リベンジャーズ」として翌年合格、昨年は諸般の事情で受験そのものを見送ったので、ここまでに6年かかっています。たはは。

「優秀賞」といっても、わたしなどは沖縄民謡の知識や知ってる曲も少ないし、歌える唄はさらに少なく、しかも歌詞解釈はたいていまちがっており、筆記試験があったら不合格間違いなしという体たらくなので、実力はまったく「優秀」ではありません。

ことしは太鼓部門と唄三線部門のダブル受験だったのですが、二つの本番が同じ日。しかも間の待ち時間が8時間。その間、ピリピリした控え室に居続けるのはなかなかしんどいものがありました。緊張も長時間におよぶと、体がおかしくなることを実感。

ニコリともしない15人くらいの審査員の先生方+観客の前で、太鼓はともかく、ひとりで三線を弾きながら唄うのは、やはり緊張します。
普段、クラリネットアンサンブルの本番は、1500人の大ホールであれまったく緊張しないし、その意味では私は他の道場仲間よりは舞台なれしてるはずなのですが、やはり、ひとりで唄も演奏もというのはヘビーです。
「三線でミスしないか」とか「唄を度忘れしないか」とか、いろいろネガティブな妄想がめぐります。

いよいよ自分の番になり、舞台袖で、Pちゃんの「ちゃんとキンチョーしてくださいね」という不思議な声援に送られて舞台へ。
だから、緊張してたんだってば…www

こういう場合の座右の銘は、師匠の

「舞台上で自分を救えるのは、集中力だけだ」

という言葉です。
いままでもこの言葉に助けられたことはいろいろあったのですが(忘れたけど)、今回ほど助けられたことはありません。
目の前の音楽にとにかく集中し、だけど、コンクールは減点法なので、細心の注意を払って、あまり入れ込み過ぎないようにして唄いました。左脳で歌ったという感じです。

大先輩のうみかじさんのブログには、琉装して喜んでるワタシの写真が載っていますが(じつはコスプレ好き)、あの“撮影会”、じつは本番前のひとときでした。
「緊張してるようには見えないww」と言われるのも無理もないかあ。

末筆ながら、師匠をはじめ、応援してくださった皆様、ありがとうございました。
それと、このブログ、しばらく沖縄ネタが続くことになりそうです。

 

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哀歌しばり

2011年06月21日 | 沖縄民謡・三線

先日、所属のクラリネットアンサンブルの役員会のあと、「懇親カラオケ大会」をすることに。
役員会は4人。なのでカラオケにはちょうどいい。
(ちなみに仕事のプロジェクトの打ち上げは別として、あまり大人数のカラオケは好きではありません。なかなか回ってこないから)

 

カラオケでは、ある人が歌った歌がその場の流れを決めることがある。
誰かの歌で「おおっ」となると、その場を制するというか。

 

この日は、Growの金庫番にして総務大臣のK田さんが流れを決めた。
翌日に自分の吹奏楽団の演奏会を翌日に控えた彼女、なにが悲しかったのか突然「難破船」を歌い始めた。
それがきっかけで、中森明菜まつりが展開されるかと思いきや、「哀歌しばり」が展開され、みんながそれぞれ悲しい歌を歌い始めたのだった。

 

きわめつけは、K田さんの歌う激哀歌「水に挿した花」(中森明菜)と、天然系広報部長のIさんが歌った「ロード」(THE 虎舞竜)。
「ロード」はすごくいい曲なのだが、なぜお腹に赤ちゃんまで授かった彼女が突然死んでしまうのか、歌詞のなかでは理由がいまいち明かされないので、みんなで非常に気になる。
わたしはひとり「妊娠中毒症では?」と主張したが、全員から否定された。
(いまWikiでようやく「交通事故」であることがはっきりした)

 

その後も次々と繰り出される哀歌。
わたしはこんな悲しすぎる人たちに対抗しうる歌を持ちあわせていないので、悩んだあげく、「氷雨」に落ち着きました。
いささか安直だなあ。今後のために、もっと哀歌をマスターしなくては!

 

ところで、同席していたコンマスMotherさんの長女さんが、明日、めでたく結婚する。
長女さんは5歳くらいのころから、ときおり妹とともに、アンサンブル練習につれて来られていた。
そのたびに、姉妹は本当におとなしく、練習場のすみに座って、ずっと「ドラえもん」を読み続けていた。
あれから20年、その長女さんが結婚するのである。哀歌を歌ってるばあいじゃない。
いっしょにクラリネットを吹き、アンサンブルでも長くコンマスの責任をはたし、仕事ももちながら、立派なお子さんを育てあげたMotherさんには、こころから拍手を贈ります。
ぜひ、この拍手をご祝儀のかわりに受け取ってもらいたい!

 

さて、今週末は琉球音楽民謡協会の沖縄民謡コンクールに参加の予定です。
わたしの唄う「染みなし節」は
「夜中にふと目覚めるたびに思い出しては、子供のように泣いてしまう…」
「何があったの、そんなにつらいなら話してすっきり忘れなさい」
という唄で、よく考えたらこれもまた十分に哀歌なのでした。
ついでに、本番でもシッパイして文字どおりの「哀れな唄」になりそうな、いや~な予感・・・。 

 

 

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【チラシ入手!】奥沢駅前音楽祭

2011年05月19日 | 沖縄民謡・三線

わたしのもうひとつの趣味として、年数だけは長くなりつつあるバス・クラリネットがあります。
こちらも、所属の「クラリネット・アンサンブルGrow」で、近く公演があります。
今回はオープンなイベントで、しかもGrowとしては珍しく屋外での演奏です。

30分間のステージで、
・ベートーヴェン「アンダンテアダージョ・カンタービレ」
・レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア」より“シチリアーナ”
といったクラシックの小曲や、その他ポップスも含めたたのしい曲たちを演奏します。

わたしの今回いちばんのお気に入りは、 「猫ふんじゃった」
団員でコントラアルトクラリネット吹きのT峰さんの編曲によるものですが、途中で「猫」に混ざって、「くま」が登場し、濃厚なからみあいを見せる、すごく楽しいアレンジになっています。
「くま」の正体やいかに?・・・それは聴いてのお楽しみです。
日曜日の朝ですが、お近くのかたはぜひお運びください。


奥沢駅前音楽祭2011
5月21(土)~22日(日)雨天決行
クラリネット・アンサンブルGrowのステージは 22日(日)10:25~10:55(予定)

ステージは1回のみです。
時間が前後する可能性もありますので、時間に余裕をもってお越しいただければ幸いです。
お待ちしてます~

5月19日追記
ようやくチラシを入手しました。(よくみると、さりげな~く「東儀秀樹」さんのお名前が・・・。毎年出演されてるんですね。)
曲名を一部訂正しました。
 

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沖縄民謡は「いのちのお祝い」

2011年05月11日 | 沖縄民謡・三線

「近況」の第2弾、“オンガク”編です。
忙しいときって、公私ともに重なりませんか?
4月~5月は仕事がいつになく立てこんだだけでなく、趣味の活動ほうもいろいろありまして…。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、わたしは沖縄民謡を習っています。
4月24日に、某公共施設からのご依頼で、兄弟弟子と人で沖縄民謡ライブをやらせていただきました。

わたしは、唄三線(少々)と、太鼓(ほとんど)と、MC(ずっと)担当。
唄三線では、多少、相方2人に迷惑をかけたかもしれませんが、大きな失態はありませんでした(出演者のみなさまへ→問答無用)。しかし、MCとしてはのびのびしゃべりすぎ、「今日は若いお客さまはいらっしゃらないようで~」などと口走ってしまう始末(事実ですが・笑)。
まちがって政治家にでもなった日には、「3日で舌禍」になるであろうことが明らかになったのでした。

そもそも沖縄民謡は、第2次世界大戦により島全体の3人に1人の命が失われた沖縄で、残った者が生きていくための励みとして歌われたという経緯があります。
生き残った者が、生きていることを喜び、「いのちのお祝い」をしようと唄われたそうです。
たとえば、敗戦後すぐの1953年につくられた「ヒヤミカチ節」などは、「エイッという掛け声とともに立ち上がれ」と、そのあたりがストレートに表現された唄だったりします(今回は唄ってないし、それ以前に手を忘れちゃってぜんぜん弾けないのですが(涙))。

内地の人は、沖縄民謡に「癒し」を求めます。
亜熱帯気候のもとに生まれた文化だから、たしかにそういうところはあります。わたしも初めはそうでした。
しかし、バックグラウンドを考えると、唄の存在は「癒し」というより「励まし」とか「鼓舞」「応援歌」に近いものだったのではないかと思います。
(ただし、仕事中に民謡のCDをかけたりすると、確実にやる気は減退します。「汗水節」という、「汗みずたらして働こう」という唄なんか、あまりに脱力系メロディで、わたしなどまったく働く気になれません…。いい曲なんですけど、でも労働意欲向上はムリ)

 

そういう意味で、まさにこういうときこそ、沖縄民謡の本領発揮なのではないかと。
今日で、震災からちょうど2か月。
まだ、ご遺体が見つからない方や、身元確認ができず、ブルーシートがかけられたままのご遺体もたくさんある由。
戦争もそうですが、自然災害も非情です。

合掌。
そして、生きていかなければならない被災地の方々にちからを。

 

全国の兄弟弟子のみなさま
ここで書いてることは、だいたい合ってると思いますが、「違いマス!」などのご指摘は、こっそりお知らせください(笑)
(5/12追記・・・さっそくS崎さんから訂正箇所をご指摘いただきました。なんと出演者の人数をまちがえていましたw)

 

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まるまぶんさん

2011年03月02日 | 沖縄民謡・三線

西表島は今日も寒い。時おり小雨、風強し。そんななかで半袖Tシャツ+麻のジャケットのわたし。うーむ誰よりも若い!(→単なるばか。)

でも、寒さに負けず、路線バスに乗って祖納にいく。
そもそも今回、西表島に来たのは、祖納の前浜から見える「まるまぶんさん」を見たかったからなのだ。八重山民謡「まるまぶんさん」にうたわれた実際の丸島盆山は、盆栽みたいなかわいい島で、泳いで行けそうな距離にあります。

昨夜、夕食に行った「キッチンINABA」のオーナー、平良彰健さんには「まるまぶんさん」を聴かせて頂いた。
ジモティーは「まるまぼんさん」といい、「夜な夜な見りば♪」を「ゆにゃゆにゃ見りば」と発音するのだそうだ。

文字では「まるまぶんさん」と表すようになったのは、石垣島で決められたこと。それはそれでいいけど、地元では地元の発音で唄いたいのだそう。なるほどねぇ。何しろ声がよく、節回しもとても味わいがあり、聞き惚れた。

平良彰健さんの唄を、ご本人に了解を得て、動画で撮りました。公表は差し控えますが、ご興味があればわたしの知り合いの方にかぎり、個人的にお見せしますよ。

ところで、その前浜の海岸で、打ち上げられたらしいイノシシの頭蓋骨とおあいしました。ヤギや犬にしては見事な歯並び。
昨夜食べたのがイノシシのたたきで、臭みはないし、ラムのようにやわらかくて美味しかっただけにフクザツでしたw
★3月3日追記★
上記、「前浜」は「前泊」の間違いでした。気づいた方は、西表度かなり高め。


【ご案内】クラシック&沖縄民謡。2つの演奏会

2010年09月27日 | 沖縄民謡・三線

ついに、1か月のご無沙汰になってしまいました。
その間、いろいろな方からお心遣いや、ご心配をいただきありがとうございました。

山本繁先生が亡くなられ、お通夜に参列しても、まだ現実が受け止められず、その後しばらくは本当にどうしようもなくダメでした。
しかし、その一週間で十分悲しめるだけ悲しんでおく(これをグリーフワーク=「喪の仕事」といいます)ことができたので、1週間後にきっぱり、我ながら、見事なほどに立ち直りました。
がん専門医の取材でも、「患者さんはがん告知を受けた時、衝撃で落ち込むが、多くの人は長くても2週間で立ち直り、病気に立ち向かう気持ちになる」という話をよく聞きますが、それと近いものかもしれません。

で、予定していた古希記念演奏会ですが、追悼演奏会としてそのまま開催することになりました。

私の所属するクラリネット・アンサンブルGrowは、故・山本先生がこれまで演奏してきたどの曲よりも愛し、自ら古希演奏会のために選んだ「リュートのための古風な舞曲とアリア」を再演します。
それから、無謀にも(笑)、難曲・バッハの「トッカータとフーガ」を演奏します。
ヤマハ目黒吹奏楽団さんとの合同演奏では、チャイコフスキーの「荘厳序曲1812年」を、7本のバスクラリネットを含む80人編成のブラスバンドで演奏します。
チケットがないので、どなた様でもご自由においでいただけます。ぜひいらしてください。


【ご案内】
山本繁 メモリアルコンサート
ヤマハ目黒吹奏楽団/クラリネット・アンサンブルGrow(共催)


(画像クリックで拡大します)

◆日 時 2010年10月17日(日) 開場13:00/開演13:30
◆場 所 ティアラこうとう(江東公会堂) 大ホール
     地下鉄 都営新宿線・東京メトロ半蔵門線「住吉」駅 A4出口より徒歩4分            
◆指 揮 鳥谷部 武夫
◆入場料 無料       
      *ご招待葉書をお持ちでない方もご入場いただけます。    
      *今回、未就学児入場制限はございません。
       (客席後方にファミリールームもあり、保護者の方と一緒にご利用いただけます。)    
     
◆お問合せ 
grow2005@mail.goo.ne.jp
詳しくは、Growのブログをご覧ください。


さて、その約2週間後。
今度は所属の沖縄三線教室の全国大会的な合同発表会があります。
全国から、お弟子仲間が大集結。なんと、師匠製作の(結構お高い→たぶん)三線が当たる抽選会もあり。
私も1曲、那覇の姉弟子さんたちと一緒に唄わせていただきます。
しかし、今回は↑と重なっているため、準備の仕事が何一つできず…三線道場の皆さま、ゴメンナサイ。


【ご案内その2】
金城盛長三線教室 第2回発表会『揃てぃ遊ば』(するてぃあしば)


◆日 時 2010年10月30日(土)開場:15時30分/開演:16時
◆場 所 大田区民プラザ 大ホール
     ・東急多摩川線下丸子駅下車約1分
     ・東急池上線千鳥町駅下車徒歩約7分
◆出 演 
 金城盛長三線教室
 北海道・・・札幌三線道場「ピリカ」
 東北・・・・仙台三線道場「子ぬ方(にぃーぬふぁ)」
 北陸・・・・金沢三線道場「くぇーぶう」
 関東・・・・鎌倉大船三線道場
 関西・・・・大阪三線道場「かじまやー」
 沖縄・・・・若狭三線道場

◆ゲスト 米盛美智子(八重山舞踊)

◆入場料 無料。ですが、整理券が必要となります。
【入場整理券のお申し込み・問い合わせ先】
 E-MAIL:
ofunasanshindojo@gmail.com

詳しくは、鎌倉大船三線道場のブログをご覧ください。

2つの公演ともに、小さいお子さんづれもOK!
(周りの方のご迷惑にならぬようにだけご留意くださいね。)
お誘い合わせのうえ、ぜひいらしてください。

以上、お知らせばかりのブログでした。

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ライブ無事?終了しました。

2010年05月23日 | 沖縄民謡・三線

先週末の池袋「みやらび」でのライブから、早1週間。
わざわざ足を運んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
そして、企画して下さった「みやらび」の川田功子ママに御礼申し上げます。

なんと、40名以上のお客様で、店内はぎっしり満席!
MCを兼ねた私は、自分がとても楽しかったので、調子にのってしゃべりまくり、たぶん上沼恵美子と化し、1時間の予定時間を1時間半にひっぱってしまいました。
しかし、それを師匠に話したら「それは普通」だそうですのでこの際反省しないことに(笑)

今回は独唱曲を中心にしたので、3人で合わせたのは1回だけでしたが、その時間も楽しく、二人の兄姉弟子さんからいろいろ教わることがたくさんありました。感謝です。

今だから言いますが、じつは、よりにもよって今年初の風邪をひいてしまい、のどが痛くて3日前から唄えないし、&高音域は特に出ないという状態に。
当日のリハーサル@カラオケ(笑)では「これはまずい…」というくらいの不調だったのです。
どんな音楽であれ、ステージの上ではアマもプロも関係ない。わざわざ時間を作って来ていただいている(しかもお金も払って)お客様に申し訳が立ちませぬ。
本番ではお客様の応援のおかげで、どうにか唄えたかな?という感じでしたが…本調子でなかったこと、バレてました?(汗)

で、今回、最大の教訓;
2人で唄う曲のときは、相方の唄に聴き入らないこと!!

それにしても、うちの親ときたら・・・。
娘のトチリに、わかりやすく「あちゃー。」とかいうのはやめてほしい(笑)
そんな親が友人・知人といっしょに、楽しく食事している姿は新鮮でした。

ともあれ、皆さんどうもありがとうございました!

追記)「みやらび」さんが作ってくださったこの日の案内状に仰天。。なんと「沖縄民謡に精進する若者たちの・・」云々、と書かれていた。
「若者」って・・・わたしら3人の平均年齢、49歳なんですけど。軽犯罪ですね、これ(笑)


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【お知らせ】沖縄民謡ライブ@池袋「みやらび」

2010年05月11日 | 沖縄民謡・三線
私事で恐縮ですが(ってほとんどが私事ばかりのブログだけど(笑))、

今週の土曜日、沖縄民謡の初ライブに挑戦させていただきます!
鎌倉大船三線道場所属の3人で、沖縄本島・八重山・宮古島といろいろな島唄をうたいます。
まだまだ精進中ですが、楽しく聴いていただけるようにがんばります。

場所は、池袋に昭和28年にオープンした由緒ある琉球料理専門店「みやらび」。
上品なお味が特徴の沖縄料理です。
お店のオーナー・川田功子さんのご厚意でステージを貸していただけることになりました。感謝。。
お席はまだあるようですので、お時間のある方はぜひぜひ、池袋にいらしてください!
(電話でのご予約をお勧めします。)


「グループ 伊集の木 in みやらび」

5月15日(土)19時~20時(18時よりお食事タイム)
池袋 沖縄料理「みやらび」 (JR池袋駅北口より徒歩3分)
豊島区池袋2-45-1 アークシティ池袋B1
料金:お1人様5000円(料理・飲みもの付)
〈お問い合わせ・ご予約〉みやらび 03-3971-5061 



「みやらび」店内のステージ。
わたしたちが唄わせていただくのはココです!
演目は「豊年ぬあやぐ」「娘ジントヨー」「繁盛節」「安里屋ゆんた」「でんさ節」…など。

お問い合わせは当ブログのコメントでも承ります。
でも、ご予約は直接「みやらび」へどうぞ。

いっしょに楽しく唄って、飲みましょう!
皆様のお越しを心より、お待ちしております。


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【GW雑記】
今年の連休は品川区民吹奏楽団の演奏会の練習と本番とで、バスクラを吹いて終わった。
演奏会に来て下さった○子さんほか道場仲間の皆さん、末娘ちゃんといっしょにきてくれたふわろびんさん、どうもありがとうございました。

何より、今回のエキストラに誘ってくださった品吹のK池ご夫妻。
どうもありがとうございました。いっしょに吹いたのはなんと20年ぶり(汗)。楽屋に現れたお嬢さんがいきなり成人してるのも無理もない話だった。
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