医療マーケティングの片隅から

医療ライター・医療系定性調査インタビューアーとして活動しています。独立30年を機に改題しました。

バスクラのリードを買う。

2010年04月02日 | 音楽

写真は、クラリネット吹きならほぼ誰でも知っている、あの「バンドレン」のパリ本店。
モンマルトルの丘、ルピック通り56番地にあることも一部の人はご存じだろう。

先般のパリ行きで、バスクラリネットのリードをここで大量に買って・・・来ようと意気込んで行ったのだが、実際には2箱しか買いませんでした。しょぼん。

なぜかというと、
理由1.現地で買っても全然安くなかった。
パリは元々物価は高いので、買い物メインで行くような場所じゃないとわかってはいたが、それにしても1箱3100円は、国内と比べてどうなんでしょう(→実は国内価格も買うたびに忘れているのだが、何となく高い気がする)。

理由2.バスクラのリードには種類がない
並クラには「ルピック56」だの「白箱」だのがあるのに、そういうのがバスクラには現地にもないのだ。だから購入意欲がかきたてられなかった。どうせ“特殊管”ですよ、ふん。

理由3.時間がなかった
20年前の記憶(→10年ぶりのパリだと思っていたがその記憶自体間違いで、実は20年ぶりだった)と違うあまりにも立派な店構えに、うっかり見落として通り過ぎてしまい、ムーランルージュの赤い風車の前でさすがに気づいて引き返したりしているうちに、セーヌ川ほとりでのランチの約束の時間が迫ってしまい、結局お店に滞在したのは約5分。ゆっくり探す暇もなかった。探したところで2のように種類がないことには変わりないのだけど。

20年も経っていれば、なるほど店も改装するわけだ~。
でも「赤い風車」は誰も手をいれていないらしく、みすぼらしく朽ち果てた板がついてるだけで、ちっとも赤くなかった。モンマルトルの丘の象徴なのに、敢てそのまま保存しているのだろうか。もったいない。

もう一つもったいなかったのは、どうせそこらを歩き回ったのなら、無名時代のピカソとかが生活していた「洗濯船」も見てくればよかった。が、時間がなくこれも断念。

ところで、リードを大量に買おうと思ったのは、4~5月とエキストラで出る演奏会が続くからなのです。エキストラというのは、賛助出演のことですね。そういうとエラそうですが、要はバスクラがいないから出てくれ~~、と断れない義理のある人から頼まれちゃっただけです。
その1つめは4/10、すみだトリフォニーホール大ホールで行われる「ヤマハ アンサンブルフェスティバル2010」(チケットがまもなく完売という噂あり)

5月は10年ぶりくらいのブラスバンド参加と、そして池袋の沖縄料理店での初ライブ!(えっ、って感じですが)とたちの違う本番が二つも!
特に後者は結構びっくりな展開になっています。
詳細は次回。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (pikkka)
2010-04-04 11:57:22
おぉ!バンドレン…なつかしいです。
輸入しても価格は同じってどういうことなんですかね??

それにしても、色々ひっぱりだこで、相変わらずお忙しそうですね。さすが売れっ子
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>pikkkaさん (nakaho)
2010-04-05 14:54:15
おぉ、ここにもいましたねクラ吹きが!(笑)
価格差が少ないのは、ユーロが高かったこともありますが、一説にはバンドレンが自国内で販売しているものはそもそも輸出用より上質という話もあります。もともとモノが違う、というわけです。(ガセネタの可能性もありますが、私だけが言ってる話でもないので…。)
その真実も知りたかったのですが、フランス語ができないためわかりませんでした…。
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