医療マーケティングの片隅から

医療ライター・医療系定性調査インタビューアーとして活動しています。独立30年を機に改題しました。

浜松市立楽器博物館

2013年06月29日 | 音楽



浜松で乳癌学会があったので、空き時間を利用して「浜松市立楽器博物館」に行ってみました。
浜松はヤマハ、河合楽器以外にも多くの中小楽器メーカーがあるそうで、浜松市の基幹産業なわけです。

さて、入るとすぐ、アジアの楽器たちが。
そのなかに、国籍は違えど、初めて会った気がしないモノたちがいました。

その1。モンゴルの「ショダルガ」。


 

その2。同じくモンゴルの「ギャリン」。ただしマウスピースが微妙。ダブルリードかもしれません。


 

その3。韓国の「チュンゴ」(手前)と「ツァーゴ」(奥)。→※たぶん。


 

奥に邦楽器コーナーがあり、そこにはちゃんと三線もありました。ちゃんと竿も外して展示されてます。


 

ところで、ヤマハも河合も企業としての成長の基盤は鍵盤楽器なのであります。
で、奥の部屋には日本の電子楽器の歴史が。これは圧巻でした。

1958年製、おそらく初のエレクトーンや…




昭和8年に作られたヤマハのリードオルガンや…


 

値段もさることながら、オリジナリティが高すぎて普及しなかったらしいどっかの国産シンセサイザーや…


 

その他、ワーリッツァーのオルガンやKORGの初期のとか、ファン垂涎と思われるものばかり。音が出せないのが惜しいのですが。

ちなみに、ヤマハって昔は「山葉」だったんですね。KORGも元は「京王技術研究所」だったそうです。京王+オルガン、でKORGになった由。

さらに奥の部屋には「体験コーナー」があり、ガキ(自分の子供時代を彷彿とさせる楽器好きの)と奪い合いの末、「馬頭琴」を弾いてみましたが、ギーコというばかりでぜんぜん弾けません。ガキも笑わんばかりの下手くそな大人っぷりを発揮してしまいました。これだけでもう二胡とかチェロの難しさを痛感…。
傷ついた心をジャンベ乱れ打ちでスッキリさせ、学会会場に戻りました。

入場料400円で、かなり楽しめましたよ。

 

 

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