立ち喰い Style

ファストフードの原型、立ち食いという様式美

JR木更津駅 「木更津駅そば」 【超未完】~木更津駅弁

2014-08-17 13:40:39 | 駅そば
JR内房線 木更津駅の東口階段下にある店。

左隣に吉野家、階段を挟んだ奥側にはコンビニNEWDAYSとベックスコーヒーもある。

この店は古くは「SLそば」という店名で、千葉県内のJR駅に点在していた「SL」の名を頂く店舗群のひとつだった。
「SLそば」時代の貴重な記録→内房線木更津駅の駅そば「SLそば」 [しあのゆるいブログ]
※木更津駅西口には「SL中華つけ麺」が現存している。SL中華つけ麺 木更津西口店 [食べログ]
※余談:「SLつけ麺」はJR津田沼駅南口階段下にもある[食べログ]。一時、海浜幕張駅にも新しい店舗が出来たが震災で被災して閉店。

かように千葉県下、総武本線、内房線、外房線、成田線には、多くの「SLそば」「SLつけ麺」が存在していたが、外房線 茂原駅(2014年3月閉店 営業時の貴重な記録→茂原駅そば「SLそば」(初)茂原そば [茂原 我が愛しのお店])、成田線佐原駅(2011年の駅舎改築に伴い閉店)、成田線成田駅(「成田駅そば」化)、千葉駅(SLそばイッツエル→「湾岸そば」化)、蘇我駅(「イッツエル」、「いっつも」として現存)という具合に閉店ないしブランド変更となっている。

ここ数年の動きについては、2009年に実施されたグループ内の組織改変によって各店の運営に関わっていたJR東日本傘下の「ちば開発」から「NRE」運営に移行した事も無関係ではないだろう。
※参照エントリー JR品川駅 「常盤軒 (横須賀線ホーム/品川26号)」 '14/7/16修正

木更津駅そばの店名が、「SLそば」から現在の物になったのがいつなのかは定かで無い......成田と同時期か?
前回訪問時にはバッチリ存在していた名物メニューの「木更津たぬきそば」が店外メニューにも無く、店内の券売機でも見つけられなかった。見落としただけならば良いのだが。


今回、確認出来なかった「木更津たぬきそば」
2012年5月に食べた時は430円。生麺茹で立て(多少、茹で置き)
証城寺のたぬきにちなんだ、ご当地メニュー。
■木更津駅そば で 『冷し木更津たぬきそば』 [足立区全店制覇男のさらなるお蕎麦屋さんめぐり]

前置きが超長くなってしまったけれど、今回はショックで何も食べなかったので(券売機前に立ち尽くしてから、フッと消える変な客で失礼......)、次回、ボタンを見落としただけなのか?麺も変わったかどうか?を主眼に再訪問したいと思います。

西口階段下にはNRE万葉軒からNREに移管した駅弁売店。

万葉軒は駅売から完全撤退しちゃったんだね…売られているのは万葉軒のお弁当だけど。
※日本鉄道構内営業中央会 駅弁のホームページ 木更津駅
※参照エントリー JR千葉駅 「菜の花そば 千葉店」※「そば処 万葉」からリニューアル
万葉軒のお弁当は最近はJR津田沼駅の駅ナカDila津田沼に出来た「ザ・ガーデン自由が丘」でも買えるよ。
万葉軒「菜の花弁当」「トンかつ弁当」は千葉駅の名物だ。

木更津の駅弁は、地場の駅弁会社であった「浜屋」が製造・販売を行っていたが、ある時点で撤退。
駅売の権利と人気駅弁であった「バーベキュー弁当」「あさり飯」もレシピを万葉軒が引き継いで販売した。
※現在は「あさり飯」の万葉軒Versionとして「漁り弁当」は販売継続中。

その後、木更津駅前に「吟米亭 浜屋」が復活し、木更津名物のお弁当屋さんとして今も親しまれている。
※駅弁から撤退し、事業規模を縮小していた「浜屋」から、今の「吟米亭 浜屋(株式会社泉屋)」が事業継承を行ったと思われる。一度、万葉軒に預けた「バーベキュー弁当」も万葉軒では何年か前から製造していないので、そこでも何らかの手打ちがあったのだと思う(駅弁への不介入を条件に...とか)。


かつて木更津そごうがあったビルの先に「吟米亭 浜屋」木更津西口店はある。(他に2店舗アリ)
隣のラーメン屋さんもいい感じ。店名がいい。「ニュー東京」♪

バーベキュー弁当 565円。豚ロースの薄切りに秘伝のタレ。付け合せはジャガイモフライ。

駅弁と考えれば安い...。木更津の人は通称「バー弁」って呼ぶらしいよ。

証城寺のたぬき囃子の元になった説話の伝わる「證誠寺」は近く。
タヌキはオナカをポンポコ叩きまくり、坊さんが三味線をかき鳴らし、
バトルを四晩続けたらオナカ破けて死んじゃった......という。
コメント (4)
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