今回は音楽仲間から要望があった廃盤ＣＤ 『TRAUMA』 を取り上げてみたいと思います。このアルバムはＣＤが出廻り始めた1988年にリリースされた作品で、当然のことながら、現在は廃盤扱いのため、僕もこのＣＤを見つけるまでに、数カ月かかった記憶がありますね。
このアルバムに興味をもったのは、元TENSAWの横内タケこと、横内健亨さん（G）が参加しているユニットの作品であったからです。だから、当然のようにトリオを組んでいる他の二人、小田原豊さん（Ds）と六川正彦さん（B）については正直なところ、何も知らずにこのアルバムを聴いていたというのが本音でありますね（失礼！笑）。彼等のキャリアを調べてみたら、ありゃりゃ相当なキャリアの人たちであったということが、後になってから判りましたが‥‥。
それにしても、この 『TRAUMA』 というタイトルといいますか、バンド名なのか、いまだによく判らないのではありますが（苦笑）、アルバム自体の出来は、全曲横内健亨が作曲・編曲を手掛けているため、非常にTENSAWに似た印象を受けました。ヴォーカルが若干弱い分、同じ曲を演奏していても、TENSAWよりはややテンション低めですけどね。ちなみに７曲めに収録されている「SPECTRO METER」は SE-BOの作詞で、再結成したTENSAWのメンバーでも同じ曲を演奏、録音しております。収録されていたのは、たしか 『江戸屋百歌撰1993＜酉＞』 だったと思います。名曲「ARASHI」との同時収録でね。
それから隠れたゲストミュージシャンとしては、コーラスになんとあの宮原学の名前がクレジットされております。これはＣＤジャケットを隅から隅まで読んで、初めて気がついたのですが（笑）。ううーむ、なにもこんなに小さな活字で書かなくてもいいのにと思いつつ、ＣＤを一度聴いただけでは、まったく気がつかなかった自分も情けないですねえ。でも、これはかなり上級者向けのシークエンスだと思いますぜ、親方っ（by スネークマン・ショー）！！
◎TRAUMA 『TRAUMA』 (CBS/SONY, 28DH5105)
01. DEAR JOHN LETTERS
02. FRONT LINE
03. GURDONER
04. LAST RESISTANCE
05. MARGARITA
06. BLIND WORLD
07. SPECTRO METER
いや～、なつかしい。
って言ってもジャケットしか記憶にありませんが(笑)。
もとレベッカの小田原豊のバンド、としての記憶しかないんですよ。
もちろん中身を聞いた事も無い(爆)。
そうか、江戸屋百歌撰のあの曲の元が入ってるのかぁ。
ええ、懐かしいアイテムですよね、コレ。
知っている人にしか反応してもらえないかもしれませんが（笑）
音楽的には、横内タケさんの音楽性が全面的にフューチャーされておりますので
TENSAWファンの方には絶対に聴いてもらいたい一枚ですね。
それにしても中身はいいのに、このジャケットのセンスの無さといったら
レコファンの「105円コーナー」クラスですよね、実に残念（苦笑）
TENSAWの事が書き込んであるので、書かせてもらいました。
TENSAWはリアルタイムで聞いておりましたし、ライブも行きました。
当時横浜では大変人気のあったバンドです。
当然この『TRAUMA』も出てすぐに買い、タケのTENSAWを彷彿させる
プレイに涙しました。TENSAWはまだCD化されていない音源でも
いいものがあります。（シングルバージョンのどぶ板ｓｔや
ビックバードを待たないでとその裏のインスト曲など）
当時ライブハウスで隠れて録音したテープも宝物です。
そういえばライブではジミヘンの「サードストーンフロムザサン」も
プレイしておりました。まだ、ライブのみしか演奏しない曲も
結構ストックがあるのでいつかちゃんとした音源で
聞いてみたいものです。
そうですかー、KOSSさんはかなりのTEASAW通とお見受け致しました。
当時はライブでジミヘンの曲までカバーしていたというのは初耳でしたが、
たしかにありえる話かもしれませんね。
僕が知るTENSAWというのは公式アルバム＋公式DVD、
それに横浜で行なわれたライブ数回という程度でしかなく
本当の意味でのTENSAW像というのは掴んでいないと思っておりますので、
今後さまざまな形でTENSAW音源や映像が発掘公開されることを願ってやみませんね！！
それでは今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
その後、ＡＲＢに行く事になるサンジが数回ベースやってます。
このアルバム、購入当時からずっーとだいすきです。
ジャケットはだいぶ黄ばんでしまいましたが、いまでも大事にしています。
たしか「Margarita」のPVを見て、
宮原学がコーラスしてるのを見つけて買ったような（笑）。
のちのBABY'S BREATHは、このアルバムで小田原さんと共演したのが
きっかけになって結成したのかなあと当時は思っていました。
でもこのアルバムで一番感動したのは横内さんのギターです！
当時高校生だったのですが、バンドブーム真っ最中で、
自分もギターをやっていたので、めちゃめちゃふるえました。
そも最初に好きになったバンドがVan Halenなので、
横内さんのギターにはまる素養はあったのかもしれませんが。
当時は「TENSAW」を聞くところまでは行き着きませんでしたが、
ブログを拝見すると、そちらこそ聞け！という感じなのですね。
音源を探して聞いてみたいと思います！
横内タケさんのギターファンであれば、やはりTENSAWのアルバムは避けては通れない道だと思います。
最近ではCDだけでなく、ライブ映像がDVDでも発売されていますので
ぜひ探してご覧になってみて下さい。ハマること間違いなしです！！